僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

F

2020-06-18 | Weblog
先日、マリーゴールドのギターの弾き語りを始めた8歳の孫の話を書いた。
とても楽しいみたいでとりあえずもう3日間は毎日10分程度弾いている。
ホントにあっという間に上達して最初の4小節のコードチェンジはほぼ歌に遅れることなく移動できるほどだ。

今キーは一番簡単な「C」で練習しているのだが、この曲をCで弾くと、次の小節以降に「F」というコードが出てくる。これはいわゆるバレーコードというもので人差し指で1弦から6弦までを全て押さえないといけないのでそれなりの握力をつけてコツを掴まないとなかなか音が鳴らない。せっかく楽しくギターを弾き始めたのにここで辞めてしまう人も多いというギターの最初の難関である。



そこで私は孫には、とりあえずFはFメジャーセブンという押さえ方でいいと教えている。



コードダイヤグラムの5弦6弦は鳴らしてはいけないと書いてある本が多いが、別に鳴ったところでコードの構成音なので問題はないし、例えばちょっとくらい基本の3~4和音に違う音が混ざってもそれはテンションコード(理屈など分からなくても)という感じ方をすればそれはそれでいい。ようするにきちんとピッタリな音が出なくても音の構成が似てればいいのだ。イメージ通り歌えればいいのだ。これだとセーハするよりはるかに簡単だし、セーハはそのうち弾けるようになってから覚えたって問題ない。今はとにかくギターが楽しくて仕方ない、という気持ちを削がないでいてやることだ。続けさせてやることが一番大切なのだ。

「テキトーでええねんで」と教える私を彼女はどう思ってるのだろう。
「そうやって人生テキトーにこなしてきたからじいじは何者にもなってないねんやんか」なんて言われる日が近いかもしれませんね。



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