小(中?)学生の頃、授業でラジオの製作というのがあった。
抵抗とかコンデンサーとか、そういう部品を設計図通りにはんだを使って
接続するだけなので、それぞれの部品の役目とか関係については何の
理解もしてなかったけど、「はんだ」を使うという行為はなんか面白かっ
たことを覚えている。
そのはんだの話やねんけど、この間、主に車用のナビゲーションやオーデ
ィオを修理する会社に勤めている後輩から、最新のナビやカーオーディオ
の配線関係にも相変わらずはんだが使われていると聞いて、まだはんだ
なのかと思ってびっくりしてしまった。
はんだはすずと鉛の合金。ラジオを作っていた頃から30年以上経っても、
その材質にはなんの変化もなく、用途も全く変わっていない。
ホームセンターに行けばはんだごてが売っていて、それも柄の部分の材
質や形状に違いはあるものの、基本的な形も30~40年前と変わり
ない。
何十年も前にその作業を面白いと思い、現代の驚異的な電子機器の
進化を昔から変わらず支えていることに、今また改めて面白さを感じた。
面白さまでつなぎ止めるとは、はんだのやつ、はんぱやないっすわ。
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