僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

無理をするな、というのが無理

2007-01-27 | Weblog
多くの人がよく、身近な落ち込んでいる人や困っている人に相談を受けたら、「あんまり
無理すんなよ」と言葉をかける。これは、俺も例外やないし、いわばあちこちで見かける
激励の定番スタイル。

でもこれってどうなんやろね。こう言われて無理をやめる人なんて俺は今までひとりも見た
ことないし、そこでホンマに無理をやめられたら、逆にもっと頑張ったほうがええんとちゃう?
と言いたくなるような気がするねんな。

ようするに無理難題が山積み状態になっているから逆境に立たされ困ることになる訳で
無理難題はその名の通り無理をせな解決せえへん訳やから、無理をやめたらよけいに
しんどいことになってしまう。だから「無理するな」だけで終わるとそれは効果がなくて、
皆、「誰かに助けてもらえ」という具体的なところまで言ってあげてる人が多い。

でも、このように声をかけられる人は元々頑張り過ぎる人で、誰かに助けてもらう、という
こともようせんから、こういう人にとって、何が一番しんどい問題になるかというと、それは単
に無理難題が山積み、ということよりも“無理しないということが無理”という場合がほとん
ど。

もうこうなると、何がなんでも無理をするしかなくなるから、こういう人には逆に「そうかそう
か、それならもっともっと無理しろ、何なら倒れてしまえ」くらいのことを言うたったほうがむし
ろ休む方向に効果があったりする。それにこういう人は今までさんざん無理してきてるので、
もしホンマにもっと無理しかからといって倒れたりなんかせんもんやし、だめもとでこう言うて
みるのも一案やと思うけどね。

なんやかやと言うたけど、何よりおせっかいが嫌いな俺のこと、あくまでも相談を受けたら
仕方がないからそう言う、という話やけど、いかがなものでしょうかねぇ。

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