僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

サクラ咲く

2010-04-06 | Weblog
感心したのである。わが娘に。
娘自慢は嫌だし、そのつもりもないが、ひとりの人間として感心したので、今日の記事に
したいと思う。
昨晩、家に帰るとものすごい量のおにぎりや卵焼き等が台所に並んでいた。今日から友
達たちと岬公園に一泊旅行に行くと聞いていたので、弁当を作っているのはすぐに分か
ったが、あまりにも量が多い。俺が、「皆の分作ったのか?」と聞くと、娘は「うん、
いつも皆が家に来てくれるから」という。この瞬間に俺はなんとこの子は謙虚なんだろ
う、と感心してしまったのである。
確かに人が集まってくれることはとてもありがたく、それが大切な友達なら尚更である
ことは俺も全く同感なのでよくわかる。
しかし、友達関係は基本的に対等―役割はあるが―であるので、特に娘が作る必然性が
あるわけではない。客観的事実だけをみれば独身の友だちとかもいるわけで時間だけを
みればその子たちのほうが弁当を作る余裕がありそうなものだ。ただそのあたりは友達
関係の中で料理が得意な人、等の役割分担もあるだろうから、そないに単純なものでは
ないが。

いずれにしても娘はいつも自分を一歩引いた所から客観視して友だちに感謝の念を忘れ
ず、形に出している。謙虚さが娘の一番いい所だとは思っていたが、分かりやすい形で
伝わってくると、それが特別嬉しいものに感じてしまう。

本当に子供は親を育ててくれる。そんな親がどんどん子供化しているのを娘は果たして
知っているのだろうか?
娘に「何してるの!ちゃんとしなさい!」と怒られる日もそう遠くないかも知れない。

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