僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

期待に応えられるのはいつの日か

2011-05-13 | Weblog
去る5月4日、高槻ジャズストリートで初めて演奏させてもらった。
もっともウチのバンドはパンフレットの演奏ジャンルで、JAZZではなく「ETC・・・」に分類されている、特に何かの演奏ジャンルに該当するというバンドではないので、純粋にジャズを楽しみに見にきてくださった方々にはちょい期待外れだったとは思うけれど。

ただその分、できる限り、見に来ていただいた方に楽しんでもらえるよう、特に終盤には皆がよく知ってるアップテンポの曲を用意して、最後はノリノリで終われるようにと考えていた。

で、一度でもライブを見に行った方ならお分かりだと思うが、多くの演奏者は、お客さんのノリを誘うために、頭の上で大きく手拍子を打ってお客さんにも手拍子を求めるということをよくやる。私も例にもれず、最後にノリノリでそれをし始めた瞬間のことだ。
勢いよく振った手が上にあった照明器具にバシッと当たり、照明が消えてしまった。
結果、大きく揺れる照明器具を止めるのに手拍子を打つのをやめざるを得ず、失笑を買うはめになるわ、演奏中に、この照明高いんとちゃうかなぁ、みたいな心配はせなあかんようにはなるわ、ノリを誘うどころの話ではなくなってしまったのである。

当日はその後にも演奏者が控えていたし、スタッフの方々もバタバタされていたので、翌日、そのお店に菓子折りをもって謝りにいったら、幸いなことに電球が緩んでいただけだったとのことだったので、大事にはならなかったが、今さらながらにノリだすと見境がなくなるという、自分の注意力のなさと進歩のなさにあきれてしまう。

6月19日(日)、またその店でライブをさせていただく。
次は同じ過ちを繰り返さないぞ、と心に誓った瞬間、今度は椅子に座って演奏することに気がついた。
まったく、お客さんの期待は裏切るくせに、このまぬけさだけは期待もしないのに自分を裏切らない。
果たしてそんな私にお客さんの期待を裏切らない日がやってくるのか、照明より気持ちが切れないか不安なのであります。

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