




色々手入れが必要なのですが、なかなか園芸には行き着きません。
部屋の掃除のほうが大事かしら?と思いながら、洗濯に追い回されます。
可もなく不可もなく極平凡な家事能力ではと思っていましたが、だいぶん劣っているようです(笑)
非情に切なく悲しい現実で、転げるように七十の坂道を下っています。

一本だけ、花色の良いハナミズキがありますが、この花も終わった頃に子供達が連休に入り帰って来ます。
美しい頃には帰りませんので、孫子はおそらく拙庭にこの花のあるのを知らないのではと思います。
進学で家を離れた後にやって来たハナミズキも、すでに二十年以上が経っています。
シャガやシャクヤク、ジャーマンアイリスやバラと数少ない花も次々に咲いて行き、お婆さん庭にもそれなりの賑わいが戻って来ます。
腐らず、嘆かず、そして・・・焦らず。
心に言い聞かせながら、花を触ります。

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