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コジキジゲン

利未記(レビ記)・・・利、未だ記さず・・・

2015-04-26 02:03:11 | 古事記字源

 「レビ記」は基本的には「食生活の衛生上、安全性の戒め」であり、「疫病蔓延の対策」のように思われる・・・「祭司」といわれる「アロンとその子たち(アロンの子なる祭司たち)」の人々は「検疫官」であり、「医者的存在」のように思われる・・・そして、「罹患患者の治療方法」を「モーゼ」は彼らに教えているのだ・・・「アロンの子孫であっても非健常者」の「聖なる場所(垂幕、及び祭壇)」に近ずくコトには厳しく禁止し、「健常者」とは「区別」している。だが、「非健常者」であっても「彼(アロンの子孫である非健常者)は神の食物の聖なる物も、最も聖なる物も食べることができる(21:22)」としているから「食生活(衣食住)に於ける差別」ではない・・・そもそも、「アロンとアロンの子孫」は特別階級であり、一般人とは異なっている・・・「祭司一族=医療集団」である・・・
 「日本語」の「たくみ」と訓読みする漢字は「匠・工・左・医・巨・巫・差」である。「たくみ(巧)」とは「土木建築」の技術者のみならずあらゆる「芸術・技芸」の「神官・坊主・陰陽師(占師)・おかんなぎ=覡男・めかんなぎ=巫女」、そして「医者」である。
 「芸術は長く、人生は短し」は古代ギリシャの医者「ヒポクラテス」のコトバである。ここでの「芸術」は「医術=医者の知識と技」である。
 「芸=ゲイ=藝」は問題がある漢字である。
 「藝(芸)亭」=「ウンテイ」とヨマせている・・・「石上宅嗣」の平城京に設置された最古の公開図書館とされる「芸亭院(ウンテイイン)である・・・「芸=ゲイ=藝」も「藝=ウン=芸」も漢字構成は同じである・・・漢字を読む人間にとって「どちらの音なの?意味なの?」であるからだ・・・
 「藝=ウン=芸」を「ウン」と読む
 「藝(ウン)=蓺(ゲイ)+云(ウン)」
        艸(ソウ) +坴(リク)+丸+云(ウン)
           「++」+坴(リク)+丸+云(ウン)
        「坴」は「六六」を重ねた字形
        「六十六」の小さな「丸」の
        テント(天幕・幕屋→幕府)張りの営舎
        奠 都→エルサレム(Jerusalem)
            耶路撤冷のバリの営舎
        ユダヤ(奠→猶太)の天幕の都
            奠(まつる・さだめる
              テン・デン)
        艸(草冠→草の原)の
        「坴」=「六六=陸十陸=六拾六」
         の  六=亠(なべぶた・音)+八
        丸天幕を連ねている状態を云う
         ↓
 「藝」が新漢字によって字体が
 「芸(ウン)」になった字で、
 「芸亭」の芸(ウン)は
 「直物に手を添え土に植える」
 「たがやす・植物を植える」
 「書物の防虫剤の香草」
   ↓↑
 「芸=ゲイ・わざ=藝・技芸」は
 「くさぎる=雑草を刈る」
  天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
   叢書=本のシリーズ=双書=集大成した書物 
  草薙剣(くさなぎのつるぎ)
   薙刀(なぎなた・長刀)
   薙(なぎ)=(国字)=弓+前+力
  草那芸之大刀(くさなぎのたち)
  草(くさなぎ)
   (国字)=弓+前+力+=薙(なぎ)
         キュウのゼンのリョク(リキ)
         旧   前  録   理記
         旧約の 全書 記録  利記
  ↓             レビ記=利未記
 漢字構成の「区別」としては
 「芸(ウン)」の草冠(艸・廾・サ)を「++」とし
 「芸(ゲイ)=藝(ゲイ)」と区別している
 「++」は「康熙字典に従って四画」とした漢字・・・
 「++」=「拾拾」=「足足」→「あしあし=葦蘆・芦肢」
      「葦=芦=よし・あし」→善悪
ーーーーー
 旧約聖書
 レビ記=利未記
  ↓
第10章
10:1
さて
アロンの子
ナダブ・・・・名拿部

アビフ・・・・阿部附
とは、
おのおの
その香炉を取って
火をこれ(香炉)に入れ、
薫香(クンコウ)をその上に盛って、
異火(イビ)を主の前にささげた。
これは
主の命令に反することであったので、
  ↓
  ?・・・ナゼ、香炉(行賂)
         の中の火に盛る
  ↓      薫香(クンコウ←訓行)
         の
  ↓      異火(イビ←意比)
  ↓      が命令(名例)違反なのか
10:2
主の前から火が出て
彼らを焼き滅ぼし、
彼らは主の前に死んだ。
  ↓
  ?・・ナゼ・・・焼き滅ぼされたのか
  ↓
10:3
その時モーセはアロンに言った、
「主は、こう仰せられた。
 すなわち
 『わたしは、わたしに近づく者のうちに、
  わたしの聖なることを示し、
  すべての民の前に栄光を現すであろう』」。
 アロンは黙していた。
10:4
モーセはアロンの叔父
ウジエルの子
ミシヤエル

エルザパンとを呼び寄せて彼らに言った、
「近寄って、
 あなたがたの兄弟たちを聖所の前から、
 宿営の外に運び出しなさい」。
10:5
彼らは近寄って、
彼らをその服のまま宿営の外に運び出し、
モーセの言ったようにした。
10:6
モーセはまた
アロン
およびその子
エレアザル

イタマル
とに言った、
「あなたがたは
 髪の毛を乱し、
 また
 衣服を裂いてはならない。
 あなたがたが
 死ぬことのないため、
 また
 主の怒りが、
 すべての
 会衆に及ぶことのないためである。
 ただし、
 あなたがたの兄弟
 イスラエルの全家は、
 主が火をもって
 焼き滅ぼしたもうたことを
 嘆いてもよい。
10:7
 また、
 あなたがたは死ぬことのないように、
 会見の幕屋の入口から外へ出てはならない。
 あなたがたの上に
 主の注ぎ油があるからである」。
彼らはモーセの言葉のとおりにした。
 ↓
19:9
「あなたがたの地の実のりを
 刈り入れるときは、
 畑のすみずみまで刈りつくしてはならない。
 また
 あなたの刈入れの落ち穂を拾ってはならない。
19:10
 あなたの
 ぶどう畑の実を取りつくしてはならない。
 また
 あなたのぶどう畑に落ちた実を拾ってはならない。
 貧しい者と寄留者とのために、
 これを残しておかなければならない。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:11
 あなたがたは
 盗んではならない。
 欺いてはならない。
 互に偽ってはならない。
 ↓
19:26
 あなたがたは
 何をも血のままで食べてはならない。
 また
 占いをしてはならない。
 魔法を行ってはならない。
 ↓
19:31
 あなたがたは
 口寄せ、
 または
 占い師のもとにおもむいてはならない。
 彼らに問うて汚されてはならない。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:32
 あなたは白髪の人の前では、
 起立しなければならない。
 また
 老人を敬い、
 あなたの神を恐れなければならない。
 わたしは主である。
19:33
 もし
 他国人が
 あなたがたの国に
 寄留して共にいるならば、
 これを
 虐(しいた)げてはならない。
19:34
 あなたがたと共にいる
 寄留の他国人を、
 あなたがたと
 同じ国に生れた者のようにし、
 あなた自身のように
 これを愛さなければならない。
 あなたがたも、かつて
 エジプトの国で
 他国人であったからである。
 わたしはあなたがたの神、主である。
19:12
 わたしの名により偽り誓って、
 あなたがたの神の名を汚してはならない。
 わたしは主である。
19:13
 あなたの隣人を
 虐(しい)たげてはならない。
 また、
 掠(かす)めてはならない。
 日雇人の賃銀を
 明くる朝まで、
 あなたのもとにとどめておいてはならない。
19:14
 耳しいを、のろってはならない。
 目しいの前につまずく物を置いてはならない。
 あなたの神を恐れなければならない。
 わたしは主である。
19:15
 さばきをするとき、
 不正を行ってはならない。
 貧しい者を片よってかばい、
 力ある者を曲げて助けてはならない。
 ただ正義をもって
 隣人をさばかなければならない。
19:16
 民のうちを行き巡って、
 人の悪口を言いふらしてはならない。
 あなたの隣人の
 血にかかわる偽証をしてはならない。
 わたしは主である。
19:17
 あなたは心に
 兄弟を憎んではならない。
 あなたの隣人をねんごろにいさめて、
 彼のゆえに罪を身に負ってはならない。
19:18
 あなたは
 仇(あだ)を返してはならない。
 あなたの民の人々に
 恨みをいだいてはならない。
 あなた自身のように
 あなたの
 隣人を愛さなければならない。・・・
 わたしは主である。
19:19
 あなたがたは
 わたしの定めを守らなければならない。
 あなたの家畜に
 異なった種をかけてはならない。
 あなたの畑に
 二種の種をまいてはならない。
 二種の糸の混ぜ織りの
 衣服を身につけてはならない。
19:20
 だれでも、
 人と婚約のある
 女奴隷で、
 まだ
 購(あが)なわれず、
 自由を与えられていない者と
 寝て交わったならば、
 彼らふたりは罰を受ける。
 しかし、
 殺されることはない。
 彼女は
 自由の女ではないからである。
19:21
 しかし、
 その男は
 愆祭を主に携えてこなければならない。
 すなわち、
 愆祭の雄羊を、
 会見の幕屋の入口に連れてこなければならない。
19:22
 そして、
 祭司は
 彼の犯した罪のために
 その愆祭の雄羊をもって、
 主の前に
 彼のために、購(あがな)いをするであろう。
 こうして
 彼の犯した罪はゆるされるであろう。
ーーーーー
 ・・・よしあし
 ・・・善 悪
 ・・・清 濁
 ・・・清 汚(穢)
 ・・・澄 塵
ーーーーー
 「石上宅嗣」は、この時代に存在した人物なのか?・・・そもそも、実在の人物なのか、太安万侶くんに訊いてみたい・・・
   ↓
 物部氏の末裔
 「藤原仲麻呂の乱」の討伐で活躍
 大納言
 知識人・文人・仏教徒
 自分の邸宅を
 阿閦寺(あしゅくじ)として改築し
 敷地の一郭に古今の漢籍を中心とした
 書籍を収蔵し
 希望者に閲覧を許可
 「賀陽豊年」・・・・?
  に
 「石上宅嗣」自身の全知識を伝授・・・
 天応元年(781年)
 六月
 死亡(続日本史)
 「芸亭(ウンテイ)」の
 創設経緯の転載記録記事
  ↓
 「内外の両門は
  本(もと)一体たり。
  漸く極まれば
  異なるに似たれども
  善く誘ければ殊(ことな)らず。
  僕、家を捨て寺と為して心を帰すること久し。
  内典を助けんが為に
  外書を加え置く。
  地はこれ伽藍、事すべからく禁戒すべし。
  庶(こいねがわ)くば、
  同志を以て入る者は
  空有に滞ることなく、
  兼ねて
  物我を忘れ、
  異代
  来たらん者は
  塵労を
  超出して
  覚地に
  帰せんことを・・・」
ーーーーー
 ・・・???・・・

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地球上の現象・事象・・・人間の心象

2015-04-24 19:02:47 | 古事記字源

 ・・・「オツペル=オッペル」ですか・・・「オッペケペー節」・・・「オツペル=オッペル」の「心象」だったカモ・・・「明治の人々」も「文明開化」で右往左往・・・それにしてもスゴイねッ、「チリの火山(カルブコ火山)爆発」・・・「美しい光景」だと見惚れている場合じゃぁないョッ・・・ 
ーーーーー 
 以下の参照、参考の原文は「ウイッキペデア」・・・ 
  ↓ 
 オッペケペー節 
 明治時代の流行歌 
 大阪の落語家の 
 桂文之助 
 (二世-曽呂利新左衛門) 
 の門人の 
 3代目 
 桂藤兵衛(or 2代目桂梅枝?)が始めた 
 弟子の 
 浮世亭〇〇(まるまる)が 
 川上音二郎となり、 
 1889年に作詞 
 1891年2月以降、 
 壮士芝居の役者として舞台に立ち、 
 おおぎり 
 に余興として歌った 
 東京で、 
 同年 
 6月 
 浅草中村座で歌った 
  ↓ 
 「権利幸福嫌ひな人に、 
  自由湯をば飲ましたい、 
  オツペケペー 
 オツペケペツポー 
  ペツポーポー 
 固い上下の角取れて 
 マンテルズボンに人力車 
  意気な束髪ボンネット 
  貴女に紳士のいでたちで 
  うはべの飾りは好いけれど 
  政治の思想が欠乏だ 
  天地の真理が分らない 
  心に自由の種を蒔け 
  オツペケペ 
  オツペケペツポー 
  ペツポーポー」 
  1900年 
  川上音二郎一座が 
  欧米興行を行った際に 
  イギリスの 
  グラモフォン・レコード社(EMIの前身)に 
 「オッペケペー節」を録音、 
  SP盤で発売 
  音二郎の肉声は録音されていなかったが、 
  日本人初のレコードへの吹き込み 
  1997年 
  「オッペケペー節」など 
  計28曲を一枚のCDにしたものが 
  『甦るオッペケペー節』として 
  東芝EMI(現ワーナーミュージック・ジャパン) 
  から発売 
  演歌(演説の歌のことで、艶歌、怨歌ではない) 
ーーーーー 
 ・・・ 
ーーーーー 
 旧約聖書 
 舊約(旧約) 
 ↓ 
 利未記=レビ記 
 ↓ 
 「レビ記(Leviticus・Leuitikos)」 
 旧約聖書中の 
 三番目の一書(全27章) 
 モーセ五書の一書 
 ヘブライ語で 
 「ワイクラー」=「ワッイクラー(Wayiqra)」 
 と 呼ばれ、 
 「神は呼ばれた」という意味 
 「彼は呼んだ」という意味 
 「ワイクラー」・・・・? 
 「ワッイクラー」・・・? 
 「Wayi-qra」・・・・・?・・・和意句等 
 「Way-iqra」・・・・・?・・・ウエイ-いくら 
                得重意-幾ら  
 内容 
 律法の種々の細則 
 11~16章 
 潔い動物と 
 不浄な動物のリスト 
 産婦 
 癩(らい)病 
 性に関する 
 儀式的不浄 
 贖(あがな)いの日の規定 
 17~26章 
 神聖法典と呼ばれ 
 血 
 性 
 祭司 
 犠牲 
 祭り 
 の規定 
ーーーーー 
 レビ記=利未記=リ(利・理)、未だナラズ 
 11~16章 
 潔い動物と 
 不浄な動物のリスト 
 産婦 
 癩(らい)病 
 性に関する 
 儀式的不浄 
 贖(あがな)いの日の規定 
 17~26章 
 神聖法典と呼ばれ 
 血 
 性 
 祭司 
 犠牲 
 祭り 
 の規定 
 書名は 
 ヘブル語原典にはない 
 ギリシア語の 
 「七十人訳 
  (しちじゆうにんやく) 
  聖書」 
 以来のもの 
 「神聖法典」 
 or 
 「聖潔法典」とよばれる 
 17章~26章の規定は、 
 預言者 
 エゼキエル 
 との関連で、 
 紀元前6世紀中葉のモノ・・・ 
 後、 
 バビロン捕囚期に 
 律法をまとめあげた 
 祭司たちの 
 祭司法典 
 聖を表わすヘブライ語の 
 「カドシュ」の意味 
 「切り離し、 
  区別され、 
  取り分けておく、 
  分離」 
 「聖なるものと 
  俗なるもの、 
  また、 
  汚(不浄・穢)れたものと 
  清いもの 
  を区別する」基準 
   ↓ 
  ・・・「ヨゴレ」は「メジロザメ(Oceanic whitetip shark)」属の魚の「鮫(さめ)」で「鰭の先端が白い」らしい・・・ 
   ↓ 
 「大贖罪日」 
 「アロンは生きている 
  山羊 
  の頭に両手を置き、 
  イスラエル人の 
  すべての 
  咎と、 
  すべての 
  背(叛・そむ)きを、・・・「北・舛」も「そむく」 
           北=「丬+匕=爿+匕」? 
           ベットの中で向き合わない牝 
           ベットの中で匕首(あいくち) 
           舛(ます・セン)=タ+ヰ(ウィ・wi) 
           夕=ゆう・セキ 
             逢魔時(おうまがとき) 
             大禍時(おおまがとき) 
             黄昏時(たそがれどき) 
             誰彼時=「誰そ、彼」 
             「そこにいる彼は誰だろう 
                よく判らない」 
             暮れ六つ 
             酉の刻 
             ヰ=「井・位・為・猪・謂・藍」 
             ヰタ・セクスアリス 
            (ラテン語「Vita Sexualis」の音写) 
             vita sexualis=性的生活 
             森鴎外の「ヰタ・セクスアリス」 
  どんな罪であっても、 
  これを全部それの上に 
  告白し、 
  これらをその 
  山羊の頭の上に置き、 
  係りの者の手で 
  これを 
  荒野に放つ」 
ーーーーー 
  ↓ 
 ・・・何で「山羊(やぎ)」なのか?・・・ 
 「牧神パン」・・・「毛むくじゃらで山羊に似た二本の角を頭に生やす。パンの息子シレノスは、ディオニュソスに葡萄の秘密を教えた。バッケーと呼ばれる信者が萄酒に酔い享楽の舞を踊りながら彼らの後をついて回った。ディオニュソスの軍隊では、彼自身が中央に、その右翼をシレノスが、左翼をパンが指揮し、パンの従者サテュロス(半人半獣=人頭の山羊・山野の精霊)たちは連隊長」・・・ 
  ↓ 
 アイギパーン(希臘語Αἰγίπαν・ Aigipān) 
 「山羊のパーン」 
 ローマ神話の 
 「ファウヌス(Faunus)」で 
 「牧神、牧羊神、半獣神」 
 「パオーン(Παων・Paon)」 
   ↓ 
 オルペウス教創世神話の 
 原初の 
 両性具有存在の神 
 プロートゴノス(初源に生まれた神) 
  or 
 パネース(顕現する神) 
 原初に 
 卵より生まれた・・・・卵から生まれるのは 
            昆虫・魚・鳥・恐竜 
            両生類・蜥蜴・蛇 
 両性の神・・・・・・・蝸牛(かたつむり) 
            は両性具有 
 原初神 
 エロースの別名 
 自分の娘の 
 ニュクス(夜)との関係で 
 大地(ガイア)と 
 天(ウーラノス)を生み出した 
 存在(Protogonus・Phanes) 
 「宇宙全ての神」・・・ 
 パーンが 
 テューポーン・・・怪物たちの王 
   ↓      肩からは百の蛇の頭が生え、 
          炎を放つ目を持ち、 
          腿から上は人間と同じ 
          腿から下は 
          巨大な毒蛇がとぐろを巻いている 
          ガイアの末っ子 
          ゼウスと 
          シリアのカシオス山に 
          追詰められるが死闘の結果           
          ゼウスの手足の腱を斬り落とし、 
          虜にする 
          最期は女神モイラに騙され 
          シケリア 
         (シシリー・シチリア)島の 
          エトナ火山 
         (旧名モンジベッロ =Mongibello) 
          の底に閉じ込められ 
          未だに生きているらしい・・・ 
          1169年死者16,000人 
          1669年3月8日(3月11日~7月15日) 
          死者10,000人 
          ニコロシ村の全部と 
          カタニア市の半分が壊滅 
   ↓      1693年の大地震で全滅・・・ 
 に襲われ 
 上半身が山羊、 
 下半身が魚 
 の姿になって逃げた 
 変身の姿の意味 
 海底から高山の頂上まで 
 (山羊は高山動物であるため) 
 世界のあらゆるところに到達できる 
 「全て」=「接頭語の Pan(汎)」の語源・・・ 
 ニュムペー(精霊・妖精) 
 と 
 ヘルメースの間に生まれ 
 山羊の脚 
 頭に二本の角 
 母親は 
 醜い姿の幼いパーンを捨て子にした 
 ヘルメースはパーンを 
 野兎の皮でくるんで神々のもとへ運ぶ 
 特に喜んだのは 
 ディオニューソス・・・パーンと習合 
 そして 
 「全ての神々を喜ばす=パーン」 
 の名前が付けられた 
 別名はローマ神話の 
 ファウヌス・・・ 
 インドの牧羊神は 
 プーシャン(Pūṣán) 
 パーンがアルテミスに猟犬を与え、 
 アポローンに予言の秘密を教えた 
 オリュンポス十二神よりも古い・・・ 
  ↓ 
 パーンは 
 アルカディアの神 
 アルカディアは 
 ギリシア人居住地だったが 
 ポリスを形成せず、 
 村落共同体的な 
 牧民の生活を送っていた 
 ポリス生活のギリシア人は彼らを蔑視 
  ↓ 
 パーンは人気のない所で、 
 突然、混乱と恐怖をもたらす 
 (パニック=Panic=panikon deimaの語源) 
 パーンは 
 「角を持つ神」の典型・・・すべての鬼 
 パーンの笛 
 シューリンクス(Syrinx)は 
 アルテミスの侍女で 
 アルカディアの野に住む 
 ニュムペー(精霊)で 
 サテュロスや 
 他の森に住むものに愛されていた 
 狩りから彼女が帰ってくると 
 パーンに会い、 
 アルテミス女神を崇敬し 
 処女(乙女)のままでいたいと思っていた 
 彼女はパーンの前から逃げ出したが、 
 川の土手で捕まり 
 水中のニュムペー(精霊)に 
 助けを求めたが願い叶わず 
 川辺の葦になった 
 風が葦を通り抜け、 
 悲しげな旋律を鳴らしたので 
 パーンは 
 シューリンクスを想い 
 葦を切り取って 
 「パーンの笛(角笛・ reed pipe=flute 
  パーンパイプ、パーンフルート」を作って 
 「シューリンクス(Syrinx)」と呼んだ 
  ↓ 
 エーコー(Ekho) 
 歌と踊りの上手なニュムペー(精霊) 
 男を軽蔑していたので 
 パーンは信者に彼女を殺させた 
 エーコーはバラバラにされ、 
 大地の女神ガイアがエーコーの肉片を受け取り 
 「木霊(こだま・木魂)」となった 
  ↓↑ 
 他のハナシでは 
 エーコーとパーンの間には 
 イアムベー(Iambe)という娘がいた・・・ 
  ↓ 
 パーンはピテュス(Pitys)という 
 ニュムペー(精霊)にチョッカイをだし 
 ピテュスは逃げて 
 松の木になった・・・ 
  ↓ 
 山羊は多産と性欲のシンボル 
 「ファルス」を屹立させた姿で描かれた 
 ディオニューソスの女性崇拝者である 
 マイナデスをたらし込むことには成功 
 乱痴気騒ぎの中で一人残らずものにした 
  ↓ 
 パーンとアポローン 
 パーンは竪琴の神アポローンと 
 音楽の技を競う 
 トモーロス 
 (Tmolus、山の神のオムパレーの夫) 
 が審査員 
 パーンは笛を 
 アポローンが弦を 
 トモーロスは 
 アポローンを勝者とし 
 ミダス以外はこれを認めた 
 パーンは異議を申し立てたが 
 アポローンは 
 彼の耳をロバの耳に変えてしまった 
 インキュバス(男性型夢魔)の 
 悪魔(サタン)は 
 角と割れた蹄、 
 性器の誇大描写の 
 パーンの姿で、描かれた 
 パーンは 
 ・・・ギリシアの神々の中で唯一死んだ神で復活した? 
 ・・・蘇我かキリストか・・・天照大御神か・・・ 
 ローマ神話 
 パーン=ファウヌス(Faunus)と習合で 
 ルペルクス(Lupercus=狼を遠ざけるもの)で 
 家畜の護衛神・・・ 
 ファウヌスは 
 エウアンドロスが 
 アルカディアから来たとき、 
 ラティウム地方(Latium)の王で、 
 ピークス王(Pīcus) 
 と 
 カネーンス(Canēns)の子だった 
 ファウヌス自身の象徴は 
 狼(オオカミ)の毛皮、 
 花や草で作った 
 冠(ゴブレット) 
 ルペルカーリア祭(Lupercālia) 
 神殿建立の記念日 
 2月15日に行われた 
 司祭ルペルクスたち(Luperci)は 
 山羊の皮を着、 
 見物人を 
 山羊皮のベルトで打った 
 ファウナリア祭(Faunalia)は 
 12月5日に行われた 
   ↓ 
 ギリシャ神話の 
 「ディオニューソス=バッカス(ローマ神話)」は 
 「酒の神・享楽の神・快楽の神」で・・・ 
 「ゼウス」と浮気相手、 
 テーバイの王女 
 「セメレー」の子である・・・責められる例 
               不倫の相手? 
 ヘラの嫉妬で 
 ゼウスの本体(実体)=雷電をみて焼け死んだ 
   ↓ 
 バックス(Bacchus)=バッコス 
 ローマ神話の 
 ワインの神 
 ギリシア神話の 
 ディオニューソスの 
 異名 
 バッコスがラテン語化し 
 バックスとなった 
 バッカスは英語 
 バッカス. バックス (Bacchus) 
 ローマ神話の酒神 
 ギリシャ神話の 
 ディオニューソスの神 
 ディオニューソス 
 (Διόνυσος・Dionȳsos) 
 「若いゼウス」の意・・・・ゼウスも成長する 
              そして老いる? 
 自分の神性を 
 認めない人々を 
 狂わせ、動物に変える 
 畏怖と歓楽、狂喜の神 
  ↓ 
 ワインの伝承物語 
 ディオニューソスは 
 アテーナイ近郊の 
 イーカリアー村で 
 農夫 
 イーカリオスのもてなしを受け 
 感謝し、返礼として 
 イーカリオスに 
 葡萄の栽培と、 
 ワインの製法を伝授 
 イーカリオスは出来上がった 
 ワインを 
 山羊皮の袋に入れ、 
 村人たちに振舞ったが、 
 初めて飲む酒に 
 村びとは酔って興奮し、 
 毒を盛られたと誤解し 
 イーカリオスを殺害 
 娘 
 エーリゴネーは 
 悲嘆の余り首を吊って自殺 
 ディオニューソスは怒り、 
 村の娘全員を 
 狂気に陥らせ、 
 集団縊死にさせてしまう 
 誤解が解け 
 村人たちは 
 イーカリオス 
 と 
 エーリゴネー 
 を供養 
 ディオニューソスの怒りも収まり、 
 同地は葡萄の産地となった 
 「イーカリアー村」・・・怒りに阿(ア 
              ・おもねる) 
 ディオニューソスは 
 集団的狂乱と陶酔を伴う 
 東方の宗教の主神だった・・・ 
 熱狂的な 
 女性信者を獲得 
 ギリシアでは 
 ディオニューソスの祭 
 (ディオニューシア祭) 
 で悲劇として演じられた 
 ローマ神話では 
 別名 
 バッコス=バックス 
 豊穣神・酩酊の神 
 リーベル(Liber) 
 と同一視された 
 ディオニューソスの聖獣 
 豹 
 虎 
 牡山羊 
 牡牛 
 牡鹿 
 蛇 
 海豚(イルカ)・・・入鹿 
 狐 
 驢馬(ロバ) 
ディオニューソスの聖樹は 
 葡萄 
 蔦 
 先端に 
 松笠が付き 
 葡萄の 
 蔓や蔦が巻かれた 
 テュルソスの杖、 
 酒杯、 
 豊穣の角 
 などが象徴 
 アメシストとの関係も深い・・・ 
 アメシスト(amethyst)・・・ 
  ↓ 
 バッカスに愛された 
 妖精アメシストは 
 ダイアナの嫉妬を受け、 
 石に変えられた・・・ 
  ↓ 
 紫水晶 
 ギリシア語の 
 Amethystos (酔わない)が由来 
 紫色がワイン色を連想させ 
 アメジストを持てば 
 悪酔いを防ぎ 
 解毒作用があると信じられた 
 ヒアシンスの色に譬えられている 
 ヒアシンスは 
 アポロンの同性愛の相手の美青年で 
 西風の神の 
 ゼピュロスの嫉妬の突風で 
 アポロンが投げた円盤が彼にあたり死亡 
 「悲しみを超えた愛」 
  ↓ 
 ディオニューソス 
 陶酔的・激情的芸術を象徴する神(ニーチェ) 
 バックスを称える酒宴の踊り 
 バッカナリア(英語Bacchanalia) 
 バッカナール(仏語Bacchanales) 
 バッカナーレ(伊語Baccanale) 
ーーーーー 
 ・・・バカな奴らは今現在に始まったコトじゃぁないけれど・・・ 

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現象・事象・印象・心象・・・乙歴流

2015-04-23 22:10:49 | 古事記字源

 ・・・「オツベルと象」の下敷きは「旧約聖書の出埃及(エジプト)記」である・・・なんせ、「藁(わら)の問題」が発端だから「象さん達」は怒るのさッ・・・「古い約束=旧約」は「反故=反古(ほご)」にされる・・・「反古・反故」、古くは「ほうぐ」「ほうご」「ほぐ」「 ほんぐ」「ほんご」ともヨンだらしい・・・
ーーーーー
 以下の参考、参照の原文は「ウイッキペデア」・・・
  ↓
 「オツベルと象(オツベルとぞう)」
 宮沢賢治の短編童話
 詩人の
 尾形亀之助主催の雑誌
 『月曜』創刊号(1926年1月号)に掲載
 「ある牛飼い」が物語る
 ある日、
 地主のオツベルのところに
 大きな
 白い象がやってくる。
 オツベルは象をうまく騙して
 自分の所有物にし、過酷な労働を課す。
 そうとは露知らず、
 初めは労働を楽しんでいた白象だが、
 徐々に食べ物を減らされて弱っていく。
 白象は月の助言で仲間たちに手紙を書き、
 それを読んだ仲間の象たちは
 オツベルの邸へと押し寄せていく。
 登場人物
  ↓
 1)
 オツベル
 大金持ちの大地主
 象を自分の財産にしてこき使うが、
 最後に象の仲間に報復される。
 2)
 白象
 森からやってきた
 白い象
 鶯のような美声を持つ
 オツベルに騙されて
 奴隷にされる。
 3)
 月
 白象が毎晩
 藁をたべながら話しかけていた月
 白象が別れを示唆すると、
 重要な助言をする
 4)
 赤衣の童子
 何処からか現れて、
 白象の手紙を仲間たちに届ける。
 5)
 牛飼い
 物語の語り手
 6)
 百姓
 7)
 オツベルの家で働く百姓たち。
  ↓
 オツベルは、白象の善意を踏みにじって殺される
 「オッペルと象」=「オツベルと象」
 なのかは不詳
 雑誌掲載の『月曜』では、
 末尾部に一字分が黒四角(■)になっている部分がある。
 前記の通り原稿が現存していないため、
 この部分は
 一字不明のままである。
 全集ではこの箇所を「■=君」という
 文字に校訂していた・・・・
 ・・・「■=くん」は「訓・薫・勳・釧」・・・におう(仁王・二王・匂う・臭う)だろう・・・助言者の「月(つき・ゲツ・ダイアナ・ヘラ)」は「尾形亀之助(雑誌月曜日の主催者)」を懸けているんだろう・・・
 文字道理ならば、
 ローマ神話
 ディアーナ(ラテン語:Diāna)
 ディーアーナ(Dīāna)
 狩の女神
 日本語は
 ディアナ
 英語は
 ダイアナ( Diana)
 ギリシア神話は
 アポローンの双生児である
 アルテミス
 セレーネー(古希: Σελήνη, Selēnē)
 セレネ、セレーネ
 森の女神
 アポローンとともに
 「遠矢射る=弓の名人」
 疫病と死の女神
 産褥の女に
 苦痛を免れる死を恵む
 狩猟と貞潔を司る女神
 ローマ神話は
 ルーナ
 ・・・いずれも、「ルナティック(Lunatic)=精神障害(Mental disorder)=精神的に狂った人々=バカゲタ行動をとる人々・気が狂った行為をみせる人々」・・・
 宮澤賢治は「法華経」信者だったらしいから・・・
 「十住心論(じゅうじゅうしんろん)」
   ∣∣
 「秘密曼陀羅十住心論」
 を読んでのコトだったかも・・・
 空海(弘法大師)の著述書(1830年頃)
 淳和天皇の勅に
 真言密教の体系を述べた書
 (天長六本宗書の一・十巻)
 であるらしい・・・カモ・・・

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支配者の「論理」

2015-04-22 21:35:23 | 古事記字源

 ・・・大陸中国の「子供の誘拐」が「年間20万人」・・・「疲弊しつつある農村の労働力確保の為に誘拐された子供を買う」・・・買った人間は罪には問われないって?、どこが「社会主義の国家」なのか・・・「敗戦国民」とともに戦後「象徴」であろうとした「昭和天皇」、そして「平成天皇」・・・「支配階級の心情」に於いてアメリカ、ロシア、大陸中国をはるかに凌駕している・・・
 「象徴」・・・ナゼ、「像」は「イ(人)」+「象」なんだろう・・・アベちゃんには「それをイッチャぁ~おしまいだ」の「心情」が理解できないらしい。上面で云わないが「法律の立法」でイッチャている・・・「象徴」には「時代の悔しさ」がイッパイ込められているんだッ・・・しかも、「日本国民の心情を内包しながら」・・・そして、「戦争」によらない「臥薪嘗胆」の・・・
 それにしても「ドローン」・・・バカなコトをする奴だ・・・
 もし、「モーセの神」が存在せず、「モーゼ」自身がミズカラ「エジプトの人々」の現状を観察し、その結果の決断として「エジプト」からの脱出を計(諮)ったとするならば「理由」は何か?・・・「モーゼ」が対峙していたエジプト王が「ラムセス2世」だとするならば、「ラムセス2世」の治世は周辺諸国との「戦争」であり、都市部の巨大な「石の建造物の神殿と彼の石造」であった。「イスラエルの民」は「奴隷」では無くとも、「寄留民(?)」として過酷な建設現場の労働にカリタテられていた「労働者」だったのだ。だが、モノガタリでハッキリと「きびしい奴隷の務」と記している・・・「イスラエルの民」だけではない「エジプト人」自身をも、であったろう。エジプト人のアル者も、「一緒にエジプト脱出」と記録されている・・・
 「モーゼ」がナゼ、エジプト王家の中枢に存在したのか・・・エジプト王国の宰相でもあった「ヨセフ(Joseph)」の子孫はもはや「寄留民」ではなく、「エジプトの帰化人=エジプト人」であったハズだが・・・エジプト王のコトバでは「土民=イスラエルの民」である・・・
 エジプトに下した「神の奇跡(奇蹟)=災い」は「飢饉の現象・事象」であり、「飢饉の前兆」であった・・・疫病、イナゴ(蝗)の発生、水の汚染・・・「紅海」が大津波のように割れたハナシは地殻変動の結果である・・・炎が渦巻いていたのは「火山噴火」である・・・だが、時間系列から云えば、これは、空が闇になって「雹が降り、雹の間に火がひらめき渡った」のは天候不順であり、「紅海を渡る前の事象」であり、その後に「エジプトを脱出」したハナシで、ある・・・「出エジプトの紅海の対岸への渡航」は「旧約聖書がカタル災害(大津波)の後」の出来ごとである・・・
 以下は部分抜粋の「自然(神)の災害」である・・・
ーーーーー
 旧約聖書
 出エジプト記
第7章~第8章~9章~10章の部分抜粋
  ↓
7:17
「ナイル川の水を打つと、それは血に変る」
7:18
「川の魚は死に、川は臭くなり、
 エジプトびとは
 川の水を飲むことを
 厭(いとう)であろう」
7:19
「エジプト全国にわたって、
 木の器、
 石の器にも、
 血があるようになる」
7:20
「ナイル川の水を打つと、
 川の水は、
 ことごとく血に変った」
7:21
「川の魚は死に、
 川は臭くなり、
 エジプトびとは
 川の水を飲むことができなくなった。
 そして
 エジプト全国にわたって血があった」
7:24
「すべてのエジプトびとは
 ナイル川の水が飲めなかったので、
 飲む水を得ようと、
 川のまわりを掘った」
8:2
「わたしは、
 蛙(かえる)をもって、
 あなたの領土を、
 ことごとく撃つであろう
8:3
 ナイル川に
 蛙(かえる)が群がり、
 のぼって、
 あなたの家、
 あなたの寝室にはいり、寝台にのぼり、
 あなたの家来と民の家にはいり、
 また
 あなたの
 竈(かまど・竃・釜戸)や、
 捏(こね)鉢(ばち)にはいり、
8:4
 あなたと、あなたの民と、
 すべての家来のからだに、
 はい上がるであろう」
8:6
アロンが手を
エジプトの水の上にさし伸べたので、
蛙(かえる・蝦蟇)はのぼって
エジプトの地をおおった。
8:14
これ(蛙の屍骸)を
ひと山
ひと山
に積んだので、
地は臭くなった。
8:16
「あなたはアロンに言いなさい、
 『あなたのつえをさし伸べて
  地の塵(ちり)を打ち、
  それをエジプトの全国にわたって、
  蚋(ぶよ)とならせなさい』と」
8:17
「地の塵(ちり)を打ったので、
 蚋(ぶよ)は人と家畜についた。
 すなわち、
 地の塵(ちり)は
 みなエジプトの全国にわたって、
 蚋(ぶよ)となった。
8:21
「・・・虻(あぶ)の群れを
 つかわすであろう。
 エジプトびとの家々は、
 虻(あぶ)の群れで満ち、
 彼らの踏む地もまた、
 そうなるであろう。
8:24
「主はそのようにされたので、
 おびただしい
 虻(あぶ)が、
 パロの家と、その家来の家と、
 エジプトの全国にはいってきて、
 地は虻(あぶ)の群れのために
 害をうけた。
9:3
「主の手は最も激しい
 疫病をもって、
 野にいるあなたの家畜、
 すなわち
 馬、ろば、らくだ、牛、羊
 の上に臨むであろう。
9:6
「・・・エジプトびとの
 家畜はみな死んだ・・・」
9:8
「・・・あなたがたは、
 釜戸(かまど)の
 すすを両手いっぱい取り、
 それをモーセはパロの目の前で
 天にむかって、まき散らしなさい。
9:9
 それはエジプトの全国にわたって、
 細かい塵(ちり)となり、
 エジプト全国で人と獣に付いて、
 膿(うみ)の出る
 腫(は)れものとなるであろう」
9:10
「・・・天にむかってこれをまき散らしたので、
 人と獣に付いて、
 膿(うみ)の出る腫(は)れものとなった。
9:18
「・・・わたしは恐ろしく
 大きな雹を降らせる・・・」
9:19
 ・・・人も獣も、すべて野にあって
 家に帰らないものは
 降る雹に打たれて死ぬであろう」
9:22
「・・・エジプトの全国にわたって、
 エジプトの地にいる
 人と獣と
 畑のすべての青物の上に
 雹を降らせなさい」
9:23
「・・・主は雷と雹をおくられ、
 火は地にむかって、はせ下った。
 こうして主は、
 雹をエジプトの地に降らされた。
9:24
「そして
雹が降り、
雹の間に
火がひらめき渡った。
雹は恐ろしく大きく、
エジプト全国には、
国をなしてこのかた、
かつてないものであった」
9:25
「雹はエジプト全国にわたって、
 すべて畑にいる
 人と獣を打った。
 雹はまた畑のすべての青物を打ち、
 野のもろもろの木を折り砕いた。
9:31
「―亜麻と大麦は打ち倒された。
 大麦は穂を出し、
 亜麻は花が咲いていたからである」
9:32
「小麦と
 スペルタ麦は
 おくて
 であるため
 打ち倒されなかった」・・・?
10:12
「・・・エジプトの地に
 蝗(いなご)をのぼらせ、
 地のすべての青物、
 すなわち、
 雹が打ち残したものを、
 ことごとく食べさせなさい」
10:13
「・・・終夜、東風を地に吹かせられた。
 朝となって、
 東風は、
 蝗(いなご)を運んできた。
10:14
「蝗(いなご)は
 エジプト全国にのぞみ、
 エジプトの全領土にとどまり、
 その数がはなはだ多く、
 このような
 蝗(いなご)は
 前にもなく、
 また
 後にもないであろう。
10:15
「蝗(いなご)は地の全面をおおったので、
 地は暗くなった。
 そして地の
 すべての青物と、
 雹の打ち残した木の実を、
 ことごとく食べたので、
 エジプト全国にわたって、
 木にも畑の青物にも、
 緑の物とては
 何も残らなかった」・・・
ーーーーー
 旧約聖書
 出エジプト記
 第5章
  ↓
5:2
パロは言った、
「主とは
 いったい何者か。
 わたしがその声に聞き従って
 イスラエルを去らせなければならないのか。
 わたしは主を知らない。
 またイスラエルを
 去らせはしない」
  ↓
 ・・・「労働力の確保」は支配者の存亡に関わるだろうが、「経済問題」である・・・「労働力」とは「資本の原資」である・・・そして、「権力維持」の・・・
  ↓
5:3
 彼らは言った、
 「ヘブルびとの神がわたしたちに現れました。
  どうか、
  わたしたちを三日の道のりほど荒野に行かせ、
  わたしたちの神、
  主に犠牲をささげさせてください。
  そうしなければ
  主は
  疫病か、
  剣(つるぎ)をもって、
  わたしたちを
  悩まされるからです」。
5:4
 エジプトの王は彼らに言った、
 「モーセとアロンよ、
  あなたがたは、
  なぜ民に
  働きをやめさせようとするのか。
  自分の労役につくがよい」。
5:5
 パロはまた言った、
 「見よ、
  今や
  土民の数は多い。・・・土民?
  しかも、
  あなたがたは
  彼らに
  労役を休ませようとするのか」
  ↓
 ・・・これは、エジプト王にとっては「ストライキ」の怖れである・・・
  ↓
5:6
その日、
パロは
民を追い使う者と、
民の頭(かしら)たちに命じて言った、
  ↓
 ・・・王の「労働者管理職の者」である・・・
5:7
「あなたがたは、
 煉瓦(れんが)を作るための
 藁(わら)を、
 もはや、今までのように、
 この民に与えてはならない。
 彼らに自分で行って、
 藁(わら)を集めさせなさい。
5:8
 また前に作っていた、
 煉瓦(れんが)の
 数どおりに彼らに作らせ、
 それを減らしてはならない。
 彼らは怠(なまけ)者だ。
 それだから、
 彼らは叫んで、
 『行って
  わたしたちの神に
  犠牲をささげさせよ』
 と言うのだ。
5:9
 この人々の
 労役を重くして、
 働かせ、
 偽りの言葉に
 心を寄せさせぬようにしなさい」。
5:10
そこで
民を追い使う者たちと、
民のかしらたちは出て行って、
民に言った、
「パロはこう仰せられる、
 『あなたがたに、藁(わら)は与えない。
5:11
  自分で行って、
  見つかる所から、
  藁(わら)を取って来るがよい。
  しかし
  働きは
  少しも減らしてはならない』と」。
5:12
そこで民はエジプトの全地に散って、
藁(わら)のかわりに、
刈り株・・・・「刈り株」?・・・リスク
    ・・・株式市場「2万」は危ないカモ
を集めた。
5:13
追い使う者たちは、
彼らをせき立てて言った、
「藁(わら)があった時と
 同じように、
 あなたがたの働きの、
 日ごとの分を
 仕上げなければならない」。
5:14
パロの
追い使う者たちが・・・・・管理、監督者
イスラエルの人々の
上に立てた
頭(かしら=イスラエル人)たちは、
      ・・・係長以下の現場責任者の班長格
      ・・・人集めの手配者、
         斡旋人カモ・・・
打たれて、
「なぜ、あなたがたは、
 煉瓦(れんが)作りの仕事を、
 きょうも、
 前のように仕上げないのか」
と言われた。
5:15
そこで、
イスラエルの人々の頭(かしら)たちは
パロのところに行き、叫んで言った、
「あなたはなぜ、
 しもべどもにこんなことをなさるのですか。
5:16
 しもべどもは、藁(わら)を与えられず、
 しかも
 彼らは
 わたしたちに、
 『れんがは作れ』
 と言うのです。
 その上、
 しもべどもは打たれています。
 罪は
 あなたの民にあるのです」。
5:17
パロは言った、
「あなたがたは、
 なまけ者だ、
 なまけ者だ。
 それだから、
 『行って、主に犠牲をささげさせよ』
 と言うのだ。
5:18
 さあ、
 行って働きなさい。
 藁(わら)は与えないが、
 尚(なお)
 あなたがたは
 定めた数の
 煉瓦(れんが)を
 納めなければならない」。
5:19
イスラエルの人々の頭(かしら)たちは、
「煉瓦(れんが)の
 日ごとの分を減らしてはならない」
と言われたので、
悪い事態になったことを知った。
5:20
彼らがパロを離れて出てきた時、
彼らに会おうとして立っていた
モーセ

アロンに会ったので、
5:21
彼らに言った、
「主が
 あなたがたをごらんになって、
 さばかれますように。
 あなたがたは、
 わたしたちを
 パロとその家来たちに
 嫌(きら)わせ、
 剣(つるぎ)を彼らの手に渡して、
 殺させようとしておられるのです」
  ↓
 ・・・経営権力者と労働者の「ボス交(トップ交渉)」の決裂である・・・その後に「イスラエルの人々の頭(かしら)たち」はモーゼとアロンに「交渉決裂」の事情を話すが・・・「責任転嫁」のハナシである・・・お前のせいで大変なコトになった、って・・・そして、「モーゼ」も、また「神への責任転嫁」である・・・だが、この「物語」を記録している作者は「スベテが神の思惑道理のシナリヲ」である、とカタル・・・ここでの使い走りの「モーゼ」と「アロン」は木偶の坊であるが・・・エジプト王とモーゼを操る「黒幕」って・・・
  ↓
ーーーーー
 象(ゾウ)
 字源
 象形
 長い鼻のゾウを形取ったもの
 相に通じて姿の意味
 大きく目立つことから 、
 「かたち・すがた」の意
 意義
 ゾウ
 鼻が長く
 巨大な
 哺乳動物
 形、様子、兆候
 熟語
 象眼・象徴・印象・気象
 現象・事象・万象
 具象・対象・抽象・心象
 象徴
 象形
 かたどる
 似せる
  ↓
 音読
 呉音=ゾウ(ザウ)
 漢音=ショウ(シャウ)
 訓読
 かたち・かたどる・のり
 名乗り
 かた・きさ・たか
 名詞
 長鼻目ゾウ科の動物
 象牙
 ↓
 熟語
 象嵌
 象牙
 象形
 象形文字
 象賢
 象歯焚身
 象徴
 象拔
 象鼻虫
 象齿焚身=象齒焚身
 象棋
 象声词=象聲詞
 象形
 象牙
 象牙之塔
 象牙质
 象征=象徵
 象箸玉杯
  ↓
  象
 物の形・目に見えるすがた
 物の形をかたどる
 象形・象徴
  ↓
 icon・ikon・image
 象
 elephant
 elephantine
 elephant-like
 bull (cow) elephant
 elephant calf
 baby elephant
 elephant-hunting
 elephant trainer (driver)
 mahout
  ↓
 ゾウ - Wikipedia
  ↓
 「象」の字は、
 古代中国にも生息していた
 ゾウの姿にかたどった
 象形文字
 英語や仏語の「elephant」 、
 独語の「 Elefant」 はいずれも
 ギリシア語「elephas」に 由来
 ギリシア語は
 雄牛を意味する
 フェニキア語の
 「エルフ・エルプス」
 ヘブライ語の
 「エレフ・アレフ・オリフント」
 などに由来
  ↓
 「日本書紀」では
 象牙を
 「きさのき」と訓読
  ↓
 「和名抄」には
 象=「岐佐(きさ)、獣名
    似水牛、大耳、長鼻、眼細、牙長者也」
  ↓
 視力は弱く、色覚もなく、
 外界の認識は
 主に
 嗅覚と聴覚による
 足を通して
 低周波を捕えられることも確認されている
 鏡映認知
 (鏡に写った自身を自身と理解する能力)
 がある
 東南アジアでは
 白いゾウ(白象)は神聖視された
 釈迦は
 白象の姿で母胎に入った・・・
 ゾウは
 普賢菩薩の乗る霊獣
  ↓↑
 像(ゾウ)=イ+象
 語義
 物の形・姿
 光が光学系を経て、
 再び集合してできた形象
 実像と虚像がある
 人や物などの
 形を真似して作成された、
 絵画や彫刻、意匠など
 思い描いた姿、ありさま
 観念、イメージ
 数学において、
 写像によって写された先
 値域の類語
  ↓
 心象的な像
 観念的な像
 観念としての
 「人物像・理想像・人物の理想像
  (ヒーロー像、アイドル像など)
  未来像(将来像)・政治的英雄像
  性別・身分・職業・素性
  などに基づく
  像
  (男性像・女性像、指導者像
   君主像、教師像、犯人像など)
  性的対象の像
  ↓
 物象的な像
 物理的性質の分類
 平面像(二次元画像、二次元動画像)
 立体像(stature、三次元像)
 実像としての映像(三次元画像、三次元動画像)
 光による影の像(影絵、影、ブロッケン現象の像)
 光の反射面に映る像(鏡像、水面に映る像)
 心象としての像・映像(イメージ)
  ↓
 素材・技法の分類
 偶像
 土像(粘土細工、ほか)
 砂像(サンドアートを含む)
 石像(大理石像、
    玉彫(玉製の彫刻)
    水晶像、ほか)
 金属製の像(銅像・青銅の像・黄金像、ほか)
 陶磁器像
 塑像
 木像(草・藁・蔓(籐を含む)
 植物体を使って作った像
 (笹舟、藁の案山子、
  藁人形、ユールゴート、ほか)
 紙の像など植物繊維の像
 (紙製の仮面、折り紙、人形=ひとがた、ほか)
 布製の像(人形、ぬいぐるみ、着ぐるみ、ほか)
 骨の像
 角の像
 牙の像(象牙の像、ほか)
 ワックス彫像(wax sculpture。蝋人形)
 雪像
 氷像(氷彫刻)
 合成樹脂の像
 (合成樹脂製の仮面、マネキン人形、
  フィギュア、怪獣の着ぐるみ、風船の像、ほか)
 状態が表す像(あやとりで作る像など)
 光による影の像(影絵)
 彫刻像
 鋳像
  ↓
 主題・意図で分類
 人物像(人物を表す像の全般)
 肖像(対象者の人となりの人物像で、
    基本的に動的表現はなされない)
 騎馬像
 神像(地母神像、
    ヒンドゥー教の神像
    キリスト教の神像
    キリスト像、聖母子像、
    マリア像、イコンなど
    道教の神像、等々)
 仏像(広義では仏教の神像・人物像なども含む)
 悪鬼像・悪魔像
 伝説上の生物の像・神話像・寓話像
 動物形象の像
 自然物・日常的事物の像
 サブカルチャーの像
 反意を表す像
 身体の部位の分類
 全身像
 首像
 頭像
 顔の像
 (仮面。内側が空洞状で、
  顔にかぶせる形状の頭像)
 胸像・トルソー(胴像)
 性器像
  ↓
 姿勢・状態での分類
 立像
 坐像(座像・座法)
 騎馬像
 裸像と着衣像
 巨像・小像
ーーーーー
 ・・・
ーーーーー
 旧約聖書
 舊約(旧約)
 ↓
 出埃及記=出エジプト記
 ↓
第5章
5:1
その後、モーセとアロンは行ってパロに言った、「イスラエルの神、主はこう言われる、『わたしの民を去らせ、荒野で、わたしのために祭をさせなさい』と」。
5:2
パロは言った、「主とはいったい何者か。わたしがその声に聞き従ってイスラエルを去らせなければならないのか。わたしは主を知らない。またイスラエルを去らせはしない」。
5:3
彼らは言った、「ヘブルびとの神がわたしたちに現れました。どうか、わたしたちを三日の道のりほど荒野に行かせ、わたしたちの神、主に犠牲をささげさせてください。そうしなければ主は疫病か、つるぎをもって、わたしたちを悩まされるからです」。
5:4
エジプトの王は彼らに言った、「モーセとアロンよ、あなたがたは、なぜ民に働きをやめさせようとするのか。自分の労役につくがよい」。
5:5
パロはまた言った、「見よ、今や土民の数は多い。しかも、あなたがたは彼らに労役を休ませようとするのか」。
5:6
その日、パロは民を追い使う者と、民のかしらたちに命じて言った、
5:7
「あなたがたは、れんがを作るためのわらを、もはや、今までのように、この民に与えてはならない。彼らに自分で行って、わらを集めさせなさい。
5:8
また前に作っていた、れんがの数どおりに彼らに作らせ、それを減らしてはならない。彼らはなまけ者だ。それだから、彼らは叫んで、『行ってわたしたちの神に犠牲をささげさせよ』と言うのだ。
5:9
この人々の労役を重くして、働かせ、偽りの言葉に心を寄せさせぬようにしなさい」。
5:10
そこで民を追い使う者たちと、民のかしらたちは出て行って、民に言った、「パロはこう仰せられる、『あなたがたに、わらは与えない。
5:11
自分で行って、見つかる所から、わらを取って来るがよい。しかし働きは少しも減らしてはならない』と」。
5:12
そこで民はエジプトの全地に散って、わらのかわりに、刈り株を集めた。
5:13
追い使う者たちは、彼らをせき立てて言った、「わらがあった時と同じように、あなたがたの働きの、日ごとの分を仕上げなければならない」。
5:14
パロの追い使う者たちがイスラエルの人々の上に立てたかしらたちは、打たれて、「なぜ、あなたがたは、れんが作りの仕事を、きょうも、前のように仕上げないのか」と言われた。
5:15
そこで、イスラエルの人々のかしらたちはパロのところに行き、叫んで言った、「あなたはなぜ、しもべどもにこんなことをなさるのですか。
5:16
しもべどもは、わらを与えられず、しかも彼らはわたしたちに、『れんがは作れ』と言うのです。その上、しもべどもは打たれています。罪はあなたの民にあるのです」。
5:17
パロは言った、「あなたがたは、なまけ者だ、なまけ者だ。それだから、『行って、主に犠牲をささげさせよ』と言うのだ。
5:18
さあ、行って働きなさい。わらは与えないが、なおあなたがたは定めた数のれんがを納めなければならない」。
5:19
イスラエルの人々のかしらたちは、「れんがの日ごとの分を減らしてはならない」と言われたので、悪い事態になったことを知った。
5:20
彼らがパロを離れて出てきた時、彼らに会おうとして立っていたモーセとアロンに会ったので、
5:21
彼らに言った、「主があなたがたをごらんになって、さばかれますように。あなたがたは、わたしたちをパロとその家来たちにきらわせ、つるぎを彼らの手に渡して、殺させようとしておられるのです」。
5:22
モーセは主のもとに帰って言った、「主よ、あなたは、なぜこの民をひどい目にあわされるのですか。なんのためにわたしをつかわされたのですか。
5:23
わたしがパロのもとに行って、あなたの名によって語ってからこのかた、彼はこの民をひどい目にあわせるばかりです。また、あなたは、すこしもあなたの民を救おうとなさいません」。
ーーーーー
 ダブったかな・・・

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石に拘る・・・伴天連(バテレン)・・・

2015-04-21 21:15:34 | 古事記字源

 ・・・家の外壁の換気孔にスズメが巣を造り、卵を育てているらしい・・・雛(ヒナ)が生れるのは、もうすぐだとは思うけれど、ここの季節は未だ寒し・・・
 夏が恋しい「土用の丑(牛)の日」は「うなぎ」の「うし(憂し・愛し)の日」・・・ナゼ、「鰻(マン)」が「日本語」で「うなぎ」なのか?・・・「万葉集」には「むなぎ(?)←ぬる(古語)」・・・「明治時代」に整理整頓された「萬(万)葉集」に意図戸的な挿入や改作、改竄があったのではないか・・・何故、「大伴家持」と「石麻呂=吉田連老(レンロウ)」が繋がっているのか?・・・
 「大(おほの・ダイ)の伴(ともなう・バン)、家(いえ・カ)の持(もつ・ジ)」
 と
 「石(いし・いわ・コク・ゴク)の麻(あさ・マ)の呂(お と・とも・なが・ふえ・かね・せぼね・ロ・リョ)」・・・
 ・・・しかも「万葉集」の「巻十六(16)-三八五四(3854・参千八百五拾四)」である・・・
   ↓
 「石麻呂(いしまろ)に
  我れ物申す
  夏痩せに
  よしといふものぞ
  鰻(むなぎ)捕りめせ
 (大伴家持・巻16の3853)」
 「石麻呂」の
  本名は「吉田連老(むらじのおゆ)」
 「百済から渡来した医師、
  吉田連宜(よしだのむらじよろし)の息子」
 である・・・「宜」の類字は「宣」である・・・
 「痩す痩すも 
  生(い)けらばあらむを
  はたやはた
  鰻を捕ると
  川に流るな
 (大伴家持・巻16-3854)」 
 「痩す痩すも
  生けらばあらむを
  はたやはた
  武奈伎を漁ると
  川に流るな」
   ↓
  鰻(マン)=うなぎ←むなぎ←武奈伎
  ・・・万葉仮名は、「武奈伎」と記されている・・・字面からは、
 「武
  の
  奈(な=大+示・・大(おほ・ダイ)を示す
     or 一+人
      +
      示
・・・一(はじめ・イチ)の人を示す
     or 二
      +

・・・二(つぎ・ジ)は
小(ちいさい・ショウ)
     or ハ+亅・・・ハはカギ)
  の
  伎(わざ=人+支)」
 である・・・
 「奈=柰(正字)」ならば
 「木+示」である・・・
 奈の音読み
 呉音=ナ・ナイ
 漢音=ダ・ダイ
 奈の訓読み
 からなし・いかん・いかんせん・いかんぞ
      いかん=如何=奈何=物事のなりゆき、状況
          疑問又は反語の「どのようか」
      いかん=不可=いけない・ダメ(駄目)だ
 「うなぎ=ぶなぎ=武奈伎」が形状で一致するのは「かたな」であり、薙ぎるワザだろう・・・「土用の丑の日のウナギの蒲(かば)焼き」がポピュラーになったのは江戸時代の讃岐の人「平賀源内」の宣伝広告からで、父親は「白石茂左衛門(良房)」、母親は「山下氏の女(娘)」であった・・・
 平賀源内は
 享保十三年(1728年)
  ~
 安永八年十二月十八日(1780年1月24日) 
 讃岐国
 寒川郡
 志度浦(香川県さぬき市志度)
 で誕生
 讃岐高松藩の
 足軽身分の家系
 元々は
 信濃国佐久郡の
 豪族(信濃源氏平賀氏)
 戦国時代
 平賀玄信の代に
 甲斐の
 武田信虎・晴信父子に滅ぼされ、
 奥州の
 白石に移り
 伊達氏に仕え、
 白石姓に改めた
 後に
 伊予
 宇和島藩主家(伊達)に従い
 四国へ下り、讃岐で帰農
ーーーーー
 旧約聖書
 舊約(旧約)
 ↓
 出埃及記=出エジプト記
第1章
1:5
ヤコブの
腰から出たものは、
合わせて
七十人。
ヨセフはすでに
エジプトにいた。
1:6
そして、
ヨセフは死に、
兄弟たちも、
その時代の人々もみな死んだ。
1:7
けれども
イスラエルの
子孫は
多くの子を生み、
ますますふえ、
はなはだ強くなって、
国に満ちるようになった。
1:8
ここに、
ヨセフのことを
知らない
新しい王が、
エジプトに起った。
1:9
彼はその民に言った、
「見よ、
イスラエルびと
 なるこの民は、
われわれにとって、
あまりにも多く、
また強すぎる。
1:10
 さあ、われわれは、
 抜かりなく
 彼らを取り扱おう。
 彼らが多くなり、
 戦いの起るとき、
 敵に味方して、
 われわれと戦い、
 ついに
 この国から
 逃げ去ることの
 ないようにしよう」。
1:11
そこで
エジプトびとは
彼らの上に
監督をおき、
重い労役をもって
彼らを苦しめた。
彼らは
パロのために
倉庫の町
ピトム・・・・「Pithom」=アトゥムの神殿

ラメセス
を建てた。
  ↓↑
 ラムセス2世(Ramesses II)
 紀元前1314頃~紀元前1224年
  or
 紀元前1302頃~紀元前1212年)
 古代エジプト
 第19王朝のファラオ
 在位
 紀元前1290~紀元前1224年
 or
 紀元前1279~紀元前1212年)
 ラムセス
 第21年(紀元前1269年)
 「ヒッタイト」の
 「ムワタリ2世」・・・・ムワタリ
 と平和条約
 ヒッタイト王女を
 王妃とする
 エジプトは
 リビア・ヌビア・パレスチナを
 勢力下において繁栄
 ラメセスの名は
 ラー(太陽神)=「ラー・メス・シス」
 のギリシア語
 「カイサリアの
  エウセビウスなど
  キリスト教教会史家の間には、
  ラムセス2世を『出エジプト記』に
  登場するユダヤ人を
  奴隷から解放するように
  モーセが要求した
  ファラオと同一視」・・・
 次代のファラオの
 「メルエンプタハ」
 とする説もある・・・
 テーベの葬祭用の
 「永遠の城」=「ラメセウス」を建造
 「アブ・シンベル」神殿を造営
 「カルナック神殿」
 「ラムセス2世葬祭殿(ラムセウム)」の建造
   ↓
 「ピトム」=(Pithom)「アトゥムの神殿」
 アトゥム(Atum)はエジプト神話の男神
 アトム(Atmu)
 アテム(Atem)
 トゥム(Tum)
 テム(TemuもしくはTem)とも
 原初の丘
 「ヌン」より出し、
 ヘリオポリス神学における
 天地 創造の神
 「すべての神々の父、
  宇宙の主人、
  万物の創造者」
 エジプト
 九柱の神々の筆頭格
 原初の水から誕生した
 アトゥムの最初の姿は
 ヘビ(蛇・蝮)だったとされ、
 生まれたての
 太陽を手に掲げる
 巨大なヘビ(蛇・蝮)で表現される
 太陽は、朝、昼、夜の
 三形態をとる
 朝=「ヘプリ」
 昼=「ラー」
 夕=「アトゥム」
 中王国時代には
 「アトゥム」は
 一日を照らす太陽そのもの
 「始まりにして終わりなるもの」
 太陽神ラーと習合して
 「ラー・アトゥム」神となった
 プトレマイオス朝時代
 「アトゥム神」の神聖な動物は
 「ウナギ(eel)」・・・イイル
 フランス語=アンギーユ(anguille)
 ギリシャ語=エンケリュス
 鰻(うなぎ・マン)=魚+曼(日+罒+又)
   ↓      眞名は日の網の又
 イール=eel
 アール=Aal(独)
 アンギーユ=anguille(仏)
 アングィッラ=anguilla(伊)
 アンギーラ=anguila(西)
 アングイッラ=anguilla
 エンケリュス=(希臘)
 ウーガリ=(露西亜)
 カピトーネ=Capitone(伊・大うなぎ)
 ウナス・・・エジプト古王国
       第5王朝の「ウナス王」
 ケリィ=χέλι (希臘)
   ↓↑
 「石麻呂(いしまろ)に
  我れ物申す
  夏痩せに
  よしといふものぞ
  鰻(むなぎ)・・・・・ムなぎ
  捕りめせ(大伴家持)」
   ↓↑ 
 第19王朝の
 ラムセス家の信仰により
 「セト」は宗教上での復権を果し
 セトの名を冠したファラオ、
 セティ1世が即位
 「セティ」=「セト神による君主」
 「セティ1世」の息子
 「ラムセス2世」は
 セトから弓の使い方を学んだ
   ↓↑
 セティ1世
 在位は
 紀元前1294年~紀元前1279年
 古代エジプト
 第19王朝
 第2代ファラオ
 ラムセス1世の息子
 「セティ」=「セト神の君」
 即位名は
 「メンマアトラー」=「永遠なるはラーの正義」
 ラメセス2世の息子
 メルエンプタハ王の石碑の記録
 旧約聖書の「出エジプト」の王
 「アシュケロンは征服され、
  ゲゼルは占領された
  イェアノムは制圧された。
  イスラエルは滅ぼされ、
  子孫は絶えた」
ーーーーー
 ・・・「うなぎ」は「うみへび(海蛇)」・・・「ヒドラ=ヒュドラ」・・・「ヒュドラー」とは古典ギリシア語で「水蛇」だが、レルネーに住むヘーラクレースに退治された「ヒュドラー」・・・
 テューポーンとエキドナの子で、ヘーラーがヘーラクレースと戦わせるために育てた・・・恐竜のような巨大な胴体と翼、「9つ(5から100までの異説あり)の首を持ち、一本の首を切り落としても、すぐにそこから新しい2本の首が生えてくる。「うみへび座(海蛇座、Hydra)」の「うみへび=ヒュドラー」・・・
 もし、あなたが「お日様」を画用紙にクレヨンで描くとしたら・・・どのように描く・・・カナ・・・?

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