コタンクルカムイのまったり生活

野山の散策、小さな旅行、テニス遊びなど、札幌生活を不定期に掲載。
'06年版は「みみずく先生の日記」で。

エルドアンと安倍

2017年05月04日 | よろず覚え書き
エルドアンとはいうまでもなくトルコの大統領。
戦争という多大な犠牲を払って新しい憲法を制定しし国の有り様を刷新した歴史を、両者とも強引な手法により復古主義に回帰させようとする点で通底する。

日本国内の世論調査では改憲を支持する割合が少なくなくある。
単純に「現憲法に変化を加えるべき部分があるか」との問いであれば YES と答える有権者は多くいるだろう。
しかし、小生は仮にそうであっても「安倍首相のもとでの改憲に賛成するか」と問われれば断然 NO と答える。
さらにいえば安倍政権のもとでの改憲は絶対に許してはならないと思う。
彼の政権の改憲志向理由が現憲法の完全否定であるから。
国家による国民の統制すなわち明治憲法回帰であるから。

授業料無償化をはじめ、ささやかな(しかも現行法制下でも可能な)アメ玉を有り難がって、とんでもない毒まんじゅうの全戸配布を認めるような事があってなならない。

多様性あってこそ集団の安定性と成長がある。



北大構内の春。