フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

タマジクホコリ(Didymium bulbillosum)と変形菌

2024-11-30 17:15:47 | Slime molds
八ヶ岳は冠雪し、森の中には霜柱が立っていた。
寒い時期にタマジクホコリが見られるとは思っていなかった。
アミホコリの仲間。杯状体は暗褐色
同じ菌
パンフウセンホコリと思われる。
子嚢壁の石灰粒が剥がれ、構造色が見られる。
キララホコリは高頻度に発生し、たくさん見られる。
キララホコリと思われるが、ドーナツ型
不明(朽ち木上の苔に発生)。子嚢は薄茶色、柄は橙褐色
同じ菌

変形菌は少なくなり、年内の観察はほぼ終了。
今年の夏から変形菌の観察を始め、およそ60種を見つけることができた。
変形菌の多い場所が分かってきたので、来年は効率的に撮影できるだろう。