朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

3月4日(月)のつぶやき その2

2013年03月05日 01時22分44秒 | つぶやき

良い演奏をするために、どのように見られるか、は捨て去る。演奏態度を気にすると、自分の考える良い演奏ができない。コンサートから引退し、レコーディングに専念するようになったのは、グールドにとっては必然だったのかも知れない。


ってか、逮捕状出すなよな。頭おかしいのか?


政治体制の壁を貫く普遍性ゆえに民衆は感動し、当事者は同業者意識を持つ。最近のレスリングのようなスポーツ、学問、芸術。為政者は逆に、ここから壁が融解することを恐れ、監視し、管理する。


研究労働の評価は、本来、成果の内の「新たな寄与分」「差分」であるが、実際には「成果」自体で測られてしまう。前者は当該分野における専門知識がないと理解できない。分野を超えた優劣を誰が評価出来るというのか。「事業仕分け」以前に、何に予算を付けるか、の段階で問われて然り、だが。


「科学を学校教育で教えるためだけなら、最先端の研究界を自国で運営する必要はない」。煎じ詰めれば、ねえ。


「科学(自然についての知識の学問、という前提で)は、人間社会の関与する全世界の中から「自然」を切り分けるところから始まる」。理科教育で明示されてはいないが、「理科」という科目を公教育上設定している以上、前提にしているのは自明か。


しかし、理科で教えるべき「自然もロゴス(=言語と合理)で語れることを子供に教える」と「言葉(ロゴス)では表せない自然の素晴らしさを感じ取れる子供を育てる」って、矛盾しちゃいないか?矛盾あればこその、止揚を求め続ける永久運動なのかも知れないが。


グレープの「ベスト」。「縁切寺」の次が「無縁坂」。なかなか私のiPodから消せない(笑)


勉強好きな子供であれば、血筋や親の資産とは関係なく、志を立てられた時代には、活気があった。勉強好き、というだけでは食っていけない現代。


「思索する」の代行ではなく、「思索する」の補助。スポーツインストラクターのような、「爽快感」の体験を手助けする。ただ思索による「爽快感」の実体験がなければ、補助を求めることもないだろう。


民主主義国家の意思決定主体である国民にとって最低限必要な「素養」を身に着けさせるのが、義務教育の役割。意志があれば経済力に関わらず教育を受けさせるべき、或いは意志がなければ経済力に関わらず教育を受けさせないべき、と踏み込むか、或いはどこまで公が関与するべきか。


「税金を払って強制的にでもやらせないと誰もやらない」職業こそ、根拠盤石(笑)「ゴミ収集」というと「汚い仕事」のイメージがあったのだが、その給与を下げろ、という話も出ているが。


法律上権利が謳われていても、現実には行使できず侵害された状態であり、その不当性を主張する時間的・経済的余地がないのであれば、実質的にはそんな権利は存在しないのと同じであり、赤鰯を帯刀しているようなもの。


なんばのジュンク堂で仁左衛門の「夏祭と伊勢音頭」が売られている…。8700円か…。


例月のワッハ。ここ数ヶ月、客の出足が良すぎる(笑)


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3月4日(月)のつぶやき その1

2013年03月05日 01時22分43秒 | つぶやき

目覚めり。今日も良い天気かな。検定も終わったので読書を進めよう。手持ちの未読を全て片付ける、のは無理やろな…。


新宿末広亭夜席で、上方の桂春蝶の高座に出会う。「地獄八景」。噺の中に亡父二代春蝶を出し、時空を越えた父子会話を再現。とたん、三十数年前、ラジオの落語番組で、私の出したハガキを春蝶が読んでくれたのをおもいだしてしまい、不意に胸を突かれる。末広亭の客席で胸突かれてる場合でないっす。

kkmaruさんがリツイート | 6 RT

私もいわゆる「放射脳」レベルは迷惑千万だが、全ての脱原発論者が「放射脳」であるわけではないし。リスクとベネフィットを天秤にかけられる層、被災地の現実を見続けている人たちまでひとくくりに「放射脳」で切って捨てたり、自ら非科学的な論を振りかざしては、その最も憎む相手と同じにならんか。

kkmaruさんがリツイート | 11 RT

紀伊国屋でサイン会やっていたんだっけ。>桂ざこば 離婚危機!?自伝本“勘違い記述”で夫人と大モメ ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 sponichi.co.jp/entertainment/…


興味深い。後で読む。>【日刊SPA!】日本の文系研究者が「海外流出」する理由 nikkan-spa.jp/395867 @weekly_SPAさんから


【日刊SPA!】“海なし、直行便なし”のラオスでも日本食ブーム到来中 nikkan-spa.jp/396183 @weekly_SPAさんから


この「農業の学校」で知識と技術が充分なのか?自然環境の変化に対応していけるか?実業として継続できるとは思えないのだが。>【日刊SPA!】サラリーマンからオシャレな農家に転身「農家は誰でもできる」 nikkan-spa.jp/355653 @weekly_SPAさんから


外出。蒼天なれど、我眠し。読書は進めたいが。


科学は「百科の学術」の略。学術は「学」と「術」を合わせた言葉で、二つの理念的意味が埋め込まれているが、分離は現実的には困難、と認識されていた。


元々「理学」は朱子学の意。「天地人を貫く理」だったのが、「天地人から人を差し引いた残り(=天地)を対象とする」に変容。


「研究者が雇用される」ではなく、「雇用されて研究者になる」。「在野の研究者」という言葉があるのは、それが少数派だからなのだろう。


上流階層の存在する英仏では「社交人」と「学者」という学歴貴族が出現した。上流階層の存在しない日本では清濁併せ呑む「人物」と「学者」。


「(理屈では)間違っているが、(誠を貫いた行動は)正しい」。人と人との関係のあり方である「誠」を、目を凝らして外から探してくる「理」の上に置く。超越的存在に淡白な傾向と整合している。


リパッティの夭逝、それを埋めるべくグールドのメジャーデビュー。


「怒れる若者」ビジネス。グールドのコロムビアデビュー曲として「ゴルトベルク変奏曲」が認められた背景。


ラフマニノフを聴きながらグールドの評伝を読む昼下がり。至福ならずや。


名もなき人々の無数の小さな行動が土台となり、「偉大な瞬間」が歴史に刻まれるが、その土台を築き上げた人々のことは記録に残らない。


浮き沈みがあっても「いずれ良くなる」「抜け出せる」と思える時代と、諦めや絶望感の覆う時代と。


製造業の生産は国外で続けられて利益を上げたが、国内の労働者には恩恵をもたらさなかった。


昔、「見えざる手」によって、新自由主義的グローバリゼーションの破壊から救われるだろう、と。今、「見えざる手」を振りかざして、新自由主義的グローバリゼーションによる破壊を唱導する者ども、数多あり。


プルトノミーとプレカリアート。聖(笑)グリーンスパン曰く、「働く人々が不安定な境遇になれば、彼らは余裕を失い、権利の要求をせず、より良い賃金や給付金も得ようとしなくなる」。その策動に乗せられている今日。「弱い者がさらに弱い者を叩く」。


座り込みストから労働者・組合による接収。閉鎖するよりも労働者に売却した方が短期的には安くつくのに、敢えて閉鎖するのは、恐怖の裏返しか。MBOや非上場化の意義。


「雪どけ」という小説があったのか。「悩みがある」事実を描くこと自体が問題になるって、どれだけ異常なんだか。その穴に落ちていった経緯・背景は他山の石として見ておくべし。


「あるべき報道に戻れ」【PC遠隔操作事件】処分保留で釈放、別件で再逮捕について弁護人が語る(江川 紹子) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/201…

kkmaruさんがリツイート | 10 RT

後でまた見るけど、誤認逮捕したのは警察の勝手だし、逮捕された時に感じた「また冤罪だったりして(笑)」がシャレになっていないのがなあ。


コメント
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