ワタシの人生には
ふたりの
マツモト タカシ。
が
いる
実兄の
松本 崇 氏
と
作詞家の
松本 隆 氏
そして
そこには
松田 聖子。
と
いう
キーワード
も・・
小学生の頃
誰もが
夢中だった
テレビ番組として
ザ・ベストテン
などの
歌番組が
あった
今のように
ネットや
プレイヤーが
普及しておらず
その
輝かしい
瞬間を
逃すまいと
テレビを
食い入るように
観ていたっけ
当時から
ワンフレーズ
好きな部分があると
まるっと
その歌
大好きー
と
なっていたから
後々
気付くのだが
いつのまにやら
作詞家 松本 隆マジックに
まんまと
魅了されていたのである
言い換えれば
こんな田舎娘にも
華やかな恋の夢を
松田 聖子ちゃんという
最高のアイドルに
ナビゲートさせ
魅せてくれた
ロマンスの恩人が
作詞家 松本 隆 氏
だったのだ
それに較べ
そんな夢見る妹に
現実という
グレーのケープを
クルッと巻いて
ほくそ笑んでいたのが
もうヒトリの
そう
実兄 松本 崇。
自分なりの
オシャレをして
ヒトリ
三面鏡の前で
聖子ちゃんに
なりきって
歌謡ショーを
繰り広げる
年子の妹を
襖を少しだけ
開けて
盗み見るという
卑劣さのうえに
「・・ブスのクセに」
そんな
屈辱的な
捨て台詞を
吐きながら
パタンと
閉める
兄に
傷つきながらも
現実駅行きの
切符を
貰えたのだから
なかなか
その後
甚だしい
勘違いを
するコトなく
身の丈の恋
身の丈の人生
を
送るコトが
出来た気もする
たまたま
新刊の
BRUTUSが
松本 隆 氏の
作詞家
45周年記念の
特集を
組んでいたモノ
だから
まさに
宝石箱
みたいに
当時の
記憶が
ドバーッと
溢れ出てしまったの
で
あーる
宝石箱には
ホントの
宝石なんて
実は
ヒトツも
入っていないのかも
しれないけれど
キラキラした
記憶は
その後の
価値観や
影響力に
相当な
エッセンスを
ふりかけて
くれたのかも
しれないねぇ
否定されるコト
肯定されるコト
その
両面を持って
自身の知らない
自分に
出逢うコトも
在るから
いまは
ただ
ありがとう
ふたりの
マツモト タカシ 氏
よ!