こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

坂井市長の「政治とカネ」に触れない討論

2016年12月23日 07時49分32秒 | Weblog


 昨日は、議会最終日で4年任期の最終議会でもありました。
議会最終日は討論採決です。

 市長が提案した議案に対して会派として意見表明をします。
共産党は志佐議員が、「ボートレース事業に独立した管理者を置く」事と「教育委員の任命」に反対しました。
「事業管理者」を新たに置くことは、「新しい市長が後1ヶ月で誕生する今の時期にすべきではない」と新しい市長の元での「政策判断がなされるべきだ」と理由を述ました。
 教育委員の選任については、「平和憲法を守るべき教育委員が、佐賀空港にオスプレイ配備促進を山口知事に要請した事は、憲法9条の精神にそぐわない」と述べました。

 賛成討論に立った、志政会、清風会、公明党は、坂井市長の14年間の業績を天まで持ち上げる項目を並べましたが、この間の「政治とカネ」については一言も触れないものでした。
 教育委員の選任について賛成討論に立った公明党議員は、(陳情した行為は)「良くなかったが、委員会では政治的中立は守られている」と賛成しましたが、志政会、清風会、社民党からは討論はありませんでした。

 起立採決では、一般議案は共産党の反対。教育委員の選任議案は、社民党、共産党が反対しました。

 最後に、議長と市長からの発言では、議長から「不正事件」への議会の取り組みが紹介されましたが、市長からは、「職員と議員、市民にご心配とご迷惑を掛けました」と簡単に触れただけでした。
 恒例の写真撮影が終わり、夜は6人の「勇退議員の送別会」が旅館「綿屋」で開かれ、それぞれの勇退議員に議長から花束が贈られ、それぞれの思い出が語られました。

 写真は、古い面影を示す旅館「綿屋」の展示品です。




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志佐議員が「腐敗・不正をただし原発ノー」を掲げて市長選へ

2016年12月23日 06時03分57秒 | Weblog


 志佐議員は昨日、「腐敗政治の一掃と原発ノー」を掲げて市長選へ立候補する事を表明しました。
前日に開かれた「唐津しゃんとする会」の2回目の会合で推薦を受けて受諾したものです。

 「唐津しゃんとする会」は、唐津市の不正問題などを追及してきた市民団体と反原発グループに民主団体、労働団体に社民党、共産党も加わる幅広い団体で構成されています。

 市長選挙に立候補を表明している3人の方が、唐津市の不正問題や、市長の「政治とカネ」の問題、玄海原発再稼働反対などを明確に示せずにいるなかでの立候補表明です。

 写真は、市役所の記者室で立候補を表明する志佐議員と代表世話人のみなさん。



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