昨日は、からつ風力発電議員連盟主催の「寿都町における風力発電の取り組み」の講演会がありました。
講演したのは、片岡春雄町長と町の係長です。
北海道寿都町は、どこかで聞いた名前だと思っていたら、使用済み核燃料の最終処分地の「文献調査」を引き受けた町だと分かりました。
寿都町は、人口2700人の小さな漁業を中心にした町です。
そこでは、片岡町長(6期)のもと町が風力発電11基を擁し年間7~8億円を町財政に繰り入れているとのことでした。
片岡町長は、講演の最後に、なぜ原発の使用済み核燃料の「文献調査に手を挙げたか」について語りました。
「原発により電気の恩恵を受けながら、使用済み核燃料の最終処分問題という都合の悪い事を先送りすることは良くない」と理由を語り、「唐津市でも勉強会をしてはどうか」と多くの自治体が手を挙げるよう呼びかけました。
会場からは、「唐津市はグレーゾーン地帯で無理ではないか」という質問があり、片岡町長は「何処が適地かは調査してみないと分からない」と答えました。
会場には、玄海町議や市の職員及び市民も参加していました。