こんにちは浦田関夫です

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玄海原発の協議会に疑問

2022年08月03日 06時40分00秒 | Weblog

 

 昨日は、第94回の佐賀県原子力環境安全連絡協議会の傍聴へ玄海町民会館へ黒木はじめ議員と行ってきました。
 この協議会は、年二回の開催で、玄海原発の周辺地域における環境放射能等の実態を把握すると共に原子力に関する知識の普及を図ることを目的に佐賀県知事が会長で、副会長に玄海町長が就いて実施されています。
 会では県職員が進行し、①環境放射能及び温排水の測定結果②原子力設置の運転・管理の状況③その他が報告と質問が行われます。
 昨日は、玄海原発の運転状況を県原子力安全対策課が、環境放射能調査を環境センターが、温排水影響調査を玄海水産センターが、玄海原発の検査状況を玄海原子力規制事務所が、玄海原発の工事状況について九電からそれぞれ、報告がありました。

 協議会メンバーは、佐賀県から知事と県民環境部長と議長と文教厚生常任委員長の4人。玄海町から町長、議長、原子力対策特別委員会委員長の3人。唐津市から市長、議長、玄海原子力発電所対策特別委員会委員長の3人。伊万里から市長と議長の2人。漁業関係が4人。JAから2人。医師会、上場商工会、唐津地区PTA連合会から各1人。唐津青翔高校の生徒2人の27人で構成されています。
 私は、なぜ、30㌔圏の伊万里が構成メンバーで、同じ30㌔圏内の松浦市や糸島市、佐世保市、壱岐市がメンバーに入っていないことに疑問を感じました。
 玄海原発の影響は、広範囲に及ぶことは常識です。
 佐賀県内の関係者だけが、年二回の報告を受けて協議する場が約50年続いていることに強い疑問を感じます。
 福島原発事故の教訓は生かされているようには見えません。
単なる「帳面消し」の会議になってやしないでしょうか。 

コメント
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