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昨年の10月、11月と山陰旅行の作品で2ヶ月潰したため、その間の出来事に関する作品が紹介できなかったが、ここでデータバックし、2~3作品取り上げたいと思う。
毎年 晩秋時期に実施される、元会社のOB有志による一泊の親睦旅行、今年は11月の上旬にあった。
場所は、ここ数年 湯河原と決まっているが、これまで3回ほど参加したが、毎回 自宅と旅館までの行き帰りのみで、周辺の観光地を巡ったことはなかったが、今回は3時間ほど早めに自宅を出て、旅館での集合時間前に単独で観光してきた。
作品はその中の一つ「不動滝」で、湯河原駅から奥湯河原行きバスで約20分、バス停「不動滝」で降りて略1分。
滝の入口には茶屋があり、お茶の他、軽食もでき、ここでお金を使った人には足湯のサービスがあり、ざる蕎麦を食べた後、滝から滴り落ちる豊富な水を眺めながら、足を浸してきた。
文豪 夏目漱石がこの地を訪れ、彼の絶筆(未完)の『明暗』の中で、この滝を登場させているという。
滝の落差は15メートルくらいで、年間を通じてコンスタントに瀑量があり、滝の両側には小さな不動明王と出世大黒尊があり、なかなかの滝であるというが、小生には特別な滝とも思えなかった。