写画へのいざない

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独歩の湯

2009-02-18 11:50:17 | 風景

 不動滝から湯河原に向かってバス道路を歩いて約10分、落合橋バス停の奥に万葉公園の入口がある。

 湯河原の温泉街の中心にある、この万葉公園には、数多くの万葉植物が植栽され、万葉時代の古代建築を模した万葉亭、万葉集の中でただ一つの出湯を詠った歌碑、国木田独歩碑等があるというが、散策路はアップ・ダウンが多く、しかも、この公園の広さから極く一部を廻ったのみ。

 その一つが、平成13年にオープンした独歩の湯で、“足湯”専用の温泉施設で、施設内には、さまざまな効能をもつ9つの泉が用意され、温泉に足を浸し床面に工夫された突起物で、足の裏をさまざまに刺激できるという。
 因みに、足裏の中央を刺激する突起物のある泉は、平静(へいせい)の泉と呼び、
心穏やかになる、なごみの泉で、イライラや神経系の病に効果があるという。
 施設に入るには有料だが、既に、不動滝の茶屋で足湯を浸かっており、此処は見るだけ止めた。

 作品は、足湯施設に温泉を供給している大きな桶で、前面の立札には、「足場施設・独歩湯」の文字がかすかに見える。

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