湖畔人です。
高木美帆選手。遂にやりましたね。金です。金!小平選手と同じく、オリンピックレコードでの金ですよ。ホントスゴイです。凄すぎますよね。しかも金銀銅、全部手に入れました。大快挙です。聞いたことが無いです。素晴らしいですね。でも、余り、高木選手、高木選手とばかり言っていると、高木選手ご自身に怒られそうですね。“これは私だけの頑張りの成果であるはずもない!チームメート、スタッフ、コーチ、皆の力を結集してはじめて成し得た成果なんです!”と叱られそうです。そう、どうもこのパシュートという競技は、チームワークと技術次第で大きく差が出る、しかも個人より団体の方が速いタイムが出てしまうと言う、そうした特殊な競技のようです。嘗てリオ・オリンピックの時にも、このブログの第11 話で、リレーについて触れ、そこで、我々日本人は、体も大きくなく、個の力では他国に劣るけど、自分たちの弱点もメリットも冷静に自己分析して、弱点を補うような技術力を身に付け競争力を高めるやり方は、我々に向いているし、求められている姿でもある、と言うような主旨のコメントをしましたが、このパシュートもまさにそれに該当する競技のようです。その内容を知るには、素晴らしいテキストとなる番組が数日前にNHKでやっていました。『“一糸乱れぬ挑戦”女子団体パシュート』と言う番組です。以前も第73話で指摘しましたが、政治と近代歴史を語らせると“国民の敵か!”とも思えるような、見事なまでの反日左翼ぶりを発揮するどうしようもないNHKではありますが、幾つかのドラマやブラタモリ等のバラエティー、深夜のアンビエントな風景番組とスポーツや起業家や各界の成功者を特集するドキュメント番組には良い内容の番組もあり、今回の番組もそれに該当するのだと思うのですが、そこで語られていたのは、どうも、前回のソチで女子パシュートでボロ負けした日本チームに対し、JOCか日本スケート連盟の発案かは判りませんが、女子パシュートのチームジャパンを結成しようと言う動きがあり、今回のメンバーの、高木菜那選手、高木美帆選手の姉妹と、佐藤綾乃選手、菊池彩花選手が強化メンバーとして選ばれ、オランダから代表コーチとしてヨハンデビット氏が呼ばれ、そこから4年間の共同生活、共同練習が始まったようです。それが全ての始まりであり、よって、まず、チームジャパンを結成し、このコーチと選手を選定した人が偉くて、次に、選手たちの力を最大限発揮させようと特徴を伸ばし弱点を補い強化する練習プログラムを練り、選手たちに課したヨハンという優れたコーチの力があり、彼の判断に裏付けを与えた科学的解析チームの力があり、そのヨハンの厳しい要求に応えて来た、4人のアスリートの努力と、4年の生活の全てを競技に賭けて来た彼女達の、その覚悟と決意と犠牲、それら全てが相まって始めて成し得た成果だったようです。
このパシュートでは隊列と呼ばれる並び具合が大きく空気抵抗を変え、その空気抵抗の低減が体力の温存とスピード強化に繋がり、個人で出す記録よりずっと速いタイムを叩き出すと言う不思議へと繋がっているようです。隊列を揃える訓練を一年中、それこそ陸でもリンク上でも繰り返し、他国には真似できない乱れない隊列を実現できる所まで追い込んだようです。空気抵抗は15%も向上したと言います。日本人的な協調性が功を奏したケースです。次に、先頭の交代も特徴的で、日本の場合カーブで大きく外に飛び出し、一見無駄に見える動きが、“速度減速をしない“と言うメリットにより、先頭の交代が他国より短時間に高速に出来、それもタイムアップの要因に成っているようです。他国は先頭の選手がスローダウンし、後方に回り、また加速するのに対し、スピードを定速で交代できるのがメリットのようです。これもアイデアと鍛錬による成果です。そして、この筋力アップもデータを基に実施し個の力も高め、最後にコーチの判断により、比較的体力のある高木美帆選手の走行時間と距離を他の選手より長く持たす事で全体の記録の向上を狙い、実際それを始めてから世界記録を更新したようです。こうして、多方面からの解析と鍛錬と戦略的思考により、総合力で成し得た成果が今回の金メダルとなったようなのです。本当に見事な仕事ぶりですね。4年間も全てこれに費やし、考えに考え、有効な改善策を見出し、厳しいリーダーシップの元、鍛錬し、身に付け、実現して来た成果なのです。選手も裏方も本当に立派です。こうした偉業は、いつも普遍的真理と教訓に満ちており、我々一般人の企業活動にも十分に応用可能なものに成っていますね。我々の日常のビジネスにも参考にさせて頂きたい所です。冷静に強さも弱さも分析し、対策を打ち、技術を身に付け、強化し、成果を得るのです。勉強になります。
いずれにせよ、2月21日は、この日本女子パシュートチーム、チームジャパンの4年間の努力が報われた日となりました。高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手、菊池彩花選手、そして代表コーチのヨハンデビット氏、そしてスタッフの皆様、見事な金メダル、本当におめでとうございました。また、4年間の努力、本当にお疲れ様でございました。ホント皆さんスゴイです。我々の誇りです。本当に立派です。
湖畔人
高木美帆選手。遂にやりましたね。金です。金!小平選手と同じく、オリンピックレコードでの金ですよ。ホントスゴイです。凄すぎますよね。しかも金銀銅、全部手に入れました。大快挙です。聞いたことが無いです。素晴らしいですね。でも、余り、高木選手、高木選手とばかり言っていると、高木選手ご自身に怒られそうですね。“これは私だけの頑張りの成果であるはずもない!チームメート、スタッフ、コーチ、皆の力を結集してはじめて成し得た成果なんです!”と叱られそうです。そう、どうもこのパシュートという競技は、チームワークと技術次第で大きく差が出る、しかも個人より団体の方が速いタイムが出てしまうと言う、そうした特殊な競技のようです。嘗てリオ・オリンピックの時にも、このブログの第11 話で、リレーについて触れ、そこで、我々日本人は、体も大きくなく、個の力では他国に劣るけど、自分たちの弱点もメリットも冷静に自己分析して、弱点を補うような技術力を身に付け競争力を高めるやり方は、我々に向いているし、求められている姿でもある、と言うような主旨のコメントをしましたが、このパシュートもまさにそれに該当する競技のようです。その内容を知るには、素晴らしいテキストとなる番組が数日前にNHKでやっていました。『“一糸乱れぬ挑戦”女子団体パシュート』と言う番組です。以前も第73話で指摘しましたが、政治と近代歴史を語らせると“国民の敵か!”とも思えるような、見事なまでの反日左翼ぶりを発揮するどうしようもないNHKではありますが、幾つかのドラマやブラタモリ等のバラエティー、深夜のアンビエントな風景番組とスポーツや起業家や各界の成功者を特集するドキュメント番組には良い内容の番組もあり、今回の番組もそれに該当するのだと思うのですが、そこで語られていたのは、どうも、前回のソチで女子パシュートでボロ負けした日本チームに対し、JOCか日本スケート連盟の発案かは判りませんが、女子パシュートのチームジャパンを結成しようと言う動きがあり、今回のメンバーの、高木菜那選手、高木美帆選手の姉妹と、佐藤綾乃選手、菊池彩花選手が強化メンバーとして選ばれ、オランダから代表コーチとしてヨハンデビット氏が呼ばれ、そこから4年間の共同生活、共同練習が始まったようです。それが全ての始まりであり、よって、まず、チームジャパンを結成し、このコーチと選手を選定した人が偉くて、次に、選手たちの力を最大限発揮させようと特徴を伸ばし弱点を補い強化する練習プログラムを練り、選手たちに課したヨハンという優れたコーチの力があり、彼の判断に裏付けを与えた科学的解析チームの力があり、そのヨハンの厳しい要求に応えて来た、4人のアスリートの努力と、4年の生活の全てを競技に賭けて来た彼女達の、その覚悟と決意と犠牲、それら全てが相まって始めて成し得た成果だったようです。
このパシュートでは隊列と呼ばれる並び具合が大きく空気抵抗を変え、その空気抵抗の低減が体力の温存とスピード強化に繋がり、個人で出す記録よりずっと速いタイムを叩き出すと言う不思議へと繋がっているようです。隊列を揃える訓練を一年中、それこそ陸でもリンク上でも繰り返し、他国には真似できない乱れない隊列を実現できる所まで追い込んだようです。空気抵抗は15%も向上したと言います。日本人的な協調性が功を奏したケースです。次に、先頭の交代も特徴的で、日本の場合カーブで大きく外に飛び出し、一見無駄に見える動きが、“速度減速をしない“と言うメリットにより、先頭の交代が他国より短時間に高速に出来、それもタイムアップの要因に成っているようです。他国は先頭の選手がスローダウンし、後方に回り、また加速するのに対し、スピードを定速で交代できるのがメリットのようです。これもアイデアと鍛錬による成果です。そして、この筋力アップもデータを基に実施し個の力も高め、最後にコーチの判断により、比較的体力のある高木美帆選手の走行時間と距離を他の選手より長く持たす事で全体の記録の向上を狙い、実際それを始めてから世界記録を更新したようです。こうして、多方面からの解析と鍛錬と戦略的思考により、総合力で成し得た成果が今回の金メダルとなったようなのです。本当に見事な仕事ぶりですね。4年間も全てこれに費やし、考えに考え、有効な改善策を見出し、厳しいリーダーシップの元、鍛錬し、身に付け、実現して来た成果なのです。選手も裏方も本当に立派です。こうした偉業は、いつも普遍的真理と教訓に満ちており、我々一般人の企業活動にも十分に応用可能なものに成っていますね。我々の日常のビジネスにも参考にさせて頂きたい所です。冷静に強さも弱さも分析し、対策を打ち、技術を身に付け、強化し、成果を得るのです。勉強になります。
いずれにせよ、2月21日は、この日本女子パシュートチーム、チームジャパンの4年間の努力が報われた日となりました。高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手、菊池彩花選手、そして代表コーチのヨハンデビット氏、そしてスタッフの皆様、見事な金メダル、本当におめでとうございました。また、4年間の努力、本当にお疲れ様でございました。ホント皆さんスゴイです。我々の誇りです。本当に立派です。
湖畔人