湖畔人です。
さて、前話の続きですが、10年以上前にやっていた『龍馬伝』の中で、近藤正臣さん演じる山内容堂が、大政奉還を将軍に提案する為に建白書を書く決断をするシーンがあり、そこで容堂は一晩寝ずに思いを巡らせ、それはまるで瞑想でもしているかのようであり、朝方に肚を決め、静かに筆を走らせ建白書を書き上げるのですが、そのシーンのバックで流れていたのが、この佐藤直紀さんの『相望』と言う曲でしたね。
歴史を動かす大きな決断は、実はとても静かで、精妙な空気の中で成されていた、と言う空気感がとても良く表現されていました。この曲はその静けさをより一層際立てる役割を果たしていたと思います。龍馬が亡くなるシーンでもこの曲は流れており、大きな歴史の流れを変える節目節目に、その伴奏としてこの曲が流れていた感じでしたね。
歴史を動かす大きな決断は、実はとても静かで、精妙な空気の中で成されていた、と言う空気感がとても良く表現されていました。この曲はその静けさをより一層際立てる役割を果たしていたと思います。龍馬が亡くなるシーンでもこの曲は流れており、大きな歴史の流れを変える節目節目に、その伴奏としてこの曲が流れていた感じでしたね。
この佐藤直紀さんは、数多くのドラマや映画音楽を手掛けて来た作曲家です。『ALWAYS 三丁目の夕日』や『カーネーション』、『永遠のゼロ』等数多くの作品を手掛けて来た作曲家ですね。日本にはこの手の、名は一般人にまでは浸透していないけど実はとっても才能がある映画やドラマのテーマ曲を手掛けるスゴイ作曲家さん達が沢山いらっしゃいますね。なんかこんなに才能があるのに、あまり知られていなくてとても悔しい気分になりますね。ゲーム関連の作家を含め、無名の大家が多過ぎるのです、この国は・・・。何か変です。
そして、あの運命の女神の声のような、神懸った声の持ち主はYUCCAさんですね。只々見事な歌声です。
お薦めします。
湖畔人