湖畔人です。
また現実逃避の音楽談義です。
ここの所、"アジサイの季節に聴きたい曲、懐かしのネオアコシリーズ"として、ネオアコの曲を何曲かご紹介して参りましたが、梅雨はまだ続きますので、今後、再開するつもりですし、まだスミスもスタカンも、ETBGもやってませんので、それらのさわり位は今夏にやりたいと思っていますが、一旦ネオアコはお休みにして、先日七夕でしたが、私にとっては重要な日であり、宇宙や星々に思いを向ける日でもありますね。
そこで、星にまつわる曲を数曲続けてご紹介したいと思います。
まぁ、スピリチャル系の本を読むと日本だけでなく世界中のそうした本において地球の太古の歴史の中には何度も宇宙からの移民(宇宙人の移住)があった、なんて話がよく出て来ます。日本の神話にも天の鳥船という宇宙船を想定させる神が出て来ますし、前方後円墳の美しい鍵穴の形も、私に言わせると上空から見て場所が判り易いようにしたサインの一種にしか見えませんし、かぐや姫然り、日本と言う国は宇宙を割と身近に感じる土地柄なのではないかと思います。
そして、七夕ですが、これは日本由来と言うより中国由来の神話ベースの伝説のようでして、アジア各地で数多く見られる神話ですね。
天帝の娘、織姫は働き者の機織り職人で、働いてばかりで出会いもなく、ただひたすらに黙々と働いてばかりだったそうで、そんな娘が不憫に思えた天帝は、よい相手はいないかなーと婿さんを探し始めて、同じく真面目で勤勉な若者である彦星君を見付け出して、彼等を結婚させたようなのですが、働き者だった筈の二人は余りにラブラブすぎて全く働かなくなり、イチャイチャばかりしていたようなのです。その様子にキレた天帝が"もうエエ加減に働かんかい!あんたら二人の間に天の川を置いて、お互いに見えなくしてやる!別居じゃ!"と天帝の怒りを買った二人は、それ以来会えなくなってしまったようなのです。ただ二人の落ち込み具合が余りにもハンパ無いので、"じゃあ、年1だけ、会わせやるよ、シャーネーナ"という事で、七夕、7月7日にのみに会う事が許されるようになった、というお話のようなのです。
愛の日ですね。遠距離恋愛の再会の日って感じでしょうか。
と言う事で、7月7日は愛の再会の日なんですね。
そんな七夕に見合う、星に纏わる曲を数曲まとめてご紹介したいと思います。
でも、星に纏わる曲は悲劇を感じさせる曲が多いですね。
実際、世界の様々なスピリチャルな本を読んでも、"母星が戦争で滅んで脱出して地球に来た"とか、"母星の戦乱があまりに酷く逃げ出して地球に来た"、とか、まぁ辛い過去を引き摺って地球にやって来たグループも少なくないようなのです。そうした背景もあり、星を見ると遠い悲しい記憶が蘇る方々も多いのかもしれませんね。
まず一曲目は、Breadの『if』です。
題名の通り、もしこうだったら、君とこうする、兎に角、君が一番大事、と言う曲です。終いには地球が滅んで自転を止め、周りの星も消え去って行ったとしても、僕ら二人はずっと一緒、一緒に旅立つ(これが宇宙に旅立つのかあの世に旅立つのかは不明ですが)と締めくくる、若干物騒なたとえが入った愛の曲、愛は星の滅亡をも超える、とでも言いたげな感じの曲ですね。何かとっても優しい優しい感じの曲です。アメリカにはこうした優しい男達が多いのでしょうかね。バンド名もなんかとても宗教的と言うか聖書臭が強い感じがしますね。とにかく優しい優しい曲です。
題名の通り、もしこうだったら、君とこうする、兎に角、君が一番大事、と言う曲です。終いには地球が滅んで自転を止め、周りの星も消え去って行ったとしても、僕ら二人はずっと一緒、一緒に旅立つ(これが宇宙に旅立つのかあの世に旅立つのかは不明ですが)と締めくくる、若干物騒なたとえが入った愛の曲、愛は星の滅亡をも超える、とでも言いたげな感じの曲ですね。何かとっても優しい優しい感じの曲です。アメリカにはこうした優しい男達が多いのでしょうかね。バンド名もなんかとても宗教的と言うか聖書臭が強い感じがしますね。とにかく優しい優しい曲です。
次は、中島美嘉さんの『STARS』ですね。
彼女のデビュー曲です。昔から存在するかのような、そんな名曲感の強い曲ですね。メロディラインもAOR風であり、アレンジも最高に格好が良いです。特に気だるいトランペットの使い方が、以前ここで紹介したアースの『after the love has gone』のようでもあり、古内東子さんの『誰より好きなのに』 にも似た使い方であって、なにかとっても素敵です。歌詞はあの秋元康さんで、歌詞の内容は、滅亡した出身母星の滅亡が受け入れられず、その星を夜空につい探してしまうくせが抜けない、とでも言いたげな(本当の所は判りませんが)、そんな雰囲気の曲です。名曲ですね。
彼女のデビュー曲です。昔から存在するかのような、そんな名曲感の強い曲ですね。メロディラインもAOR風であり、アレンジも最高に格好が良いです。特に気だるいトランペットの使い方が、以前ここで紹介したアースの『after the love has gone』のようでもあり、古内東子さんの『誰より好きなのに』 にも似た使い方であって、なにかとっても素敵です。歌詞はあの秋元康さんで、歌詞の内容は、滅亡した出身母星の滅亡が受け入れられず、その星を夜空につい探してしまうくせが抜けない、とでも言いたげな(本当の所は判りませんが)、そんな雰囲気の曲です。名曲ですね。
今日の最後の曲は、SEKAI NO OWARIの『スターライトパレード』です。
こちらもバンド名自体がまるで滅亡した星の出身者達のようです。
こちらもバンド名自体がまるで滅亡した星の出身者達のようです。
歌詞の内容も、
"星が降る眠れない夜に
僕たちを連れて行ったあの世界
僕たちは探していくんだ
夜空の星が射す方へ
もう君はいなくなったこの世界で"
"星が降る眠れない夜に
僕たちを連れて行ったあの世界
僕たちは探していくんだ
夜空の星が射す方へ
もう君はいなくなったこの世界で"
と亡くなった友人へのレクイエムのようでもあり、アブダクション経験者がまた異世界への宇宙旅行を期待しているかのようでもあり、
"それはまるで僕たちの文明が奪った
夜空の光の様に"
夜空の光の様に"
という言葉は、公害で空が曇って星が見えない都会の夜空、とも読めなくもないですが、一方で、星を滅ぼした加害者側だった過去もある、とでも言っているようにも聞こえなくもなくて、アップテンポの曲なのにどこか悲しげで、何か抜き差しならない凄まじい不幸を目撃した事があるかのような、そんな悲劇性を感じさせる曲ですね。
中島美嘉さんの『STARS』ではないですが、まるでずっと昔から存在するかのような、そんな名曲感のとても強い美しい名曲かと思います。
では、この"星にまつわる曲"はもう少し続け、その後にまたネオアコ話を復活させたいと思います。
次回の"星にまつわる曲"はもっと軽いやつを選びたいと思います。
では。
湖畔人