湖畔人です。
ここの所、"アジサイの季節に聴きたい曲 懐かしのネオアコシリーズ"と言う事で様々なネオアコの曲をご紹介して来ましたが、実はまだこの後も続くのですが、直近はザ・スミスという大分クセの強い、毒気の強いバンドの曲のご紹介だったので、ちょっとお口直しと言うか、お耳直しを兼ねて、もっと判り易く心地よい甘いバラードを一曲間に挟もうかと思っています。
で、AOR界のお御所、ボズスキャッグスの『You Can Have Me Anytime』をご紹介したいと思います。
先日、"星にまつわる音楽"と言う事で中島美嘉さんの『STARS』と言う曲をご紹介しましたが、その中でトランペットの使い方がとてもAOR風だと申したのですが、たしかBOZの曲にもこんなトランペットの使い方をした曲があったよな?と思って色々と聴き返してみた所、結局そんなトランペットの使い方をした曲は見つからなかったのですが、でも改めてBOZの名曲達の素晴らしさを再認識した次第でして、その数々の名曲の中から今回『You Can Have Me Anytime』を選んでみました。
邦題は、『トワイライト ハイウェイ』との事で、とてもシティポップ感の強い邦題ですね。80年にはトヨタのCMに使われていたようです。何となく覚えているような、いないような、子供過ぎてピンと来なかったのかもしれません。
さて、歌詞は、自分の元を去っていく女性に、自分はここにずっといるからいつでも戻って来て、と言うなんとも女々しいと言うか、日本の演歌の歌詞の世界観とは真逆の世界観が展開しています。Breadではないですが、当時のアメリカの男達は優しい人達が多かったのでしょう。
それにしても甘くて優しくて切なくて綺麗な名曲ですね。お薦めします。
しかし、POPSの名曲には失恋の曲が多いですね…。
達郎さんのにも大瀧詠一さんのにもUSのバラードの名曲達にもそんな失恋の名曲が沢山あります。でも失恋の結果こんな綺麗な曲が生まれて来るならば失恋も悪い事ばかりじゃないですね。本人はつらいでしょうけどね…。
達郎さんのにも大瀧詠一さんのにもUSのバラードの名曲達にもそんな失恋の名曲が沢山あります。でも失恋の結果こんな綺麗な曲が生まれて来るならば失恋も悪い事ばかりじゃないですね。本人はつらいでしょうけどね…。
では、また、連休中にネオアコの続きをやりたいと思います。
それでは。
湖畔人