第436話.一年で一番気分が悪くなる時期 自衛のための戦い 日本側にもあった非

2020-08-16 17:49:37 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

次話からまた音楽三昧と行こうと思いますし、夏らしく出来るだけ浮かれたやつを、と思うのですが、その前に一言も二言も先の戦争への解釈に関しては申し上げておきたいのです。

先日、内閣の閣僚が4名靖国に参拝したとまるで犯罪者のように報じ、それに対し中韓が不満だ、みたいなニュースがTOPニュースでやっていました。自国の為に戦った戦没者に対し、戦争の区切の日に参拝し手を合わす事も、教会等宗教施設に行って慰霊する事も、どの国でも普通にやる事です。それを靖国となると目の色を変えて批判するこの異常さ、その根底には先の戦争が侵略戦争であって他国に迷惑をかけたから、と言うのがあるのでしょうが、その見方、単純過ぎないか?そんな簡単に色分けできる話か?間違っていないか?と言いたいのです。

日本の立場から言えば、植民地支配の時代に生き残りをかけ、近代的軍事国家に変身を遂げないと生き残れないと明治維新を起こし、同時に周辺国も近代的軍事国家に変わって貰わないと結局滅ぶと考え、それを実現する為に奔走したのが維新から日露までの流れです。そこから先は、その過程で併合したり、朝鮮を護るために朝鮮の根元にある満州を日露戦争の戦果として得て、そこを傀儡としましたが、それに対し中華民国やそのバックについた欧米列強の干渉を受け日中戦争が起き、その先に太平洋戦争があります。

自衛の為には周辺国にも強く成って貰わないといけないので、その葛藤の中、対応していく中で戦線が拡大して行ったのです。

ただ、目的は領土拡張欲とかそんなものではなく、あくまで自衛です。で、その事を最も深く強く正しく理解できたのは他でもなく日本を負かしたアメリカの将軍マッカーサーでした。朝鮮戦争を通し、何故、日本が朝鮮半島がロシアの手に渡る事を脅威としたのか、何故その朝鮮を護るために満州が必要だったのか、それらを明確に理解できたのは、マッカーサー自身でした。マッカーサーがわかるのに、他の方々は理解できないのでしょうかね?

日本の江戸末期には、世界は大植民地支配の時代でした。アジアの大国ともくされた当時の中国の清が、英国他欧州の国々に戦争で負け、その見返りとして土地を奪われ、切り売りされ、半植民地と化していました。アフリカも中東も南米もアジアも全部欧米列強の植民地でした。残され、独立を保っていたのは日本とタイ位。当時朝鮮は清の属国とみなされ、清がダメらなら、朝鮮もダメと思われていたのです。

当時のサムライ達は、植民地化を防ぐには始めは鎖国強化とも思いましたが、軍事力の差が大き過ぎると悟った薩長の侍達は、欧州の先端軍事技術を取り入れる事を決意し、明治政権は短期間で西欧型の軍事強国になる事を目指したのです。日本にとっての当時の最大の懸念は当時世界で一、二位の軍事力を持ち領土の拡大、特に南下の野望を隠さないロシアであり、朝鮮半島をロシアに占領され、そこから攻撃をされたなら日本はひとたまりもなく、滅ぶ事は明白と思われており、それを防ぐためには、日本自身の軍備強化はもとよりの事、朝鮮にも同様に近代化された軍事国家になってもらい、ロシアによる植民地化を防いでもらいたかったのです。

ただ、朝鮮王朝がその状況を理解せず、宗主国の清が邪魔をするし、全然先に進まない中、征韓論も起きました。朝鮮には舗装された道路も貨幣経済も産業も何一つ存在しない遅れ具合で、抜本的に変える必要があり、身銭を切って朝鮮の近代化をはかったのですが、朝鮮王朝が清に近づき邪魔立てをするので邪魔をするなと日清戦争を起こし、今度は王朝がロシアに付こうとしたので、日本は英国の支援の下ロシアと戦ったのです。平幕が横綱と戦うようなモノだったのですが、大方の予想を裏切り大国ロシアに勝ち満州を得たのです。満州は朝鮮の根元、半島を護る上で必要だったのです。そうしたフラ付く朝鮮王朝に翻弄され日清も日露も起きましたが、始めは保護国と言う立ち位置の日本でしたが、併合反対派の伊藤博文が暗殺される事で併合となったのです。韓国内の最大の政治勢力であった一進会や、当時の多くの韓国国民の支持もあり、また当時の欧米列強の支持もあり、最終的には当時の李内閣との正式な調印の元で併合が決定したのであって、あくまで合法的なものですし、この流れを見てわかる通り、全て自衛の為であり、日本の自衛の為には朝鮮に強くシッカリしてもらう必要があったのです。ただ、朝鮮自身ではどうにもならず、その為におせっかいにも近代化の指導をし、二回も戦争をしたのです。もし朝鮮王朝がしっかりしていて自国で近代化が出来ていたならば本当は必要の無い二回の戦争と併合だったのです。そこを知る必要があります。特に伊藤博文を暗殺などしていなければ、併合はなかったかもしれません。そこも知る必要があります。

また、あれを侵略、植民地支配と言うなら、ハングルも、産業も、舗装された道路も、港も、学校と教育制度も、貨幣経済も、何もかも無い無い尽くしだった朝鮮にあれだけ、血税を注ぎ込んだのか?と言う話です。本当に侵略したいなら、もっと強引に出来たはずです。しかし、ハングルを復活させ、産業を育成し、多数の学校設立し、教育を施し、貨幣経済も育て、奴隷制を廃止し、姓を与え、衛生状態も改善させ、人口も増やし、平均寿命ものばし、数え切れない程の施しをし、今の繁栄の礎を築いたのです。これが侵略か?植民地支配なのか?と言う話です。違うでしょ?と言いたのです。

併合と言う事実が気に入らないのは理解できます。嫌いなのも結構。それは許容します。だからと言って、侵略と言ったり、ありもしない慰安婦の嘘を付いたり、徴用工の嘘もつくな、と言う事です。これは単に嫌がらせをしているだけに見えます。竹島だって、怪しいものです。すくなくとも、日本としては江戸時代から漁民は漁で竹島に上陸をしていました。当時は松島と呼んでいたようです。そうした見解が分かれる土地に、本来なら自国の軍事施設など設置するか?と言う話です。自分の感覚からは喧嘩を売られているようにしか見えません。慰安婦にしろ、徴用工にしろ、竹島にしろ、いつか必ず落とし前を付けさせたいと願っています。何れにせよ、日本は、自衛の延長線として朝鮮がロシアに植民地支配されないように日清、日露と戦争を二つもし、併合もして来たのです。もし朝鮮王朝がしっかりして自国で近代化出来ていたなら必要の無い二回の戦争と併合だったのです。それが気に入らないと言うならそれは受け入れます。しかし、日本が手を出さなかったら今頃ボルシチをすすっていたと言う事も知るべきです。嫌うのは構わない、ただ嘘は言うな、と朝鮮半島の皆さんには申し上げたいのです。

また、満州も日露戦争で得たもので、朝鮮半島を護るために必要な土地でした。ここを手放せと欧米列強とその支援を受けた中華民国に言われて日中戦争がおき、その後経済封鎖により石油が入らなくなり太平洋戦争が起きましたが、以前も第162話で申した通りF・D・ルーズベルトの中国贔屓と日本嫌い、アメリカこそが満州が欲しかったなど等色々理由があったでしょうが、日本はアメリカとの戦争は極力回避したかったのですが、何が何でも日本と戦い滅ぼしたかったルーズベルトにより結局戦争をせざるを得ない状況に追い込まれていったとも言えます。

一方で、先日も申した通り、当時日本政府は、人種差別の空気を皆感じていて、当時の日本政府が国際連盟の規約に人種差別の撤廃を明記しろと主張をしたのも、そうした空気を感じていた為であり、アジアはアジアで自治をすべきだ、欧米を追い出し、日本をリーダーにアジアはまとまり大東亜共栄圏の形成だ、なんて言う話も同時に盛り上がっていて、当時、欧米の植民地だった東南アジアもインドも皆欧米の植民地でしたので、彼等を開放したい、そして共に共栄したいと言う気持ちも当時の日本にはありました。それも戦争に突入した理由の大きな一つです。

実は、中国もその流れの中にあったのです。
中華民国を建てた孫文は日本に潜伏し日本で力を貯めていた革命家で、その大東亜共栄圏に共鳴していました。なのに、彼亡き後、孫文の遺言を守らず蒋介石が欧米の支援も受け反日になっていったのです。孫文がもしもっと長生きをしていたならまた違った未来もあったかもしれません。中華民国と日本とアジアの革命家達が一緒になって欧米列強と戦っていればまた違った未来があったかもしれませんね。反日となった蒋介石の存在も太平洋戦争への大きな理由の一つですね。蒋介石はその後毛沢東に負け台湾に逃れます。残念でしたね。

と言う事で、そんな侵略戦争とか言う物でもないのです、中国とも一緒に欧米の植民地支配からアジアの解放の為に一緒に戦うはずだったのです。それが孫文一人いなくなっただけでここまで悲惨な結果がやって来たと言う事です。

だから、規律も厳しく気位も高くアジアの解放の為に戦った戦前の日本軍です。彼等が南京大虐殺だの慰安婦への暴行だの、そんな事するか?って話です。そんな嘘の誹謗中傷は言うな!と言う話です。そんな嘘の誹謗中傷ばかりしているとあの世から李登輝さんが黙ってないぞ、祟られるぞ!と言いたいのです。

確かに日本軍は動機においても戦闘においても立派でしたが、ただ、ただです、戦前の日本にも問題は無かったか?と言うと、そんな事はないですね。
まず、自分達の力を過信し過ぎました。驕りもあったでしょう。そうした尊大な態度が中韓の態度を無駄に硬化させた可能性は高いです。また、今ポンペオさんは全体主義と戦っていると言っていますが、当時の日本も全体主義に見えたでしょうね。思想も大分制限され、神道オンリー、現人神の思想も、求心力は生んだかもしれませんが、言論統制や弾圧は、多様性と言う点からはやはり問題があって、何れ躓いた事でしょうね。地球の神が、アメリカと日本、どちらかを選択せざるを得ないという状況にあれば、その信教の自由性、多様性、民主主義の徹底、と言う点から、アメリカに微笑んだ可能性はありますね。
とは言え、東京大空襲も、民間船への攻撃も、広島長崎への原爆も、許される事ではありませんがね。先述の通り、日本の動機は立派なものだし、真面目なものだったのは紛れもなく、きっと、それに気づいたアメリカは、その後ずっと日本に駐留し日本を護る事を75年も続ける事でその償いをして来たのでは?と思っています。

いずれにせよ、中韓から見ると気に入らない事実であれ、日本が自衛の為に明治以降ずっと戦い続け、途中からはアジアの解放の為に戦った事は事実、その動機は立派なものであり、彼等が奮戦しなければ白人達がその他の世界を支配し続ける時代がずっと続いていたであろう事を考えれば、それは大変勇気のある行為であり、立派な行動だった事は紛れもない事実であって、いつまでも侵略だの言って謝罪をし続ける必要はありません。もし中韓の嘗ての為政者達がしっかりして自国を近代化した強国にしていれば、必要の無なかった戦争と併合だったのです。なんで、彼の地の嘗ての為政者達の体たらくの穴埋めをしただけの我らの先祖達が、こんな悪者扱いされないといけないんだ?と言う話です。勘弁してくれ、嫌いたければ嫌え、余り自虐史観をし続けると、李登輝さんに叱られる。中韓の国民全員に嫌われるより、自分にとっては、李登輝さんに悲しまれる事の方がずっと嫌なのだ、と言いたいのです。中韓に嫌われる事は甘んじてい受け入れるので、今後も、先祖達、英霊達の勇気ある戦いに誇りを感じ、尊敬を持って讃えて行こうと思います。

靖国参拝?当然でしょ?何でそんな事、とやかく言われる必要があんの?自分の命を捧げて自国を護り、アジアを開放したんだよ?感謝と尊敬しかないでしょう?イイ加減にしろよ、って言う話ですね。日本のマスコミも少しは歴史をちゃんと見て、自分の言っている事を少し希釈した位の事言えよ、と思うのです。毎年この時期こういう事を思ってストレスを感じています。

もうイイ加減、変わって頂きたいです。日本の世論にもね。さすれば、その内中韓にも理解者が少しずつ増えるでしょう。

では。

この後は、うって変わって軽薄な音楽談義ができればしたいと思っています。
でも腹が立ってちと無理か...。

湖畔人


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