第634話.最近の日本と世界 10月31日①●選挙と台湾危機

2021-10-31 15:13:57 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

●選挙と台湾危機

選挙ですね。

今各党バラマキを競っていますが、本当はそこが争点ではないですよね。
と言うかあってはいけないのです。

何故なら国家存亡の危機が今そこにあるからです。

台湾と尖閣です。

台湾の蔡英文さんが米海兵隊が台湾におり、台湾軍を鍛えていると暴露してしまいました。この状況は、過去の中共の発言からすると台湾を軍事的に攻めないといけないレベルの発言なのです。中共がこれまで言ってきた事が、嘘とバレると国民が失望し、政府批判が止まなくなり中共の一党独裁の崩壊となります。そうさせないためにも、中国は”必ず”台湾に攻撃を仕掛けてきます。

一方、米軍の沖縄に駐留する世界最強の海兵隊の関係者は、もし台湾がまたは尖閣が中国にとられた場合ハワイまで撤退すると言っていますね。そうなるとどうなるのでしょうね?そう、そうなると、沖縄は維新の橋本氏が願った通り中国に占領され、日本は実質中国の支配下に置かれ、いずれ香港のように巨大収容所が作られ(ウィグルだけでなく今は香港にもあります)、中共に逆らうもの達を逮捕、隔離、虐待し、天皇家は廃止され、日本国が終焉します。

日本国が75年以上他国から戦争をふっかけられずに平和を保てたのは憲法9条のお陰ではありません。もしそう信じている人がいるとしたなら、その人達は政治を語る前提として必要な、現実を冷静に分析できる最低限の知性も持ち合わせていないと言えます。なので本気でそう信じている馬鹿な大人は一人もいないと信じます。子供なら許しますがね。日本国が75年以上他国から戦争をふっかけられずに平和を保てたのは世界最強の軍隊米軍が日本に常駐していたからです。でも、その頼りの米軍も、もはや、台湾と尖閣次第です。

でも米軍の軍事的優位性はもしかするともう保てていないのかもしれないのです。先日話題になった極超音速ミサイルの発射実験ですが、米軍はまだ数回しか実験をしておらず、且つまだうまく行っていないようです。一方中国は数百回の訓練を重ねておりどうも成功しているようです。もし、これらの兵器が実用化されると、ステルス性と軌道予測の難しさから迎撃不可能と言われており、米軍自慢の空母を主体とした艦隊は無力化、全滅する可能性があります。なので、米中の戦争が近々起これば、それはある意味、その中国の覇権確定を遅らせる契機になるかもしれず、米国の覇権の維持にはある意味最後のチャンスなのかもしれません。

米中が戦う時、米が負けると、日本の生命与奪権を持つ日本に駐留する米軍が日本を去る訳ですから、彼らが去ると自動的に日本の終了を意味する訳なので、日本は憲法がどうであれ、米国を支援しないと亡国となる為、参戦が必須となりますね。なので、米国と一緒になり台湾防衛をしないといけない立場にいる訳です。

しかも、何時も参照する日本の保守系、宗教系のメディアで日本安全保障戦略研究所のチョウさんと言う台湾出身の研究員の方が言われていましたが、仮に台湾有事があると、台湾には日本人が2万人以上が住んでいますが彼らの安全保障は一体どうするのだ?中国には11万人以上の日本人がいるが、彼らは人質になるが、有事の場合、彼らをどうするのか?何もシミュレーションしてないのではないか?大丈夫か?と日本政府に問うています。

台湾も100万人の台湾人が中国にいるそうです。戦争に備え帰国を促すようですが、それでも全員は戻せず、何万人か諦めないといけないような状況が出るかもしれませんが、それでも国の存続のためには諦める覚悟をお持ちのようです。

日本はどうするのか?在中の11万を守る為、台湾の二万人を見捨て、参戦を見合わせ、米国と台湾が滅ぶのを傍観し、そして、日本国自体も滅ぶのか?

それとも腹をくくり、中国の11万人にいつでも出国できる状況を事前に促し、サプライチェーンを中国に依存する企業達にも通達を出し、今後の想定を伝え急ぎ中国依存度を減らすよう指示を出し、毅然と米台連合軍に加わり、日本と台湾の独立を保つのか?

さあ、どうするのか?

早ければ来年早々台湾進攻が起こると言われる中、短期でこの危機をハンドリングできる政党はどこか?

正直言ってどこにもいないですが、9条を変えると一応は言い、台湾を守ると言う議員もわずかにいる自民しか今は選択はないのかと思います。分配とか社会主義政策を打ち出す今の自公には本当は入れたくなないですが、他では亡国となるので仕方がありません。

なので不本意ですが自民に入れようと思っています。不本意ですがね。

湖畔人

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