第193話. Paul - The best concert ever

2018-11-03 23:46:18 | よもやま話,雑感,最近思う事
湖畔人です。

行ってきましたよ。嫁とポールの来日公演に!
まぁ、何と言っていいやら、簡単に言えば、行って良かったです!
嫁も喜んでいたみたいだし。多分、一生の思い出となるイベントになりました。

コンサートに来ていたオーディエンスの方々は、年齢層が幅広く、もう定年を過ぎて第二の人生をエンジョイされている風の方々、子育てを終えて一段落してそうな感じの方々、自分と同じ中堅のサラリーマンと思われる方々、筋金入りのロックファンと思しき方々、ビートルズマニア風の方々、若いカップル達、二世代家族連れと思しき方々、と色々な年齢層の方々が来られていました。何か珍しい光景です。でも共通しているのは、皆人が好さそうに見えた事です。だから雰囲気がイイし、コンサート中の合唱も、ヘイジュードやオブラディオブラダの所で合唱がございましたが、とても感じが良く合唱が出来ていましたね。ポールがそうであるように、良心的で、協力的で、優しい感じの方々が多かったような気がします。きっと波長同通の法則なのでしょうか?

下記はネタバレになるので、これからコンサートに行く人は、ご注意頂きたいのですが、コンサートが始まる前は、着ぐるみを着たDJが出て来て、ビートルズやポールのソロ時代やウィングス時代のリミックスを掛けて雰囲気を盛り上げていましたね。その途中からステージ左右の大きな液晶画面にポールやビートルズの歴史画像が、背景の塔に飾られる形で映され、幼少時からビートルズ時代、ウィングス時代から現在に至る写真が塔を昇るような形で映し出されていました。塔を昇る程、現代に近づく形で映像が動き続け、最後に塔のてっぺんに辿り着くとポールの代名詞のバイオリン型のベースのシルエットが映し出され、後はポール達が出て来るのを待つばかりという雰囲気になり、緊張と興奮は最高潮に達しました。このDJが掛けていた曲は、結構選曲が良かったし、雰囲気を盛り上げるこの仕掛けはとても良い演出だったと思います。

そしてコンサートが始まり、最初の曲、『ハードデイズナイト』から会場のボルテージは最高潮で興奮の坩堝でしたね。その後は、色んな方が、ネットで語られている通りでして、一度も休むことなく、2時間半強、水も飲まず、シャウトし続けたポールは御年76歳です。今でもスマートでお茶目で、最高に格好が良い紳士でしたね。生ける伝説です。誰かが”控え目に言っても神”、と言っていましたが、まさにそう言った事なんだと思うのですよね。

斜め前の席には、子育てを完了した感じの少し先輩であろう女性がノリに乗っていて、『Band On The Run』、『Back in the U.S.S.R』、アンコールの『ヘルタースケルター』では踊りまくりでした。ハードな感じのロックがお好みのようで、見ていて痛快でしたね。それにしても今回の選曲、セットリストはロック調の物が多い感じがしましたね。自分の好みの曲はウィングス時代のホッコリした感じの曲が多いのですが、今回のように激しめのロックばかり聞くと、改めてポールはロッカーなんだなと再認識しましたね。『ヘルタースケルター』何てヘビメタの元祖等と言われてる位の激しい曲ですが、お客さんの反応は結構良かったです。みんな激しいのがお好きなようです。『Live and Let Die』では、KISSのコンサートかっていう位、火を噴く演出があり驚きでしたね。メタルのコンサートみたいです。ガンズ&ローゼスがカバーするのも判ります。ドラムの方も激しいドラミングで迫力満点でした。アンコールの最後は、あの『ゴールデンスランバー』からのメドレー3曲です。泣けましたね。大大大満足でした。個人的にはジョージ追悼で歌った『サムシング』がとても良かったです。ウクレレで始まり、途中からギターのラスティさんのギターソロはジョージそのものみたいな感じの泣き具合で本当に格好が良かったです。

でも翌朝、目が覚めて、耳に残っていたのは、何故かDJが掛けていた“ホ、ヘイホー“の『Mrs. Vanderbilt』と、“サムワンズノキノッドォ、サムバディズリンギンノベル”の『Let 'em In』でした。やはり、あのリフと言うんでしょうか?繰り返すフレーズは耳に残るみたいです。

何れにせよ、とーっても素晴らしい体験でした。
義理の母も行きたがっているし、娘も羨ましがってたので、もし次があるならば、次は是非大所帯で行こうと考えています。絶対行きます!

湖畔人

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