湖畔人です。
さて、年末は心を沈思させ、一年を振り返る為に瞑想でもするかのような静か目の曲を連続してセレクトしたい所なのですが、今回は、特別、あのスペシャルズのテリーホールが最近亡くなったので、彼への追悼として二曲、Specialsの曲をご紹介させていただき、彼への弔いとしたいと思っています。
日本でSKAと言えばスカパラですが、UKでは何といってもスペシャルズ。パンクの派生として出て来たの2トーン・スカの代表格で、かなり尖った存在でした。そのスペシャルズの顔がテリーでした。
テリーホールは直ぐにスペシャルズを抜けてファン・ボーイ・スリーを立ち上げるのですが、このファン・ボーイ・スリーのジャケットのインパクトといったら凄い事、凄い事。当時、貸しレコード屋が方々にあって、レコードを沢山買う金もないのでレコードを借りてはテープに録るってのをよくやっていたのですが、その貸しレコード屋で目立つジャケットトップ3(あくまで個人的な意見ですがね)に入っていたのが、ファン・ボーイ・スリーのテリーホールでした。他は気持ち悪さでDiamond dogsのデビットボウイ、後は、遠藤ミチロウのThe スターリンが悪目立ちをしていましたね。
当時のテリーは、強面なんだけど端正でキレイな顔立ちでもあり、声は顔に似合わず間抜けでカワイイ声をしていると言う、なんともミスマッチな、不思議な人物でした。ここ数年、スペシャルズとして再結成して、やっとこれからと言う時に癌に勝てずに他界された格好です。
今回は、弔いとして、初期のスペシャルズの曲、二曲をご紹介させていただきます。
一つ目は、コステロさんがプロデュースした彼らのファーストアルバム『The Specials』から『Concrete Jungle』。その名の通り、ジャングル並みに危険な当時のロンドンのストリートの模様を描いた曲で、彼らの出身そのものな曲です。
二曲目は、彼らのセカンドアルバム『More Specials』から『Hey, Little Rich Girl』です。こちらは裕福な家庭出身の世間知らずの女子が奔放に生きて、ちょっと道を外してしまうお話ですかね。ただ曲調は陽気なので、明るく見送りたい気分に合ったので、ちょっと選んでみました。
テリーホール。
若い時分は中々凄みのあるハンサムでしたが、彼もJames Deanなんかと一緒で、その綺麗な顔立ちが災いして、幼児性愛、同性愛の大人達の犠牲になり、晩年までその心の傷が癒えないままでいた気の毒な人物の一人でした。カソリックの聖歌隊の中でも、伝統的に、幼児性愛、同性愛の大人達の犠牲になり、心の傷を負う子供達が後を絶たないと聞きますし、もういい加減、そうした負の連鎖を断ち切らねばなりませんね。マジでね。
話はズレましたが、彼の魂が安らかな世界に導かれる事を願い、祈りたいと思います。
では。
湖畔人
さて、年末は心を沈思させ、一年を振り返る為に瞑想でもするかのような静か目の曲を連続してセレクトしたい所なのですが、今回は、特別、あのスペシャルズのテリーホールが最近亡くなったので、彼への追悼として二曲、Specialsの曲をご紹介させていただき、彼への弔いとしたいと思っています。
日本でSKAと言えばスカパラですが、UKでは何といってもスペシャルズ。パンクの派生として出て来たの2トーン・スカの代表格で、かなり尖った存在でした。そのスペシャルズの顔がテリーでした。
テリーホールは直ぐにスペシャルズを抜けてファン・ボーイ・スリーを立ち上げるのですが、このファン・ボーイ・スリーのジャケットのインパクトといったら凄い事、凄い事。当時、貸しレコード屋が方々にあって、レコードを沢山買う金もないのでレコードを借りてはテープに録るってのをよくやっていたのですが、その貸しレコード屋で目立つジャケットトップ3(あくまで個人的な意見ですがね)に入っていたのが、ファン・ボーイ・スリーのテリーホールでした。他は気持ち悪さでDiamond dogsのデビットボウイ、後は、遠藤ミチロウのThe スターリンが悪目立ちをしていましたね。
当時のテリーは、強面なんだけど端正でキレイな顔立ちでもあり、声は顔に似合わず間抜けでカワイイ声をしていると言う、なんともミスマッチな、不思議な人物でした。ここ数年、スペシャルズとして再結成して、やっとこれからと言う時に癌に勝てずに他界された格好です。
今回は、弔いとして、初期のスペシャルズの曲、二曲をご紹介させていただきます。
一つ目は、コステロさんがプロデュースした彼らのファーストアルバム『The Specials』から『Concrete Jungle』。その名の通り、ジャングル並みに危険な当時のロンドンのストリートの模様を描いた曲で、彼らの出身そのものな曲です。
二曲目は、彼らのセカンドアルバム『More Specials』から『Hey, Little Rich Girl』です。こちらは裕福な家庭出身の世間知らずの女子が奔放に生きて、ちょっと道を外してしまうお話ですかね。ただ曲調は陽気なので、明るく見送りたい気分に合ったので、ちょっと選んでみました。
テリーホール。
若い時分は中々凄みのあるハンサムでしたが、彼もJames Deanなんかと一緒で、その綺麗な顔立ちが災いして、幼児性愛、同性愛の大人達の犠牲になり、晩年までその心の傷が癒えないままでいた気の毒な人物の一人でした。カソリックの聖歌隊の中でも、伝統的に、幼児性愛、同性愛の大人達の犠牲になり、心の傷を負う子供達が後を絶たないと聞きますし、もういい加減、そうした負の連鎖を断ち切らねばなりませんね。マジでね。
話はズレましたが、彼の魂が安らかな世界に導かれる事を願い、祈りたいと思います。
では。
湖畔人