華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

クリスマスの思い出

2009年12月24日 23時09分57秒 | Weblog
今日はクリスマス。若いころは街の浮かれた雰囲気に参加したこともあった。しかし、前職で約10年間、毎年ピークに忙しい時期がクリスマスの頃だったのでいつの頃からか人さまのイベントとなり、街の装いにシーズンを気づかされることはあっても関心はそこまで大きいものではなくなった。

先日、友人の子供の話を聞いた。まだ小学生の子供たちはサンタクロースの存在を信じているという。「幸せそうでいいなぁ~」と素直に思った。私は生まれてこの方、サンタの存在を信じたことがない。
私が子供のころは、クリスマスということで街は多少盛り上がっていたけど、今ほどのものではなかったと思う。家にツリーを飾っている家も少なければ、サンタを信じている旧友もさほど多くはなかったと記憶している。そんな中で幼馴染みの家はツリーを飾り、サンタが存在する家庭だったので、「サンタなんかおらへんねんで」と冷めたことを言ったもんだった。そんな感じで、クリスマスに関しては冷めた子供だった。自分の記憶と実際は違うのかもしれないけど、親に対しても「クリスマスやからどうこうしてほしい」と言ったことはないように思う(あ、でもチキンがテーブルに並ぶときはあったし、プレゼントをもらったこともある)。

それにしても、なんでそんなにクリスマスに関して盛り上がらないんだろう?と長年思っていた。

その理由が昨日判明。

朝、出勤する両親を車で近くのバス停まで送っていったときのこと。ラジオからはイブだということでクリスマスソングが多数。それをおもむろに父がブチッと切り一言。

「ワシはクリスマスが大嫌いや!」

…なるほど、それでかぁ~。幼い頃からの刷り込みだったのねぇ~。

クリスチャンでもないのに浮かれている様が気に入らないというのが理由らしい。「なんでもかんでも西洋化されて…」とひとしきりブツブツ言っていた。

アナタの娘は海外で西洋化されておりますけど…。

自分だって英語ペラペラで海外によく行ってるくせに。変なことをおっしゃる。

何はともあれ、私のクリスマスに対する意識の低さの理由が判明。長年のモヤモヤとした疑問が解けてスッキリした。
だけど私は父とは少し違い、より西洋化されている。昨日、クリスマスやし…とショートケーキを5つ買ったのだ(4人家族で祖母はケーキを食べない)。

仕方ない。父の分も私が食べるしかないな(イヒ)。
コメント (2)