華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

I made it!

2011年06月09日 19時53分08秒 | Weblog
今日、看護実習の結果が出た。

無事合格!! チョー嬉しい

先週、2枚のイエローカードを切られていて、本当に崖っぷちだった。監督からもハッキリと「あなたは合格か否か、当落線上」と言われていた。しかし、イエローカードをもらったことでいい意味で開き直れたというか、「もう失うもんはない!」と少し気が抜けて、その後は監督が横にいても以前ほど緊張しなくなっていった。加えて良い点も評価してもらえるようになり、少しずつ自信を増していき、さらに運がいいことに昨日と今日、フレンドリーな教育係にあたったことで、さらにリラックス。そしてついに今日、監督から個室に呼ばれ「おめでとう。合格よ」と言ってもらうことができた。
これで英語の試験にパスできれば、私は正看としてオーストラリアで働くことができる。昨日まで本当にストレスでいっぱいだったので、いきなり「あなたは看護師として働けます」といわれて、なんか信じられない思い。だけどすごく嬉しい。看護師としてデビューした後も、今日の感動を忘れずにいたいと思った。

実は監督に呼び出される直前、同じ監督の下、同じ病棟で実習していたインディアンの子が不合格を言い渡され、泣いていた。彼女もイエローカードを切られており、毎日2人で「大丈夫、私たちは受かるよ」と励ましあって4週間を過ごしていたので、彼女の泣く姿を見て胸が痛むと同時に、次は我が身かも!?と思うと一瞬にして胃が痛くなってお腹が緩くなった。

私たちは7人グループで、1人は監督と合わないと訴え別の病院に移った。残る6人のうち、私を含む最低でも4人がイエローカードをもらい、うち2人が不合格だった。割と高い確率で不合格になることがわかってもらえるのではないかと思う。そこを切り抜けた自分を少し誇りに思う。自分自身が4週間に渡り試され、結果「ダメ」と言われていたら、自分への自信など皆無になっていただろう。それに加え、卒業が半年も延びること、余計に約50万円もかかることを考えたら、本当に本当にストレスとプレッシャーでいっぱいだった。受かってよかった。本当によかった。
ちなみに合格を言われたとき、私も何度かお世話になった留学生のためのアドバイザーもそこにいて、当落線上と言われながらも何とか合格をもぎ取った私を喜んでくれ、涙まで浮かべてくれた。私ってほんまにギリギリやったんやろうなぁ。

これで先日提出した論文の結果が合格点に届いていたら、私は大学生活すべての科目を終了し、7月に卒業する。まだ英語の試験という高い壁が残っているけど、これも乗り越えていけるよう、頑張ろうと思う。

いや、でもほんまに。
めっちゃウレシー!!!! やっと心置きなく眠れるぞー。
コメント (9)