華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

デビューまでの道のり

2011年06月27日 11時22分23秒 | Weblog
土曜日は友人と買い物へ行った。買い物と言っても日々の食材などではなく、ショッピングセンター。3年間、おそらく365日のうち300日ぐらいはいていたジーンズのお尻の部分が薄くなり、穴が開くのも時間の問題だったので、このたび新調することにした。

同じ店で同じジーンズを買おうとしたら、さすがに3年も経つと流行のスタイルが変わっているよう。ボーイフレンドジーンズという売れ筋のジーンズだったのに、すでに同じものはなかった。ゆえに似たものを買うことにし、それはさっさと決まった。

オーストラリアでよく見られる商売方法に「2つならいくら」というのがよくある。まとめ買いだと安いというやつ。「3リットルの牛乳を2本でいくら」「アイスボックス(6本入り)を5箱でいくら」とかを見かけるたびに「どんな大家族やねん!?」と心の中で突っ込んでいるが(さらにこの商売の仕方がオージーの肥満を増長させているとも思う)、今回、ジーンズも同様、1本だと7千円、2本で一万円だった。ユニクロ・ラブの私はここ何年もジーンズ1本3000円ぐらいだったのに、こちらではその倍以上。決して高い店ではないのにこの値段。高い、高すぎる…。

いろいろ考えた末、ジーンズはよく履くので、不本意ながらも2本まとめ買いすることにした。

買うと決めたからには同じジーンズを2本も買うと芸がないので、違うデザインのものを選ぶことにする。お店の人に勧められるまま、これまで挑戦したことのないブラックジーンズを試着。すると友達が「いいよ! 細く見える!」。最近、周囲に気づかれるほど大好評増量中の私には、この"細く見える"がキラーワードとなって即決。さっきまでの不本意な気持ちはきれいになくなり、細く見える自分を想像して「ウヘヘ」とほくそ笑みながら帰路に着いた。

昨日日曜日、さっそくこのブラックジーンズを着用。友人からまた「いいよ」と言ってもらってウキウキ気分。そして出かけようとしたその矢先、コップの牛乳に手が当たり、無残にもジーンズへバシャリ。

着替えなきゃ…。

牛乳は水と違って臭うので、乾けばいいというものではない。しかたなくジーンズを履き替えて(しかもなぜか古いジーンズ)出かけた。

本日月曜日はあいにくの曇り空で、彼のジーンズはいまだ物干し台の上。今日も語学学校に昼から行くけど、着ていくことはできそうにない。黒ジーンズデビューへの道のりはまだ遠い。
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