夜勤3日目。
新規入院がまた1件あったけど、昨日のバタバタよりはマシだった。
この新規入院の男性は数か月前にも入院していた人。60歳と若いのだけど残念ながら肝臓がんを患っており、もう手の施しようがないところまで来ている。薬等でまだ普通の生活は送れていたのだけど、確実にガンは進行しており、今回は生活に支障が出てきたために入院してきた。悲しいけど私たちにできることは痛みを和らげることぐらい。あとは併発している肺炎のケア。患者さんでもお世話をしたことがある人の症状の悪化を見るのはやっぱりつらいもの。
そういえば昨夜容態がよくなかったおじいさん。私が出勤したときは個室が開いたという理由で別病棟に移っていっていた。そして夜中にわが病棟に来たドクターによると、移ってわりとすぐに息を引き取ったらしい。やっぱり早かったなぁ。おじいさんは87歳。今回転倒で作ったひざの傷が炎症を起こしたため、それを洗い流すための手術を受けて入院していた。心不全と腎不全を患っている高齢の患者さんになぜこの手術をしたのか個人的には疑問。そりゃ痛みはあるやろうけど、手術に耐えられる身体じゃなかったような気がするんだけどな。
話は少しずれるけど、脳こうそく等で体の自由が奪われた患者さんで、最終的に死因になるのはなんだかんだで肺炎が多いらしい。いくら介助があっても食事がきちんととれなかったりして栄養が足りなくなる上に、口内のケアがおろそかになってそこから菌が発生し、それを吸い込んだ肺で炎症を起こすという流れ。
この知識はある論文からの受け売りなんだけど、同じ記事の中で、日本のある病院で脳こうそくの患者さんの口内ケアを徹底して行った結果、肺炎の併発を20%に抑えられたらしい。そのぐらい栄養と口内ケアは大切。身体に不自由があったり、寝た切りになった患者さんには特に。
栄養の重要性はしみじみ感じる。食べられなくなったら本当に早い。私は年老いた患者さんに「いい栄養はとても大事」「少しぐらい太っている方がいいのよ」と常々言っている。まぁ、こちらの人は言われずともぽっちゃりさんが多いからそのあたりはあまり問題がないのだけど。
ついでに書いたら、豪州生活が長くなるにつれ、日本人の痩身信仰はバカらしいと思い始めている(だからといって痩せたくないわけではないけど)。栄養が摂取できなくなると身体が最初に消耗するのは脂肪。そして筋肉。これが減ると転倒につながり、骨折等の別の問題が発生する。その次が確か肝臓。理由ははっきりしないと読んだ気がする。そして脳みそにいくらしい。これは認知症等を引き起こすんだそうな。だからある程度体にお肉が付いているのは悪いことではない。年を重ねてからは小太りになることを個人的におすすめする。
なんでもない小話垂れ流し終わり。
適度にすることのあるいいシフトだった。何もすることがないのはそれまた疲れるからね。ちなみに一緒にシフトにはいった同僚は夜勤の間に休憩に行かないタイプ(中途半端に寝ると逆に疲れるといって休憩を取らない人はたまにいる)。休憩はスタッフの権利なので堂々と取ればいいんだけど、一人が行かないのに私だけ…と思うと多少気が引けて気を使いながら過ごしたので、そういう意味では必要以上に疲れたかもな。
とりあえず無事に仕事を終えて帰宅。
今日はDが在宅勤務デーなので、帰ってからすぐに寝た。
3日目にもなると体が慣れてくる…と思っていたけど、なんだか今日はとてもしんどかった。しかも睡眠もなんだか中途半端。3時ぐらいまで寝ていたけど、何度も起きた。浅い睡眠をダラダラ続けると逆に疲れてしまうときもある。今日はそんな感じ。何にもする気がなかったので、起きてからは「家を売る女」を観ていた。「ハケンの品格」の焼き直しみたいなドラマやねんなぁ。嫌いじゃないけど。「ハケンの~」は面白かった。今でもたまーに観たりする。
6時ぐらいに起きてきて、夕食にDが作ってくれたピザを食べて今、夜勤最終日に備えて体力を温存しているところ。やっぱり夜勤4つはしんどいわ。今夜働いたら来月まで夜勤はない。頑張れ、私。
新規入院がまた1件あったけど、昨日のバタバタよりはマシだった。
この新規入院の男性は数か月前にも入院していた人。60歳と若いのだけど残念ながら肝臓がんを患っており、もう手の施しようがないところまで来ている。薬等でまだ普通の生活は送れていたのだけど、確実にガンは進行しており、今回は生活に支障が出てきたために入院してきた。悲しいけど私たちにできることは痛みを和らげることぐらい。あとは併発している肺炎のケア。患者さんでもお世話をしたことがある人の症状の悪化を見るのはやっぱりつらいもの。
そういえば昨夜容態がよくなかったおじいさん。私が出勤したときは個室が開いたという理由で別病棟に移っていっていた。そして夜中にわが病棟に来たドクターによると、移ってわりとすぐに息を引き取ったらしい。やっぱり早かったなぁ。おじいさんは87歳。今回転倒で作ったひざの傷が炎症を起こしたため、それを洗い流すための手術を受けて入院していた。心不全と腎不全を患っている高齢の患者さんになぜこの手術をしたのか個人的には疑問。そりゃ痛みはあるやろうけど、手術に耐えられる身体じゃなかったような気がするんだけどな。
話は少しずれるけど、脳こうそく等で体の自由が奪われた患者さんで、最終的に死因になるのはなんだかんだで肺炎が多いらしい。いくら介助があっても食事がきちんととれなかったりして栄養が足りなくなる上に、口内のケアがおろそかになってそこから菌が発生し、それを吸い込んだ肺で炎症を起こすという流れ。
この知識はある論文からの受け売りなんだけど、同じ記事の中で、日本のある病院で脳こうそくの患者さんの口内ケアを徹底して行った結果、肺炎の併発を20%に抑えられたらしい。そのぐらい栄養と口内ケアは大切。身体に不自由があったり、寝た切りになった患者さんには特に。
栄養の重要性はしみじみ感じる。食べられなくなったら本当に早い。私は年老いた患者さんに「いい栄養はとても大事」「少しぐらい太っている方がいいのよ」と常々言っている。まぁ、こちらの人は言われずともぽっちゃりさんが多いからそのあたりはあまり問題がないのだけど。
ついでに書いたら、豪州生活が長くなるにつれ、日本人の痩身信仰はバカらしいと思い始めている(だからといって痩せたくないわけではないけど)。栄養が摂取できなくなると身体が最初に消耗するのは脂肪。そして筋肉。これが減ると転倒につながり、骨折等の別の問題が発生する。その次が確か肝臓。理由ははっきりしないと読んだ気がする。そして脳みそにいくらしい。これは認知症等を引き起こすんだそうな。だからある程度体にお肉が付いているのは悪いことではない。年を重ねてからは小太りになることを個人的におすすめする。
なんでもない小話垂れ流し終わり。
適度にすることのあるいいシフトだった。何もすることがないのはそれまた疲れるからね。ちなみに一緒にシフトにはいった同僚は夜勤の間に休憩に行かないタイプ(中途半端に寝ると逆に疲れるといって休憩を取らない人はたまにいる)。休憩はスタッフの権利なので堂々と取ればいいんだけど、一人が行かないのに私だけ…と思うと多少気が引けて気を使いながら過ごしたので、そういう意味では必要以上に疲れたかもな。
とりあえず無事に仕事を終えて帰宅。
今日はDが在宅勤務デーなので、帰ってからすぐに寝た。
3日目にもなると体が慣れてくる…と思っていたけど、なんだか今日はとてもしんどかった。しかも睡眠もなんだか中途半端。3時ぐらいまで寝ていたけど、何度も起きた。浅い睡眠をダラダラ続けると逆に疲れてしまうときもある。今日はそんな感じ。何にもする気がなかったので、起きてからは「家を売る女」を観ていた。「ハケンの品格」の焼き直しみたいなドラマやねんなぁ。嫌いじゃないけど。「ハケンの~」は面白かった。今でもたまーに観たりする。
6時ぐらいに起きてきて、夕食にDが作ってくれたピザを食べて今、夜勤最終日に備えて体力を温存しているところ。やっぱり夜勤4つはしんどいわ。今夜働いたら来月まで夜勤はない。頑張れ、私。