夜勤明け。
昨夜のシフトはこの上順調で静かな夜だった。着いたら隣の姉妹病棟・GAPは閉鎖。わが病棟は1名を除いて患者さんが総替えになっていたけど、全員が介助なしで自分のことをできる人たち。やることとったら定期的なヴァイタルサインのチェック、糖尿病患者さんの血糖値のチェック、そして投薬だけ。
パラダ~イス。
今回はずっと仕事しやすい同僚とシフトに入っていて、3日目にもなれば全情報を交換せずともうまく働ける感じ。とにかくいい夜だった。
夜勤だから疲れていないわけはないんだけど、昨日しっかり寝たし、こんなにすることがないような夜ならもう課題をするしかないでしょう!ということで、やっと着手。とりあえず1本を書きあげた。この課題は数をこなさないといけないだけで、内容自体は難しくない。残り5本。今夜も似たような夜なら、頑張って2本は書きたいところ。
ところで。
昨日書かなかったんだけど、なんだかな、と思わせる患者さんがいた。
1人は糖尿病ケトアシドーシスの患者さん。まだ20代と若い。インスリンの投与を怠っていたため血糖値が上昇し、体調を崩して救急外来へ。ICUでインスリン点滴を受け血糖値を落ち着かせてから病棟へ移ってきた。
この男の子。どうやら帰る家がないらしい。働くでもなく友達の家を転々としており、自分自身の面倒もあまりちゃんとみてない様子。病院では当然糖尿病食が出される(糖質控えめ)んだけど、一度病院から出ると食べるものもないからという理由で(?)ガッツガツ食べる。出されるものはもちろん、お菓子やジュースもペロリ。もっとないかと探すような状態。こんなこともちろん良くない。「食事を与えなきゃいいじゃん」ということになるんだけど、そうすると今度は患者さんの“食べる権利”を侵すことになるとのことで、看護師として「食べない方がいい」とのアドバイスはするものの最終的には患者さんが決める。そしてこの男の子は食べに食べた。当然結果として血糖値はうなぎのぼり。
またこの男の子はヴァイタルサイン(血圧、脈拍、体温など)を含むほかのケアを拒否。要は崩した体調は持ち直したので、あとは知らないという態度。
なんでこんな奴の世話せんとあかんねん。
糖尿病ケトアシドーシスは命に関わる大事。それなのにこの態度。なんだかねぇ。昨日退院していった。もちろん血糖値が落ち着いたからというのが最大の理由やけど、こちらの治療に従わないならもう帰ってっていうのが本音じゃないかしら?
わが病院は公立病院。医療費は基本無料。費用といえば薬を買うぐらい。たまーに病院を三食昼寝付きの施設だと考えてくる人がいる。こういう人たちのサンドイッチやトイレットペーパーに私たちの税金が使われているのか…と思うと空しくなったりする。
オーストラリアの福祉は、日本人の私から見るとかなり手厚い。だけどそれも良し悪し。日本では国からの援助が見込めないから自分でなんとかしようという気概が育つからさ。ただ本当の社会的弱者には厳しいよね。難しいところやな。
さて。
シフトを終えて帰宅。Dが調子が悪いといって病欠していた。疲れでも溜まってんのかね? 私はというとまた睡眠薬を飲み、うどんを食べてから寝た。今日もぐっすり6時間ちょっと。起きるたら昨日よりもだるさが少ない。よく眠れたことに加えて、おそらく夜勤に体が慣れてきたんだと思う。今夜が最後なんだけどねぇ。
目覚めてからも何をするでもなくぼんやりしている。あ、昨日書いた論文をアップロードしたぐらい。締め切りまであと2週間。短い論文があと5本と長いものが1本。やってやれない量じゃない。がんばらないと。
ぼちぼち仕事に行く準備をしないと。4連勤第一弾ラストナイト。おそらくほとんどの患者さんが入れ替わっているはず。難しい患者さんがいませんように。
昨夜のシフトはこの上順調で静かな夜だった。着いたら隣の姉妹病棟・GAPは閉鎖。わが病棟は1名を除いて患者さんが総替えになっていたけど、全員が介助なしで自分のことをできる人たち。やることとったら定期的なヴァイタルサインのチェック、糖尿病患者さんの血糖値のチェック、そして投薬だけ。
パラダ~イス。
今回はずっと仕事しやすい同僚とシフトに入っていて、3日目にもなれば全情報を交換せずともうまく働ける感じ。とにかくいい夜だった。
夜勤だから疲れていないわけはないんだけど、昨日しっかり寝たし、こんなにすることがないような夜ならもう課題をするしかないでしょう!ということで、やっと着手。とりあえず1本を書きあげた。この課題は数をこなさないといけないだけで、内容自体は難しくない。残り5本。今夜も似たような夜なら、頑張って2本は書きたいところ。
ところで。
昨日書かなかったんだけど、なんだかな、と思わせる患者さんがいた。
1人は糖尿病ケトアシドーシスの患者さん。まだ20代と若い。インスリンの投与を怠っていたため血糖値が上昇し、体調を崩して救急外来へ。ICUでインスリン点滴を受け血糖値を落ち着かせてから病棟へ移ってきた。
この男の子。どうやら帰る家がないらしい。働くでもなく友達の家を転々としており、自分自身の面倒もあまりちゃんとみてない様子。病院では当然糖尿病食が出される(糖質控えめ)んだけど、一度病院から出ると食べるものもないからという理由で(?)ガッツガツ食べる。出されるものはもちろん、お菓子やジュースもペロリ。もっとないかと探すような状態。こんなこともちろん良くない。「食事を与えなきゃいいじゃん」ということになるんだけど、そうすると今度は患者さんの“食べる権利”を侵すことになるとのことで、看護師として「食べない方がいい」とのアドバイスはするものの最終的には患者さんが決める。そしてこの男の子は食べに食べた。当然結果として血糖値はうなぎのぼり。
またこの男の子はヴァイタルサイン(血圧、脈拍、体温など)を含むほかのケアを拒否。要は崩した体調は持ち直したので、あとは知らないという態度。
なんでこんな奴の世話せんとあかんねん。
糖尿病ケトアシドーシスは命に関わる大事。それなのにこの態度。なんだかねぇ。昨日退院していった。もちろん血糖値が落ち着いたからというのが最大の理由やけど、こちらの治療に従わないならもう帰ってっていうのが本音じゃないかしら?
わが病院は公立病院。医療費は基本無料。費用といえば薬を買うぐらい。たまーに病院を三食昼寝付きの施設だと考えてくる人がいる。こういう人たちのサンドイッチやトイレットペーパーに私たちの税金が使われているのか…と思うと空しくなったりする。
オーストラリアの福祉は、日本人の私から見るとかなり手厚い。だけどそれも良し悪し。日本では国からの援助が見込めないから自分でなんとかしようという気概が育つからさ。ただ本当の社会的弱者には厳しいよね。難しいところやな。
さて。
シフトを終えて帰宅。Dが調子が悪いといって病欠していた。疲れでも溜まってんのかね? 私はというとまた睡眠薬を飲み、うどんを食べてから寝た。今日もぐっすり6時間ちょっと。起きるたら昨日よりもだるさが少ない。よく眠れたことに加えて、おそらく夜勤に体が慣れてきたんだと思う。今夜が最後なんだけどねぇ。
目覚めてからも何をするでもなくぼんやりしている。あ、昨日書いた論文をアップロードしたぐらい。締め切りまであと2週間。短い論文があと5本と長いものが1本。やってやれない量じゃない。がんばらないと。
ぼちぼち仕事に行く準備をしないと。4連勤第一弾ラストナイト。おそらくほとんどの患者さんが入れ替わっているはず。難しい患者さんがいませんように。