華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

毎日ドラマチック

2021年11月27日 20時17分57秒 | Weblog
今日も仕事は朝から。
ポート3でシニア正看さんと一緒だった。実は今日、病棟いちの問題児である准看さんと一緒になる可能性が高かったんだけど、彼女は病欠していた。助かったー。

ふたりで9名の患者さんを担当。土曜日ということもあり、静かなスタート。
でもやっぱり何か起きた。
私が担当していた患者さん。心疾患がある。排便のためにトイレに行き、そこからのナースコールに応えるために病室内のお手洗いへ。そしたら患者さん、顔真っ青やし。どうしたの?と聞いたら、お腹と腰が痛いという。とりあえずゆっくり歩いてベッドで寝かせることに。痛み止めを投与して様子を見ようとしたら、ベッドの横にニトロのスプレーを発見。実はこの時点で患者さんの病歴が頭に入ってなかった。やばいと思って「もしかして胸も痛い?」と聞いたらそうだという。押しつぶされそうだ、と。
マジでアカンやつやん。
痛み止めは危険ドラッグだっただめ、胸痛がわかったときに一緒に投与に来ていたインチャージもいた。その人にドクターの回診要請をお願いして、私はヴァイタルと心電図。血圧高いし。慢性期であるうちの病院は週末はドクターが常駐しない。午前中の4時間だけ。このときちょうど週末のドクターが出社して、そのままインチャージに押されて病室に来て診療してくれた。助かったわ~。
痛み止めとニトロスプレーで症状はすぐに改善。おそらく排便のために力をいれたのが狭心症の引き金になったのではないかとのこと。
幸い大事には至らなかったけど、これが起きたのが9時半ごろで、私がシフトを終える3時過ぎまで患者さんはぐったりしていた。見た目にはっきりと不調が出ていたので胸が痛んだ。明日は元気だといいな。

これ以外でも小さなドラマがあったけど、それは割愛。がんをわずらい、それだけでも十分ひどいのに、抗がん剤治療の副作用があらゆる形で出ている若い患者さんがいる。昨日から調子が悪そうで、今日も辛そうだった。どんな病気もつらいけど、中でもがんはつらいねぇ。ご本人さんも、ご家族も。

あとは順調だった。お昼すぎには落ち着きを見せ、座って少しおしゃべりする時間も。結果的にいいシフトだった。

帰宅。
雨が上がって曇天だったのでワンコたちの散歩へ。ハメハメハ大王のようなDは雨が降った日は散歩に行かないので、私が行った。昨日行けてないのでちょいと長め、45分コース。でも寒かったなー。あと一週間足らずで夏とは思えないわ。
夕食はシェフDが朝から仕込んでくれていたインディアンカレーに舌鼓。おいしかったわ。ついでにビールも飲んじゃった。
午前シフトを終えた後にビールを飲むと、必ずソファで寝てしまう。今日も多分20分ぐらい眠りこけていた。気持ちいいのよ、これが。

食後はドラマを観ていた。「最愛」、来週が待ちきれない。どうなるんやろうなぁ。誰が犯人なのかさっぱりわからない。視聴率が振るわないとのこと。なんでやろう? 好調と言われている「日本沈没」よりよっぽど面白いにな。

私がソファでひとりの時間を満喫していると、この頃ずっとチャーリーが付き合ってくれる。

かわええ。
ちなみにDとペッパは仲良くベッドで大いびき。
チャーリーはこの頃また体のどこかをかゆそうにしているので、いろんな部位をチェックしているけど炎症が起きているのか、単純に掻いているだけなのかがわからないでいる。観察は続く。

今日も観察していたらふとこの曲が口をついた。
松任谷由実 - 守ってあげたい (WINGS OF LIGHT "THE GATES OF HEAVEN" TOUR)

名曲。

さ。寝よう。明日も早起きさ。
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