華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

日本にまみれる

2023年08月06日 00時39分00秒 | Weblog
休暇は続く。
昨夜は本当に秒殺で寝た。布団に入って、快適な姿勢を整えた後の記憶がない。飲んで食べて、しゃべって笑って。いい感じに疲れてたんやろうな。

今日は夜まで予定がなかったので、朝はゆっくり。ゴロゴロを楽しんでから犬の散歩へ。
帰ってからも別段何をするでもなく、ダラダラしていた。
というか、しゃべりすぎて喉がカラカラになったのはいいけど、なんかそこに違和感が。寒気もあったし、早めの対策として風邪薬を飲んだわ。あとは予定もないんだから、今日はダラダラを楽しむことにした。

ただ、動画を見るだけではつまらないので、お昼からは「ロスト・ケア」(葉真中顕)を読んでいた。今年日本に帰った時に、映画化されて話題になっていたもの。医療従事者としても興味があったので購入。半日で読み切った。
感想は、物語としても面白かったのは当たり前として、介護に関して考えさせられる内容だった。平たく書いたら、犯人は要介護の本人や家族を楽にしてあげたいという大義名分のもと殺人を繰り返している。
私個人の意見としては、この犯人を責めることはできなかった。人の命を奪う権利は誰にもない。それは大前提。だけど、実際医療の現場にいて、生きていることの意味を考えさせられる瞬間はある。患者さんの中には、もう人生を終えてしまいたいと望んでも、病院に入ってしまったことでその“終える”機会を奪われてしまう場合もある。患者さんよりご家族が疲弊していく姿だって何度も見た。
死を奨励するわけではなくて、死を前向きに捉える考え方があってもいいと思う。でもそれをオープンに話せる時代が来るのはもう少し先なのかなぁ。
私たちが高齢者になる頃は、介護をしてくれる人材を海外に頼ることになると言われている。もうそんなことがわかっているのに、国はどうして手を打たないんやろうなぁ。

夜は日本の友人と久しぶりにオンライン飲み会をやっていた。昨日の残りのウォッカを飲みながら、合計3時間半ぐらいしゃべってたかな。楽しかった。友人たちとは10代からの付き合い。それぞれいろんな変化を経て、いまだに仲良くしている。子供がいない友人と上記の内容を話した上で、もしお互い寡婦になったら一緒に施設に入ろうなんて話をした。そんな会話も平気なぐらいの長い付き合い。ありがたい話で。

今夜もしゃべり倒したので、ガラガラの喉は継続中。このまま本格的な風邪をひかないように気をつけないと。
休みも明日まで。
心置きなくゆっくりする。

今日付き合ってくれたのはプリンセス・ペッパ。

スヤスヤ…。

パシャッ。


ワラワの眠りを妨げたのはたれか⁉︎

あいすみませぬ。可愛くて、つい。


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