華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

続々小さい災難

2011年08月04日 20時56分31秒 | Weblog
先日からたいしたことないけど面倒くさいことが続いている。

まずは前にも述べた車の故障。
それを直してくれた車屋さんである友人とのケンカ(普段からよくケンカするけど、今回はちょっとマジモード)。
家のフェンスの修理(注文すれば住む話だけど、工務店との交渉、隣人との打ち合わせ等があるので面倒)。
看護師の仕事探し(大事なことだけど面倒であることには違いない)。
国民調査票の記入(全部英語)。
などなど。

しかし、こんな小さな面倒の中で一番大きかったのが隣人とのいさかいだった。
ウチのガレージのすぐ横に隣人の郵便受けがある。そこにめがけてフリーペーパーがよく配られているんだけど、配る人がまた雑で、ちゃんと郵便受けに入れない=そのあたりに散らかっている。それがウチの家の前にまで散らかってきて、黄ばんだ状態になっているのに捨てられることもなくずっと放置してある。見た目も悪いので、ある日、郵便受けのすぐ下にまとめて置いておいたら、翌日、きっちり蹴り返されていた。むかっ腹が立ったので私も再び蹴り返す…という小競り合いが数回続いた先日、それらがきれいにまとめられて我が家の敷地の中へ持ち込まれおり、しかも「うちにごみを散らかすのはやめてください」というメモまで置かれてあった。

ふざけんなよ

どうみたってお前ん家の郵便受けに向けて置かれたもんやろうよ!?

それを発見したのは夕方やや遅め。そのまま隣に怒鳴り込んでやろうかと思ったけど、その日は友人とケンカして帰ってきた日だったので、このままだと感情的になりすぎる…と思って我慢した。そして翌日、頭が冷えたところでもしかしてウチにも非があるかもしれないと思い、懇意にしてもらっている別サイドの隣人を訪ねて事情を説明、第三者の意見を仰いだ。すると「Yoshimiは悪くないよ」。問題のお宅は若いご夫婦で、旦那さんは話のわかる人だという(ちなみにタイ人である妻のことはほとんど見かけたことがないそうな)。とりあえず穏便に話してみて、相手がゴネるようだったら私たちが一緒に行ってあげるから…と言ってもらい、昨夜、旦那さんの帰宅を見計らって訪ねることにした。

さて。
問題を大きくしたくはないけど、勝負に負けるわけにはいかない。というわけで、置かれたメモ書き(実物)を持っていきドアをノック。旦那さんが出てきたので、メモ書きをヒラヒラさせながら「私、隣人のYoshimiっていうんだけど、これ置いたのオタク?」とまずはカウンターパンチ。そして「あのフリーペーパー、オタクの郵便受けに来てるものよね?」と畳み掛けた。

「このメモ書きでコトを終わらせたかったみたいだけど、そんなことにひるむ私じゃないの、ごめんね。ちなみにハンムラビ法典、大好きだから」

という尊大な態度をすこーしチラつかせながら。

すると相手はまさか正面きってやってくるとは思ってなかったみたいで、しかもメモ書きまで見せられてさすがにバツが悪かったらしく「違うよ、あれはウチとお宅に来てるんだよ」と、メモを私の手から取り上げて小さく小さく折りたたんでポケットにしまいながらゴニョゴニョ(ちなみに写真撮影済み)。私は全部相手のものだと思って蹴っていたけど、お前は半分は自分のとこのやとわかってて蹴り返してたんかい!?と思ったけど、そこは笑顔で「そうですか~」。そして「別にもめたい訳じゃないから。で、どうする?」とボディブローとなる笑顔を貫き通し、結局気がついた方が片付けるということで様子をみようということになった(っつか、やっぱり自分家のゴミやっていう意識、ちゃんとあるやん!)。

小競り合いを一緒になっていた私に非がないとは言わないけど、メモ書きという相手の出方は陰険。その意識は先方にもあったらしい。それをやり込めた感があったので、家に入る前にガレージの前に転がっていたフリーペーパーだけ気持ちよく拾い上げて捨てておいた(全部拾うほどまだ人間ができてない)。ちなみに今朝、先方サイドに落ちていたごみは捨てられていた。

私は何もごみを捨てるのが嫌なのではなく、相手に無責任なことをされるのが嫌なだけ。責任の所在をはっきりさせることができて、とりあえず満足。良かったよかった。これ以上この件で嫌な思いをしないことを願う。

こんな感じで"面倒"のひとつが無事終了。さて。他の"面倒"にも着手すっかな。
コメント

運動開始

2011年08月03日 16時48分08秒 | Weblog
大好評増量中であることは何度も書いている。これではイカーン!と思い、先日、今更…的なにおい漂うバランスボールを購入。テレビを観るときにその上に座ってエクササイズをするようにしている。

私は現在、The Big Bang Theory(邦題:ビッグバン★セオリー/ギークな僕らの恋愛法則)というアメリカのテレビドラマにはまっている。日本ではどんな認知度なんやろう? 「すごく頭がいいけどオタク」という男性4人とその女友達を巻き込んでのコメディー。登場人物の中でもシェルダンが一番のお気に入り。かなり変わっていて、天才なのに生活適応力がかなり低め。彼の英語はとても早くて、しかも話している内容が物理に関することだったりするので理解できないところも多いけど、それでも楽しんでみている。
オーストラリアのテレビ番組がどういうシステムで放送されているのかイマイチよくわからないんだけど、この「The Big Bang Theory」を含め、いくつかの一話完結の番組は毎日のように放送されている。というわけで私はこのプログラムを毎日のように見ている。そしてその間に運動をしようと思ってボールを購入したのだった。

昨夜が初日。無理したって続かないので、少しずつ…と思いながらボールのうえでゴロゴロ。するとちょっとやっただけで腹筋プルプル。「おぉ、バランスボールって真面目にやったら結構きついやん!」などと妙な感動を覚えながら、約一時間、いろんなポーズを楽しみながらテレビを観ていた。この調子でいったら、体重は落ちなくても少しは引き締まってくれるかしらん?なんて思っている。

ところで。
腹筋プルプル。だから確実に筋肉痛を起こすだろうと思われた今日、何の症状も出ていない。お腹の周りには有り余る贅肉はあっても腹筋はほとんど見かけられなかったので、「もともと腹筋が鍛えられていたから痛くないのよ」という意見は聞かずとも却下できる。

はいはい。一日遅れでやってくるんですよね、そうですよね。

明日、痛くなるんやろうなぁ。
でもこの痛みが「アタシ、頑張ってる」というマゾ的な感覚を呼び起こし、それでまた続けていけそうな気がする。

ヨシ、今夜も頑張ろう。
コメント

ちょっとお久

2011年08月02日 10時24分39秒 | Weblog
両親の帰国、英語の試験、車の故障等が重なり、ちーとバタバタ。それも何とか落ち着いた。

一人暮らしに慣れているので、自分の両親が自分の周りにいて、次々と話しかけてくるのが何か変な感じだった。一緒に住んでいた子供の頃の感覚はよみがえっているのに、なぜか馴染まないという。
試験の当日に帰国だったため私の方が早く家を出、見送りさえしなかった。その後帰宅したら誰もいない家に戻っていて、それが当たり前なのになぜか何かが足りないような感じ。夜には「もう家に着いたで~」と帰ったコール。今朝までここにいたのになぁ。
やっぱり来てくれた御礼はろくすっぽ言えなかった。こんなふつつかな娘で申し訳ない。

英語の試験。
以前友人から「Redbullを試験前に飲むといいよ」と言われ、その日の朝に飲んだ。これは多分清涼飲料水なんだけど、カフェイン等の脳の活性を刺激する成分が多分に含まれていて、集中力を高めたり、脳の動きを高めたりするのに良いんだとか。この友人は法学を勉強していて、とある難しい試験を受けたときにオーストラリア全体でトップ4%に入ったほどの頭脳の持ち主。その彼がこの試験の朝、2本のRedbullを飲んで、そしてこの成果だったという経験からのお勧めだった。普段めったに飲まないので、どんな効果が出るのか心配だったので、とりあえず1本だけ飲んだ。
で、肝心の試験。

めちゃくちゃトイレに行きたいんですけど…

午前中の試験は、開始前の着席も含めると、解放されるまで約3時間座っていないといけない。その間トイレ休憩はなく、行くとしたら試験時間を削るしかない。着席する前にお手洗いに行っておいたのに、Listeningが終わって、Reading、Writingの2時間を残して尿意が。試験時間を減らしたくなかったのでガマンしてガマンして、最後までやりきった。Writingが終わった後、Speakingの試験に関する係りの人の、3分ほどの説明がめっちゃ長く感じるほど限界だった。
普段、トイレが近くない私がこんなに尿意を催す原因。この日の朝食はサンドイッチとコーヒー。普段の朝食と同じ。となると、日常との違いというとRedbullしか思い当たらない。ちなみにこの日は何度もトイレに通った。
脳みその動きに役立ったかどうかは今となってはわからない。とりあえずベストは尽くした、トイレにすごく行きたかったというこの2点のみが印象に残った試験だった。
しかし。強い尿意に襲われながらも試験中はそれを忘れていられたので、集中力を高めるという点では効果があったのかも。

車の故障。
週末、D宅から帰ろうとして出た途端、大きくバウンドして2分ほどでストップ。幸い、安全地帯に停車することができ、周囲に迷惑をかけることもなかった。夜だったけど上記友人に連絡。幸い近くにいたので、すぐに来てもらえて応急処置をしてもらった。ちなみにこの友人は車屋さん。肝心のDはというと、彼は免許を持っていないので、車の故障に対する意識が低く、私のストレスを理解できなかったよう。この行き違いで実は今も若干険悪ムードが続いている。

さて。
試験は受けたけど、この結果を待たず、近々もう一度受けることにしているので、まだ勉強は続く。今日も午後から学校。
以下の楽曲は私のお気に入りのひとつ。今朝ネットで、日本政府のだらしなさを露呈する記事を読んでいて、この曲を思い出した。でも、自分の国なんだから、非難するばかりでなく、自分たちでなんとかできるように考えていかないとなー。

真夜中のダンディー
コメント