華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

イラマンテンの夜

2013年02月18日 23時08分32秒 | Weblog
本日午後シフト。精神科では初の午後シフト。大きくやることが変わるわけではないけど、初日はやはり要領がつかめない。そして何と言ってもまだ精神科で働くのは4日目なので、わからないことだらけ。
だのになのに。
めっちゃ忙しいし。
新規入院6名。退院2名。書類処理が山ほどあるのに看護師は私を入れてたったの2名。ちなみにお互い担当患者は10名前後。見かねたボスが一人救援を呼んでくれて、書類関係は全部やってもらえたから良かったけど、ミスコミュニケーションも重なって仕事の押し付け合いになるなど、実にストレス満点の夜だった。他のスタッフは作業の仕方を知らない私にイライラしたやろうけど、何も知らんのに「やって」と言われた私も相当イライラした。一度イライラし始めると、何を言われてもイライライライラ。帰宅した今、ドッと疲れている。

このイライラはどうもダイエットが原因か。Dともこの頃よくケンカになる。それも些細なことで。いちいち突っかかるものの言い方をし、それをやり過ごせずに「どういう意味?」と聞き返してケンカが始まるパターン。それでまた疲れる。カルシウムが足りんのかな。明日からサプリメントを飲むとしよう。

明日働いたら3連休。だからガマンガマン。そして早く寝てしまおう。この3連休は休日出勤を頼まれても断るぞー。

タイトルに曲名をもじったので掲載。細川たかし。すごい声やなぁ。感動。
イヨマンテの夜 【ふたりのビッグショー】
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オフ終了

2013年02月17日 22時27分15秒 | Weblog
今日もオフのはずだった。しかし結果から言ったら、午後から働いた。

自動早起きだったのは昨日だけで、今日は8時まで寝ていた。お腹が空いていたので朝食をとるためにベッドを脱出。ほどなくしてDも出てきたので、2人してシリアルを食べた。
いい天気だったので今日もお洗濯。主婦の喜び 私はなぜにこんなに洗濯にこだわるんやろう??
せっかくの好天に家にいるのももったいないので、近所のビーチに散歩へ。このときに「どうせ鳴らない携帯電話やから置いていこうか?」と手ぶらで出て行きかけたけど、「いやいや、せっかくやからカメラ代わりに持って行こう」と思ったのが運の分かれ目だった。

夏も終わりなので、泳いでいる人はまばら。ついこの間まで海水浴客が大勢いたのになぁ。


海水浴客の代わりにちびっ子サーファーがわんさかといた。毎年3月上旬にこのビーチで子供たちのサーフィンの大会があり、NSW州全体から人が集まってくるらしい。今日見かけた子供たちも出場するのか、熱心に練習しているようだった。
そんな彼らを横目にDとダラダラ海の店まで歩いた。お茶を飲もうと椅子に座ると、隣のテーブルに偶然元同僚2名がいて、現状について情報交換。同僚とはいえうんと先輩の人たちで、タメになる情報をもらった。いい刺激になったなぁ。
会話の中で「ウチは今、すごく忙しくて、派遣看護師さんもたくさん来てるんですよ」と話したタイミングで病院から「午後働ける?」との電話。断ることもできたけど、午後から予定もなかったし、明日も午後シフトなので引き受けることにした。電話を携帯してなかったらなかった話。一瞬考えた末に持っていくと決めたのは、もう働く運命にあったんやろうな(大げさ)。

急な呼び出しだったので忙しいだろうと覚悟していたけど、実際はそうでもなく比較的静かな夜だった。精神科も楽しいけど、Surgicalで働くのもいいなぁ、やっぱり。うう、迷う。

明日は精神科で午後シフト。午後と午前ではまた違うんかな? 何が学べるのか楽しみ。
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充実オフ

2013年02月16日 19時53分08秒 | Weblog
本日オフ。
このところずっと6時前起きだったためか、今日も、目覚ましがないのに6時過ぎに目が開いた。二度寝を試みたけどうまくいかず、結局7時過ぎにベッドから脱出。休みの日なのに早起きするなんて、なんか損した気分。
グーグーと眠り続けるDは放っておいて、一人で朝食。ダイエット中なのでパンではなくシリアルを食べている。もちろん砂糖はなし。繊維質たっぷりタイプ。私はあまりシリアルが好きではない。なぜならたくさん牛乳を飲むことになるから。牛乳は好きなんだけど、もともと多くの水分を摂取することが苦手なので、牛乳をたっぷり飲まないといけないシリアルが好きではない。しかしなんで水分を取るのが苦手なんやろう? お腹がタプタプした感じになるのが嫌いなのよね。お酒は別なんだけど

掃除、洗濯、ジムで午前中終了。早起きするとやっぱり時間がたくさんあるなぁと当たり前のことに妙な感動を覚えながら、Dリクエストにより隣町のショッピングセンターまで買い物へ。田舎だし、友達もいないので、暇をつぶすとなるとショッピングぐらいしかない。
買い物へ出ても、なんだかんだで家のものを買う程度。自分のものはあまり買わない。そんな中で今日は仕事用の靴の靴底、しかもいいヤツを買った。さらに前髪が伸びてきたので、それをまとめるためのヘアバンドとヘアピン。「あらやだ、お金使っちゃったわ」と妙なホクホク感を覚えて帰宅。

これだけいろんなことをしたのに、帰宅したのは4時。DVDを一枚見てから晩御飯。そして今に至る。もう寝てもいいぐらいなんだけど、まだ8時過ぎ。早起きって本当に時間があるなぁ。
明日も休み。夜更かし可なのでもう一枚DVDを見ようか考え中。Dは相変わらず箱の中で絵を描いて遊んでいる。“夜お茶”にでも誘ってみるかな。
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幸運について語ろう

2013年02月15日 21時16分43秒 | Weblog
ずっとDの目が何かと似ていると思っていた。そして今日やっと気づいた。トトロ、くじら、馬の目と似ている。共通しているのは大きくて、かつ心の優しい(と想像される)生き物。Dってそういう感じ。

さて。
今日も精神科勤務。ほとんどの患者さんの顔と名前を覚え、また患者さんも私のことを覚え始めてくれた。こうなってくると病棟にいることが楽しい。新人研修が終わったらSurgical、手術室、精神科のどこへ行くかを決めなくてはならない。Surgicalは転院するにしてもかなりつぶしが利くけど、手術室と精神科はもうそこにいるしかない。新人なのでSurgicalを選ぶのが無難だし、十中八九そこへいくと決めているけど、精神科が思いのほか楽しいので悩んでいる(手術室は今のところパス)。あと3週間。考えがどう変わっていくかなぁ。

ところで。
私が看護師になろうと決めた理由のひとつは、将来食いっぱぐれがないだろうと思ったから。日本と同様オーストラリアも慢性の看護師不足で、移民に頼る状態だった。実際「オーストラリアで永住権を取るのに看護師資格を持っていると固い」と言われていたほど。
ところがこれが神話になりつつある。今はオーストラリア人で、経験豊富な看護師でもポジションを見つけるのが難しい。公立病院は人を減らしている状態で、契約看護師は契約を更新されず、中には突如解雇や契約期間の短縮を言い渡される場合もある。しんどいのは新人。5年前なら大きな病院では100名前後の採用があった。私の卒業時(2年前)でも10~20名の枠があったのに、今では一桁台で、多くの卒業生が仕事を見つけるのに苦労している。経験がないと派遣としても契約としても仕事をもらうのは難しく本当に気の毒な状態。

そこを行くと、私は本当にラッキー。
まず、自国での看護師経験もなく、英語も満足ではないのに新人研修の機会を得た。研修にもぐりこめなくても正看として働くことはできる。だけどいきなり経験値の高い看護師と同様の責任を求められるのでプレッシャーはかかる。研修中は多くを求められないので少々ストレスフリー。
次にニューサウスウェールズ州(NSW)に引っ越した。以前住んでいたクイーンズランド州(QLD)は看護師の募集が壊滅的。どの州よりも一番ひどいと思う。仮にどこかの病院で新人研修にもぐりこめていたとしても、契約更新はなかったやろう。QLDで粘ることも選択肢の一つだったけど、結果的にNSWに移り住んで正解だった。
そして今、正社員のポジションを得た。他の病院に移るとしても、経験が一年未満の私が仕事を見つけるのは楽ではない。看護師としての基礎を、フルタイムで築く機会がもらえたのは本当にラッキー。経験を積んだ数年後には職探しも少しは楽だろうし、また現在の仕事不足の状況も変わっていることを期待している。

さらに別の幸運もある。
私は今の病院から内定を2011年の10月にもらった。2012年の2月から働き始める予定だったけど、英語の試験のせいで一度はポジションをあきらめかけていた。しかし病院から約束はできないけど3ヶ月待つから頑張ってみろと言ってもらい、2ヶ月で結果を出し、無事採用となって2012年の6月末から働き始めた。
この直前、6月上旬にうちの病院では事件があった。うちの病院は循環器系の手術で評判だったけど、その循環器系の手術医とスタッフがごっそり別の病院に移っていった。それ以降入院患者の数がめっきり減ってしまい、Medical・Surgical病棟の統合、10月の大量解雇劇へとつながる。もしも私が英語の試験に受かるのがもう一ヶ月遅かったら、内定取り消しになっていた可能性は非常に高い。事実8月から入所予定の新人3名の内定はキャンセルされた。
加えて。
もしも2月から働き始めていたら、研修は11月に終わっていた。これは大量解雇劇の直後。研修が11月に終わった、本来なら私も同時期に働き始めるはずだった新人3名は契約更新されず、他の病院に移っていった。年が明けて病院が忙しくなった頃、研修後のことをボスに相談できた私はもう本当にタイミングが良かったとしか言いようがない。件の解雇劇のせいで人手不足の今、半人前の私でも正社員採用となった。

こうやって考えると、私はギリギリのところで幸運の尻尾を掴んで生きているようにしか思えない。「それも実力のうちやって~」という意見もあるやろうけど、私は本当に自分の幸運に感謝する。いずれ自分の持つ幸運をすべて使い果たしてしまうのでは時々不安になる。幸運を使い果たしたとき、自分の足できちんと立てるように
今から頑張っておかんとなぁ。

と気合いを入れたところで、もうエネルギー切れ。明日・あさってはオフ。何しようかな。天気が良かったら洗濯したいな。
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精神科、いとをかし

2013年02月14日 21時12分39秒 | Weblog
今日も早番だった。
朝は6時40分に家を出る。働き始めた6月下旬は真冬。家を出るときは真っ暗だった。夏になったらこの時間にはもうお日様が上がっていて、運転していても前照灯要らず。近頃は目覚めた時は薄暗く、出勤時にちょうど日が出る。まさに“やうやう白くなる山際 すこしあかりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる”という趣。ま、春じゃないけどさ。ぼちぼち夏も店じまいなんやな~。

さて。
本日精神科病棟出勤2日目。病棟が違えど、朝は投薬から始まるところはSurgicalと同じ。薬の中身が違い、辞書を引きつつの準備だったので時間を食ってしまったけど、なんとかかんとか。あとは初日で覚えた作業内容をこなしているとわりとあっという間に時間が経った。精神科での仕事、結構面白いかも。

精神科は心の病を背負った人が来るところで、普段の生活には問題のない人が多い。なので私たち看護師はよほどのことがない限り身の回りの世話等はしない。何が主な仕事になってくるかというと、患者さんに少しでも快適に過ごしてもらうこと。グループで病気について話し合ったり、また別に楽器を演奏したり、ジムに通ったりと患者さんを飽きさせない小さな催し物が毎日行われている。それらに参加するよう励ましたり、またはおしゃべりの相手になることも重要な仕事になってくる。もちろんもっと深い仕事がたくさんあるけど、新人の私にはこれが現段階でできる精一杯。
私は患者さんと話をするのが好きなので、この作業はまったく苦ではない。それどころか楽しいと思ってやっている。ただ心配なのは私の英語力。下手な理解力でトンチンカンな答えをしてしまい、患者さんの心の病スイッチを押してしまったらどうしよう?と思うとちょっと怖気づく瞬間もある。
まだ2日目が済んだところで、患者さんともそんなに打ち解けられているわけではない。また心に病を抱える人は変化に拒否反応を示す傾向があるので、ド新人の私は異物に見えるのか、見向きもしない人もいる。残りの日々でどこまで患者さんに心を開いてもらえるかな。

今日は精神科医とも少し話をさせてもらう機会があった。どうやって精神病は発症するのか、またその症状についてなど。とても興味深かった。いろんなことを学んでいけたらいいなぁ。

と、前向きな気持ちでいる一方、続く早起きで今日もやっぱり疲れている。ただいま10時。そろそろベッドに向かう。明日働いたらお休み。待ちきれん。
そういえばバレンタインデーということでDが観葉植物を買ってくれた。去年は焼肉を食べたんだったなー。今は2人してダイエット中なので外食もケーキもなし。明日、お茶ぐらい飲みにでようかしら。
明日になってから考えよ。寝る。
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半落ち

2013年02月13日 19時53分09秒 | Weblog
今日はSurgicalで午前シフト。疲れた。忙しかったー。やはり急な出勤を要請されるだけのことはあった。休憩もそこそこで働いたのに、また後手後手の作業回し。経験がないって本当にやだ。
年が明けてから妙に忙しくなり、私の最初の勤務先で、患者さんの減少に伴い閉鎖されたMedical病棟も半分空いている。その結果、先日の大量解雇も手伝って人手不足が続きで、やむなく派遣の看護師に来てもらっている状態。派遣さんに払えるお金があるなら何人かは解雇せずに済んだだろうに…とは残った看護師のほとんどが思っているけどあえて誰も口にはしない。

昨日の残業と今朝の早起きで疲れて帰宅。できることならゴロゴロしたかったけど、私がジムに行かなければ十中八九Dも行かないという(そもそも“足”がないし)。自分も運動して痩せたいという思いのほかに、Dにも外出・気分転換・運動をしてほしいので、手本を見せるべく「行くよ!」と言って連れ出すのが常。ジムに行かない日が続くとそれが普通になり、行くことが大仕事になってしまう。そういう感覚を持たない・持たせないためにも、今日も老体に鞭打って出かけた。腰が痛くて走れず、3キロウォークと筋トレ。あんまり汗をかかなかった。

しかしそんな運動でも効いているのか、まだ9時を回ったところだというのにもう眠い。このブログもモーローとしながら書いている。これだけを書くのに1時間近くかかっているところをみるとだいぶ疲れているらしい。
明日とあさっては精神科。また午前シフト。しっかり働かんとなぁ。Surgicalから電話がかかってこないことを願う(無理って言えばいいだけの話やねんけどさ)。

最近お気に入りの曲。
Olly Murs feat. Flo Rida - Troublemaker
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病棟復帰

2013年02月12日 21時40分24秒 | Weblog
今日は精神科病棟デビュー。同じ病院勤務でもエリアが違うとスタッフと会うことはほとんどない。初めて会う人と初めての仕事で疲れた。だけど、多くの人が「精神科の仕事は面白くないよ」という中、私は結構興味深いと思った。将来は心理学を勉強したいし、精神病と心理学というのは密に結びついているので、いろんなことが勉強できれば…と思っている。

精神科デビューでネタはそのことになる予定だった。しかしお昼前に精神科病棟に一本の電話。Surgical病棟から。
「午後、働ける?」

実はこの前にも一本電話を受けていて、明日は精神科で午後シフトだったんだけど、Surgical病棟で人手が足りないとのことで、研修はとりあえず置いておいてSurgicalで午前シフトとなっていた。「また早起きかぁ~」とややガッカリしていたところで残業の依頼。ダブルシフトはちょっとしんどいので「7時まででいいなら働きます」と了承した。2時半から7時まで一生懸命働いた。だけど全然終わることができず、結局9時終わり。サービス残業にしてしまうはずだったけど先輩が「ちゃんとタイムカードに9時まで働いたと書き!」と言ってくれたのでそうすることにした。

休み明けで新しい職場へ行き、加えて忙しい病棟でほぼダブルシフト。7時終わりのはずが9時となった予測しない残業延長だったので晩御飯も食べておらず、クタクタになって帰ってきた。お腹もペコペコ。しかし給料前の我が家の冷蔵庫は空っぽに近く、先ほどラーメンをすすったところ。マクドぐらいは買えたけど、もう運転していく気力がなかった。あ~わびし。

明日も大嫌いな早起き。だけどこのところずっと早起きだったので以前に比べると楽かな。朝、スッと起きるには早寝が必須。後片付けはDに押し付けて寝るとしよう。
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スーパーの天使

2013年02月11日 22時17分32秒 | Weblog
今日もお休み。昨日書いた通り、今朝は掃除に精を出した。残念ながら雨の予報は当たっていたので洗濯物はできず。その代わりいつもはまぁ~るくかける掃除機もきっちりと隅々までかけ、拭き掃除、水周りの掃除もした。心なしか部屋が明るくスッキリ。ほんのひと手間できれいになるとわかっているのになぁ。頑張らないと。
掃除の後はジムへ。筋トレとウォーキングで軽く汗を流した。サウナとスパは一人だとなぜか行く気になれず今日はパス。

ジムを出たのはお昼ごろ。進むことはあっても遅れることのない私の腹時計は時報をガンガン鳴らし続ける。郵便局に用事があったので帰り道により、パンと牛乳だけを買うためにスーパーへも足を伸ばした。お腹が空いているときにスーパーに行ってはいけないとはよく言ったもの。必要なものだけをカゴに放り込みレジへ向かおうとしたら、私のお気に入りのスナック菓子が2つセットで安売りなっていた。
「お給料日前でもあるし、こんなものにお金を使う余裕はない。しかも太るし」
と天使がささやく一方で
「昼からDVD漬けになる予定。手元にスナックがあったら最高の休日やん。安売りやしこのぐらい買えるやろ?」
と悪魔が誘いをかける。
葛藤を抱えながらスナック菓子が並ぶ棚の前に10秒ほど立ち止まっていただろうか。もう半分購入すると決め、一歩踏み出そうとした瞬間、スススっと初老の女性が寄ってきた。そしておもむろに私の手を取り、静かに首を横に振りながら「いいえ、あなたは買わない」。
一瞬何を言われているのかわからなかった。かなりキョトーンとした顔をしていたと思う。しかしおばちゃんはいきなりニカッと笑ったかと思うと、おもむろに自分の下腹を掴んで「見なさい、このお腹! 私も欲しいけどコレがあるからやめたのよ~。あなたもやめときなさい!」。
やっと何が起こっているのか理解して、一瞬の間の後二人で大笑い。「お腹が空いてるときにスーパーに来るもんやないねぇ。わかった、買わんときます」と言って別れた。もう買うつもりだったのでだいぶ後ろ髪を引かれたけど、どこでおばちゃんが見てるかわからんと思ったら手に取るわけにはいかず、そのまままっすぐレジへ。結局午後は昨日買ったぶどうを食べながら「グレイズ・アナトミー」を見ることとなった。

こういうフランクな感じがオーストラリアのいいところ。今日はこのことを思い出して一日中笑っていた。それにしてもまさか天使が赤いTシャツを着た、白髪で下腹の出ているおばちゃんだとは思わんかったなぁ。ニントモカントモ。
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旧正月だった

2013年02月10日 22時03分03秒 | Weblog
本日オフ。旧暦では元旦になるらしい。シドニーのチャイナタウンではお正月を祝って様々な催し物があるとのことで、刺激を求めて出かけることにした。
とはいえ、結果から言うとイベントを見たり、屋台を冷やかしたりするようなことはなかった。遠目に盛り上がっているのを確認したのみ。市場で買い物をしている際には獅子舞が踊りながら行き来していたけど、そんな縁起物ですら面倒くさく感じて逆方向に歩いたほど。なんでやろう、なんか気持ちがついていかなかった。

ランチにある韓国レストランで腹ごしらえ。前回シドニーに来た際、ちょうどお昼時で韓国人男性がすごい勢いで入店していく様子を見た。「よほどおいしいに違いない」と思い、次回チャンスがあったら入ってみようと思っていた。それが今日。トンカツを頼んだDは大満足。私の頼んだイカ野菜炒めはちょっと不満が残ったけど、付け出しの品数が豊富で、どれもおいしかったので全体的に私個人としても及第点。どうやら焼肉が売りのお店のようなので、今度人数を揃えてまた挑戦したい。

お腹を満たした後は街をそぞろ歩きながらお店をのぞいたり、人を眺めたり。途中でお昼休憩のD友達と落ち合って、チョコレート専門店のカフェでお茶。専門店だけあってチョコレートが超美味やった。友達と別れたてからは特に欲しいもの・したいことがあるわけでもなく、ダラダラ歩くのみ。最後の最後に中華街の野菜市場でぶどうを買って帰路についた。以前は「シドニーに出たら朝から晩まで楽しまないと損!」みたいな田舎モノ根性があったけど、今は「ただの大きな街やん」。また「シドニー観光に来たらここ!」みたいなスポットに行っても、だんだん感動がなくなってきた。慣れって面白いもんやなぁ。

帰宅して冷蔵庫を開けてみるとまた空になっていて、晩御飯は困ったときの照り焼きチキン。Dのために鶏肉は常備。また仕入れてこなくては。
食後はコーヒーを飲みながら「グレイズ・アナトミー」の続きを観ていた。一度見始めると止めるのが大変。

明日も私はお休みなんだけど、Dは仕事で珍しく外出予定。家で一人になることはめったにないので、それはそれで楽しみにしている。というか、結婚してからというもの、あまり一人になったことがないかも。ジムにも行きたいし、ガッツリ掃除もしたい。それでも時間は余るはずなので、何をしようかなぁと考え中。まぁ、雨降りっぽいし、「グレイズ~」を見て過ごす可能性が高いんだけどさ。
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もう半分寝ている

2013年02月09日 23時42分14秒 | Weblog
階下の若夫婦(カップル?)がすごい派手なけんかをしている。激しく言い合う声とともにガシャーンと食器が落とされる音。ちゃぶ台でもひっくり返してんのかしら?

今日は久しぶりに病棟勤務。しかし周囲は私がそこにいることになんの不思議も感じないようだった。ずっと新参者の気分が抜けなかったけど、私も“一員”になってきてんのかな?
担当患者は9名。4週間ほど離れただけなのに、仕事の段取りや投薬がちょっと怪しくなっていて苦笑い。お昼まではとても忙しかったけど、アシストが付いてくれたこともあってなんとかなった。やれやれ。それでもやっぱり患者さんがいる環境がいいな。

帰宅してから家を脱出したい!というD希望に沿ってコーヒーを飲みに出かけた。新しいところを開拓しよう!と飛び込んだのは、ウチの近所のビーチと反対側の端にある瀟洒なホテルのレストランバー。お値段は一流クラスなのに出てきた紅茶のお粗末なこと。雰囲気代を払っているとはいえ「詐欺や!」と文句をつけたいレベル。高くついたお勉強代だった。

夜は冷蔵庫にあるものを適当に食べることにして、お互いやりたいことに没頭。私はまた「グレイズ・アナトミー」を観ていた。まぁよくも次々とドラマが起こるもんだと感心する。本当にドラマやから当たり前っちゃー当たり前やけど。今日もしっかり引き込まれて笑ったり泣いたり。手術室で研修を済ませたこともあり、ドラマ内の手術の様子を見るといろんな発見がある。いやいや、いいドラマや。

明日は休み。何をして過ごすかは未定。手術室勤務が終わっていつもより解放感を感じているので、何か楽しいことしたいなぁ。
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