昨日も書いた通り、今日は隣町の大きい病院で研修の予定だった。スタートは8時半。この病院は壊滅的に駐車場の確保が難しいので、朝はDに送ってもらうことに。問題なくいけば30分かからない距離だけど、朝の通勤ラッシュと私自身がすぐにスイッチが入らないタイプなので、余裕をもって一時間前に家を出た。予想通り多少混んでいたけど、8時過ぎには到着。コーヒーを買って、研修の場所へ。
そこでは毎日何かしらの研修があり、掲示板には教室と時間割が張り出されている。それを見ると「リサーチのなんちゃらかんちゃらはこの部屋で9時から」と書いてある。昨日、時間を確認したばかりなのでなぜ?と思っていたけど、まぁ事情があるんだろう、オーストラリアでは突然の変更なんてよくある話…とすぐ隣にあるスタッフ用のカフェテリアで大学の課題を広げて、勉強しながらその時を待っていた。すると8時半近くになって、リサーチエリアの偉いさんで、今日の教鞭を取る予定だった看護師さんがカフェテリアに現れた。この人には数か月前に会っていて、今日の研修参加もその人に勧められたので申し込んでいた。あぁ、やっぱり時間通りに始まるんだ、と思って立ち上がったら、先方も私に気が付いて寄ってきてくれた。そして
「あなた、今日研修に来てるんじゃないわよね?」。
?? いえ、そうですけど?
「えーと…、キャンセルになったのよ」。
なんですとー?
ショックで無言になっている私に「メールが先週送られてるはずなんだけど…」とその人。
私たちは毎日のようにたくさんのメールを受け取る。それのほとんどがうちのエリアの公立病院や各施設で働く人に届くものなので、しっかり目を凝らしてみないと個人あてに来ているメールを見逃す可能性は実に高い。そして私はそのキャンセルのお知らせを見逃したらしい。後で見たら、実際に先週の3連休前日に届いていて、3連休明けの昨日・おとといはそれなりに忙しいシフトだったので、しっかりメールを見ていなかった。
でも「なんでやねん!?」と思ったのは一瞬。だって私はこの看護師さんに会いたかったので申し込んだようなもの。理由のひとつは今後の勉強に関してのアドバイスを仰ぎたかったため。今やっているコースが今学期で終了予定。将来的に研究の方へ行くことを希望しているのなら、勉強を続けた方が機会を得るのに有利に働くのかどうかを聞きたかった。答えはYes。必ずしも修了証を持っていなくてはならないということではないけど、知識がある方が私のためになるだろう、とのこと。
もうひとつの理由は、単純に印象付けたかったから。まぁいやらしい考え方かもしれないけど、進みたいエリアに私のことを知っている人がいることは有利にはなっても不利になることはない。かつその人の話を聞くことで自分の考えや目標ももっと明確になるだろうという思いもあった。
この人はとてもいい人で、来月、私の最後の課題が終了したころに、私に連絡をするつもりでいてくれて、それを手帳にも書いているのを見せてくれた。6月にはいったら私の勤める病棟の教育係を交えて、何ができるか話していきましょうと言ってくれた。予想以上の好展開。その人の細かいケアに感謝せずにいられなかった。同時にプレッシャーも感じたけどさ。言葉の壁は一生乗り越えられない気がするからさ。
10分ほど話してその人とはお別れ。会えたのは本当に偶然だった。研修がなくなったのは残念やけど、この人に会えてめちゃくちゃラッキーやった。というわけでホクホク気分で帰宅。
ちなみに研修は就業時間としてカウントされているので、婦長にキャンセルになったことを連絡。今日は休みとなり、休みになるはずだった今週日曜日に働くことになった。
病院を出たのが9時頃。Dはすでに仕事を始めていたので、公共交通機関で帰った。たまに乗る電車・バスは嫌いじゃない。家に着いたのは10時頃だった。
研修がなくなって残念でなかった理由はもう一つある。それは大学の課題ができるから。
概要は週末の間に作って、参考文献も粗方見つけてあったので、あとは書き始めるだけ。展開のさせ方に苦労することの連続ではあるけど、基本的に文章を生み出す作業は嫌いではない。だから早く始めたいなぁと思っていたところだった。
というわけで帰宅した後はほぼ課題をやっていた。いくら骨組みをしっかり作っていても、書いている間に新しいアイデアが出てきたり、なんか思ってるんと違うと感じて脱線していくのはよくある話。それを何とかまとめながらボチボチ書いていた。
今回の課題は看護作業の検証。私はテーマに申し渡しを選んだ。申し渡しの意義、その検証、発見と問題点、そして改善点についてまとめるもの。迷いながら現在、意義まで書き上げ、検証の過程に着手したところで集中力が切れた。
夕方になってシェフDによる夕食を取り、そのあとは少し寝てしまった。早く起きたものねぇ。
起きてからまたやっていたのだけど、私の机には卓上のライトがなく、小さい文字を読むには暗すぎるのでもうあきらめた。ライトがあったらもう少しやったのになぁ。無念。でもだいぶ進められたのでヨシとする。
それでも、明日もまたこの失敗を繰り返すわけにはいかないので、明日は日のあるうちに頑張ろう。
あんまり眠くないけど、しっかり寝ないと頭が動かんからベッドに向かう。気分転換に本でも読むかねー。
そこでは毎日何かしらの研修があり、掲示板には教室と時間割が張り出されている。それを見ると「リサーチのなんちゃらかんちゃらはこの部屋で9時から」と書いてある。昨日、時間を確認したばかりなのでなぜ?と思っていたけど、まぁ事情があるんだろう、オーストラリアでは突然の変更なんてよくある話…とすぐ隣にあるスタッフ用のカフェテリアで大学の課題を広げて、勉強しながらその時を待っていた。すると8時半近くになって、リサーチエリアの偉いさんで、今日の教鞭を取る予定だった看護師さんがカフェテリアに現れた。この人には数か月前に会っていて、今日の研修参加もその人に勧められたので申し込んでいた。あぁ、やっぱり時間通りに始まるんだ、と思って立ち上がったら、先方も私に気が付いて寄ってきてくれた。そして
「あなた、今日研修に来てるんじゃないわよね?」。
?? いえ、そうですけど?
「えーと…、キャンセルになったのよ」。
なんですとー?
ショックで無言になっている私に「メールが先週送られてるはずなんだけど…」とその人。
私たちは毎日のようにたくさんのメールを受け取る。それのほとんどがうちのエリアの公立病院や各施設で働く人に届くものなので、しっかり目を凝らしてみないと個人あてに来ているメールを見逃す可能性は実に高い。そして私はそのキャンセルのお知らせを見逃したらしい。後で見たら、実際に先週の3連休前日に届いていて、3連休明けの昨日・おとといはそれなりに忙しいシフトだったので、しっかりメールを見ていなかった。
でも「なんでやねん!?」と思ったのは一瞬。だって私はこの看護師さんに会いたかったので申し込んだようなもの。理由のひとつは今後の勉強に関してのアドバイスを仰ぎたかったため。今やっているコースが今学期で終了予定。将来的に研究の方へ行くことを希望しているのなら、勉強を続けた方が機会を得るのに有利に働くのかどうかを聞きたかった。答えはYes。必ずしも修了証を持っていなくてはならないということではないけど、知識がある方が私のためになるだろう、とのこと。
もうひとつの理由は、単純に印象付けたかったから。まぁいやらしい考え方かもしれないけど、進みたいエリアに私のことを知っている人がいることは有利にはなっても不利になることはない。かつその人の話を聞くことで自分の考えや目標ももっと明確になるだろうという思いもあった。
この人はとてもいい人で、来月、私の最後の課題が終了したころに、私に連絡をするつもりでいてくれて、それを手帳にも書いているのを見せてくれた。6月にはいったら私の勤める病棟の教育係を交えて、何ができるか話していきましょうと言ってくれた。予想以上の好展開。その人の細かいケアに感謝せずにいられなかった。同時にプレッシャーも感じたけどさ。言葉の壁は一生乗り越えられない気がするからさ。
10分ほど話してその人とはお別れ。会えたのは本当に偶然だった。研修がなくなったのは残念やけど、この人に会えてめちゃくちゃラッキーやった。というわけでホクホク気分で帰宅。
ちなみに研修は就業時間としてカウントされているので、婦長にキャンセルになったことを連絡。今日は休みとなり、休みになるはずだった今週日曜日に働くことになった。
病院を出たのが9時頃。Dはすでに仕事を始めていたので、公共交通機関で帰った。たまに乗る電車・バスは嫌いじゃない。家に着いたのは10時頃だった。
研修がなくなって残念でなかった理由はもう一つある。それは大学の課題ができるから。
概要は週末の間に作って、参考文献も粗方見つけてあったので、あとは書き始めるだけ。展開のさせ方に苦労することの連続ではあるけど、基本的に文章を生み出す作業は嫌いではない。だから早く始めたいなぁと思っていたところだった。
というわけで帰宅した後はほぼ課題をやっていた。いくら骨組みをしっかり作っていても、書いている間に新しいアイデアが出てきたり、なんか思ってるんと違うと感じて脱線していくのはよくある話。それを何とかまとめながらボチボチ書いていた。
今回の課題は看護作業の検証。私はテーマに申し渡しを選んだ。申し渡しの意義、その検証、発見と問題点、そして改善点についてまとめるもの。迷いながら現在、意義まで書き上げ、検証の過程に着手したところで集中力が切れた。
夕方になってシェフDによる夕食を取り、そのあとは少し寝てしまった。早く起きたものねぇ。
起きてからまたやっていたのだけど、私の机には卓上のライトがなく、小さい文字を読むには暗すぎるのでもうあきらめた。ライトがあったらもう少しやったのになぁ。無念。でもだいぶ進められたのでヨシとする。
それでも、明日もまたこの失敗を繰り返すわけにはいかないので、明日は日のあるうちに頑張ろう。
あんまり眠くないけど、しっかり寝ないと頭が動かんからベッドに向かう。気分転換に本でも読むかねー。