◆ 水かげろふに棹さして 白秋忌 植村通草
◆ 口誦む童謡いくつ 白秋忌 黒岩英子
そんな訳できょう11/2は、詩人・北原白秋の命日にあたり 【白秋忌】です。
■主な作品には・・・・、(作詞)
・雨降り・・・・あめあめ ふれふれ かあさんが・・・♪
・ゆりかごのうた・・・・・・ゆりかごのうたを カナリアがうたうよ~~♪
・砂山・・・・・・・・・・・海は荒海 向こうは佐渡よ~~♪
・からたちの花・・・・・からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ ~~♪
・この道・・・・・この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が~~♬
・ペチカ・・・・・雪の降る夜はたのしいペチカ、ペチカ燃えろよ~~♬
・待ちぼうけ・・・まちぼうけ、まちぼうけある日せっせと野良かせぎ~~♬
●そして、白秋と云えば、近年では「新民謡」となった¨「チャッキリ節」も
難産の末に作詞をしている。
●何度かご紹介した事があった様に思いますが、晩秋の日光路を思い出します・・・。
忘れたころに再登場です・・・。(汗;)
落 葉 松 ・・・・・・ 北 原 白 秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
◆ 口誦む童謡いくつ 白秋忌 黒岩英子
そんな訳できょう11/2は、詩人・北原白秋の命日にあたり 【白秋忌】です。
■主な作品には・・・・、(作詞)
・雨降り・・・・あめあめ ふれふれ かあさんが・・・♪
・ゆりかごのうた・・・・・・ゆりかごのうたを カナリアがうたうよ~~♪
・砂山・・・・・・・・・・・海は荒海 向こうは佐渡よ~~♪
・からたちの花・・・・・からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ ~~♪
・この道・・・・・この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が~~♬
・ペチカ・・・・・雪の降る夜はたのしいペチカ、ペチカ燃えろよ~~♬
・待ちぼうけ・・・まちぼうけ、まちぼうけある日せっせと野良かせぎ~~♬
●そして、白秋と云えば、近年では「新民謡」となった¨「チャッキリ節」も
難産の末に作詞をしている。
●何度かご紹介した事があった様に思いますが、晩秋の日光路を思い出します・・・。
忘れたころに再登場です・・・。(汗;)
落 葉 松 ・・・・・・ 北 原 白 秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
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