チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

二十代

2009年06月08日 13時04分59秒 | 日記
学校友だちはいきなり会うと二十代に戻る
昨夜は大学の下級生達と食事をした
彼女らの同窓会があり
「チャコに会いたい」
と有志が連絡を取ってきた

「やっぱりきものだ」
と喜んでくれるが
この世代は結構自分できものを着る人が多い
「チャコの前に出るとなんか萎縮して」
とまったく萎縮とは縁遠いM子
「永久に先輩ですよね」y子
「其の上私たちよりはるかに若い」S子
ここまでいわれると
ご馳走せねばなるまい

それが敵の計算であっても
私も同じことをしている先輩たちに

全く忘れ果てていることを思い出させてくれる
そうすると全く第三者的に
自分自身の二十代を見ている自分がいて面白い

ほーへーなんと
と驚くことの連続が彼女らの口をついて出る
そして其の当時の上級生の顔になっている自分がおかしい

少量でも
本を出し続けていると
どこかで応援してくれているんだと嬉しい

それを見て会いたくなるというのは更に嬉しい
誰かが元気でいれば
自分自身の励みにもなる

同級とか同窓というのはそういうものかもしれない

チャコちゃん先生は昔から意地悪はしないが
言うべきことは歯に衣を着せず言っていたので
敬遠されることもあるが
時間がたつと
それがかえって懐かしいらしい

そういえば最近は甘口になっちょる
めんどくさいのだと思う
キチンと物を言うのが

これが加齢か

二十代はやはり熟れ始める果実
青くてチビット酸っぱい

コメント
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