チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

お歳暮

2010年11月24日 12時59分49秒 | 日記
とても恥ずかしかった

四国の或る県で
とてもおいしいハムを見つけ
お世話になった方たちに「お歳暮」として
送っていただく手筈をした
喜んでくださる顔を思い浮かべながら

となんと
頼んだ次の日に発送したらしく
四軒に送ったが「小雪」の前にもうお歳暮が届いた

「珍しい形だけど本当においしかったありがとう」
という電話を頂き
飛び上がるほど驚いた

11月20日だぜ

ゆっくり手紙を書きお知らせをしようと思っていたのに
全くうーーー

すぐ苦情の電話をする
「デモ最近早く送ってくださいという方が多くて」
「冗談ではありませんよお歳暮と言うのは12月7日以降に送るというのがーーーー」
と説明するも
「あらそうですか、日にち指定がなかったもので」
とこちらの不手際のせいにされた
いなかっぺ 井の中の蛙という意味だが
驚いたの何の

「とてもおいしいものを作っていらっしゃるんだからもう少し注意してください」
と電話を切ったが

お歳暮はお世話になった方に
お正月の食料の足しになるものを送るというのが
そもそもの慣わし

お正月の用意が始まる13日からとか7日~など地方によって
少々の違いがあるがいづれにしても12月に入ってから
そして大雪あたりの25日くらいまでで終わり
というようにとチャコちゃん先生は教育されている

それ以降は「お年賀」小寒あたりまで
更に遅れれば「寒中見舞い」これは立春まで
こういう決まりは
一つ一つにちゃんと意味がある

製造者もきちんと勉強して欲しいとつくづく思った
贔屓のデパートは必ず送る日を確認してくる
こういうこともそのうちいい加減になるのだろうか

日本は遠くに行きにけりーーーか
コメント
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