onara

今朝NHKでおならの特集をしていた
最後まで見なかったがこういうことが朝から話題として収まるのだ
ならばチャコちゃん先生も「おなら」の話をしよう

苦い思い出がある
学校に上がってすぐだったと思う
大人や子供たちが一堂に会して何かやっていた
詳しいことは覚えていないのだが
「おなら」が出そうになり
それをひたすら我慢しているうち卒倒してしまった

何ともかわいい
家でおならは人前では禁物とキビしく言われていたし
兄が人前はばからず音を出すと
母は2尺ざしの物差しで兄のお尻を叩いていた
もっとも兄はお構いなしなのでそのうちおとがめなしになってしまったが

女姉妹はそうはいかず
おならが出そうになるとトイレに駆け込んでいた

そういう事があったのでもう我慢がまん

卒倒してしまったのは仕方がないが
実はガスが体全体に充満しそれがもとで腎臓障害を起こしてしまった

何事も我慢は禁物ということを周囲の人は肝に銘じたようだ
そのため母はチャコちゃん先生の腎臓病を必死で治してくれた
自分の躾の責任を取ったのだ

小学校3年と4年の二年間は半分くらい学校に行っていない
それでも卒業ができたのは兄や姉の家庭教師のたまもの
ととりあえず感謝

腎臓病は治りにくい病気だが母と家族の協力で
チャコちゃん先生は完治している
印象に残っているのは
・トウモロコシのひげを毎日煎じて飲む
・白身の魚塩けはまったくなし
・スイカなどの水分の多い果物を食べる
・干し柿
・9時までの就寝
・過激な運動をしない
・体を温めるー夏でも肩を出さない洋服を着せられていた

西洋医学には一切頼らず母はいろいろつてを頼って古老に聞いたりして
体の根本から治してくれた

事の発端が「おなら」を我慢したことが原因だった
それ以来便秘をさせないということに注意し
たべるものもすべて手作り

農薬べたべたの今のこの時代に生きていたらきっと卒倒するよ母は