チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

死語になりそうな言葉

2012年10月28日 09時26分20秒 | 日記
いまチャコちゃん先生FBで「アッハン塾」といコーナーをもうけ
毎日そこに投稿している
この「アッハン塾」を始めたきっかけは
FBの家庭教師、香西通称ろいぱぱが
「チャコちゃん先生きもののうんちくを毎日一行でも書いたらいいよ」
と教えてくれたのが始まり

FBの様子を見るためまずは
「衣の言葉」にしてみた
つまりきものからできた言葉だ
たとえば躾とか襟を正すとかそういう言葉を連ねていたら
なんと60回も衣の言葉が続いた
あいにくこの60回分が消えてしまっていていま読み返すことができない

原稿用紙に文字を書くと必ず残るのだが
パソコンの中の仕組みがわからないので何かの拍子に消えてしまう
こういうものを駆使している人の脳みそはどうなっているのだろう

それで今度は別にきちんと遺すことにし
「アッハン塾」を始めた
・色の話
・東西の文化の違い
・お江戸の話
そしていまは「死語になりそうな言葉」
すべては30回をめどに書いている

今日の死語になりそうな言葉は
「慎み深い」
チャコちゃん先生が仕事を始めたころは先輩の中にも
慎み深い人が大勢いた
きちんと自己主張をしていてもその表現の仕方に慎み深さを感じたものだ
そういう大人がいっぱいいた

バリバリ男と肩を並べて仕事をこなしていても
慎み深さが鋭さを柔らかくカバーしていた
慎み深い人は心の奥深くに大きな愛があった


本屋に立ち寄ったら桜井なにがしかの本が目に付いた
彼女いつもカバー写真ではきものを着てばっちりメイクに髪型だ
美しい人
内容の硬派をきものを着ることで慎み深さを演出しているのかと
つくづく手に取って見つめた
もちろん購入はしない

死語になりそうな言葉もう少し続けます
コメント
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