チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

単衣を着始めました

2014年05月09日 11時21分38秒 | 日記
さすがに今朝は袷の着物を羽織ろうと肩にかけたら
體中が拒否
イヤダイヤダという

それで居敷当てがたっぷり付いた単の着物
素材が捻金なので普通の単衣よりチョット分厚い
それでも袷より軽い

長襦袢も単衣?と思ったが夕方は気温が下がるというニュースが在り
長襦袢も帯も袷用をあわせる

こういうことが面倒だと思う方も多いようだ
一方で細かい選び方が楽しいという方もいらっしゃる

ドウモ着物の楽しみはややこしい方が楽しみを満喫するのかもしれない
其れがきものを着る醍醐味なのかも

そう捻金ノ生地はどんな物かと云えば
普通の絹糸に金の糸を絡ましている
金の糸と云えばエジプトでは紀元3000年くらい前から行っていた技
日本にいつ頃渡ってきたかと云えば
室町時代という人もいるし
卑弥呼の時代という方もいる

学者は裏付けをとって慎重に発表するが
素人はイメージで時代を決めつけてしまう
其の方が夢が広がり面白いのだが
学者にとっては特に科学者にとっては受難の時代だな
と思ったりもする

チャコちゃん先生は中庸
想像でこうらしいと言い切るときもあるが
現実に自分の足で手で耳で目で確かめたことしか書かない場合も多い

衣替えのこときちんと調べたからこそ
5月⒌日の立夏を単衣に移行する日にちとして意識したい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする