梅雨に入った
平均の入梅日時は11日だそうだが
今年はチョット早いのか
稲科の植物の成長の著しい芒種
この日に梅雨入りはできすぎ
ここまで来ると堂々と単の着物に手を通すが
最近はもうこの日あたりから
絽紬や絽縮緬の出番が多くなる
絽紬はともかく
絽縮緬は水に弱い
絽縮緬の糸は強く強くよりを掛けた糸を使う
その縒りを掛けるとき水を当てながら掛ける
そう言う性質なので
着物に完成されてもチョットでも水がかかると
「これは仕事をしなければ」
とばかり一気に縮む
着ている方はたまったもんではない
でもなぜこの絽縮緬が梅雨の最中に着る素材として存在しているのだろう
と
いつも不思議に思う
昔はと言っても昭和の初期の頃までは
梅雨の晴れ間
梅雨明け直ぐぐらいの衣裳としていたらしい
さらに
木綿浴衣を身につけない階級の女性達が
縮緬浴衣として手を通していたという
明らかに絽縮緬とわかる縮緬浴衣を着て
縁側で涼をとっている日本画を見たことがあるが
(今作者を失念)
なかなか色っぽい
庶民的ではない
浴衣が木綿や麻だけだと思っている現代人に是非真似してほしい
縮緬浴衣
平均の入梅日時は11日だそうだが
今年はチョット早いのか
稲科の植物の成長の著しい芒種
この日に梅雨入りはできすぎ
ここまで来ると堂々と単の着物に手を通すが
最近はもうこの日あたりから
絽紬や絽縮緬の出番が多くなる
絽紬はともかく
絽縮緬は水に弱い
絽縮緬の糸は強く強くよりを掛けた糸を使う
その縒りを掛けるとき水を当てながら掛ける
そう言う性質なので
着物に完成されてもチョットでも水がかかると
「これは仕事をしなければ」
とばかり一気に縮む
着ている方はたまったもんではない
でもなぜこの絽縮緬が梅雨の最中に着る素材として存在しているのだろう
と
いつも不思議に思う
昔はと言っても昭和の初期の頃までは
梅雨の晴れ間
梅雨明け直ぐぐらいの衣裳としていたらしい
さらに
木綿浴衣を身につけない階級の女性達が
縮緬浴衣として手を通していたという
明らかに絽縮緬とわかる縮緬浴衣を着て
縁側で涼をとっている日本画を見たことがあるが
(今作者を失念)
なかなか色っぽい
庶民的ではない
浴衣が木綿や麻だけだと思っている現代人に是非真似してほしい
縮緬浴衣