チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

お正月休み

2018年01月04日 11時12分45秒 | 日記
必死になっておせちを作っていた30年間
考えたら味はすべて母の味
姑の味ではなかった

しかし私の味もだせない
幼いころの舌の感覚というのは一生消えないのだと思う

明け方暗いうちから起きて家族全員で初詣(これが遠い、そして寒い)
父の習慣なのでみんな家長に従う
かえってお屠蘇を頂き
晴れ着に着替え挨拶を受ける
私達子供は羽子板付きや凧揚げ
夜はみんなでカルタ取り(百人一首)

私はずるいので姉兄の「おはこ」を必死で覚えて
ピーーンと指で弾く
悔しがる姉や兄の顔が面白かった
どうせ何枚も取れないのだからそれだけ取っておしまい

結婚したあとも10年位はカルタ取りで遊んだ
負けず嫌いの夫は私より取った枚数が少ないとご機嫌が悪いので
私は詠み人に回る
お陰で今でも百人一首は暗記できている

ここのところのお正月休みは
専ら年賀状書きとテレヴィ三昧
時代は確実に変わってしまった

朝寝してごろごろするのが正月休みになってしまった
コメント
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