チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

日比文化交流

2018年01月12日 16時55分06秒 | 日記
この春セブ島に行くことになった
日比文化交流
シンセサイザーの作曲者伊藤詳さんが総監督
主宰はアレグリア市

彼はアジアの恵まれない地方に行き井戸掘りのボランティア活動している
その彼がセブ島のアレグリアに行きスッカリその地に見せられて「町興し」に加担するようになった

彼の妻は古ぎれ絵作家の伊藤朱さん美しい人

詳さんが日本のあちこちの街で演奏旅行をしながら好きな焼き物の古伊万里や鍋島を買っていた
ある時店の奥の方で悲しい波動が出ているので歩ををすすめるとそこには古い着物や帯が積み重ねられてあった

広げて見ると素晴らしい刺繍の帯や美しい友禅の着物
それらを作った職人の悲しみだったかと思い全部買ってしまったという

家に帰り朱さんがそれをみて
「きれいな布を切りあわせて何か別のものに生まれ変わらせたい」
そして古ぎれ」繪なるものを創作した

初めてその作品を友人の家で見たとき
「布が喜んでいる感じがするわ」
と感想を述べたらふたりともに涙を流してチャコちゃん先生の言葉に喜んでくれた

それ以来のおつきあい
新しい作品ができるとお宅に伺う
布の時代考証だ
詳さんが作る料理がまた美味しくいつの間にか「チャコちゃん先生の専属シェフ」となった(笑)

その詳さんが
「子どもたちの目が綺麗、町の人の優しさが心地よい」
と惚れたまちアレグリア

着物を通して存分に日本の良さをアッピールしたいと思う

ご一緒しませんか?

コメント
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