本日チャこちゃん先生が講師の「和文化継承家養成講座」第二期が終了
敗戦を9歳で迎えたチャ子ちゃん先生、戦前、戦中、戦後という風を身に受けている
しかし明治時代の親は幼い子には世の中の動きは教えない
小学校に上がるまでは蝶よ花よとお姫様のごとく扱われたが、小学校も二年生になると「畳のヘリは踏むな、目上の人にきちんと挨拶せよ、頭はこうして下げるものだ、父親が箸をつけるまでは食べてはいけない、兄の部屋にはみだりに入らない」などなど縛りが多くなり、姉にまで行儀作法を強制されるようになった
一つ嬉しいのは私を外して夜の団らんをしていた中に入れてもらえるようになったこと
大人の話は分からないことも多いけど、その話の輪にいるということだけが何か嬉しい
それでも時間が来ると「さあヒサちゃんはお眠の時間です」といわれ、これからもっと楽しそうなのに輪から外される
それでも今でも耳に残っている言葉がずいぶんある
というより今頃新たにおもだす
小さい時のしつけはその人が大きくなって生きて行く
日本人の子育てというのは「待つ」ということが基本だったのかもしれない
そういう教育を受けたことに感謝して
少しずつ思い出しながらいいことは伝えていきたい
それが「和文化継承家養成講座」