チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 416

2021年03月15日 10時00分49秒 | 日記

着物を着る必要のある人

気分転換に着物を着る人

自分自身を変えるために着物を着る人

冠婚葬祭だから着物を着る人

洋服の延長で着物を着る人

着物が好きで着る人

 

着物を着る人にはいろんな目的がある

その目的によって着物選びが決まり、着方も決まる

人それぞれ目的があるのできものを着る人にとやかく言う気持ちはチャ子ちゃん先生にはさらさらない

 

長年着物を着て過ごしていると着物を着ることの意味がいろんな方向から見えてくるので面白い

昨日も友人と語り合ったが、私たちの世代はとても中途半端だ思うーーと

大人たちは敗戦の立て直しで真剣に生きていて、私たち子どもは親の手伝いをした子たちは立派な大人になっていったが、子供は子供らしくしていなさいという余裕のある家庭の子は、甘く育ったと思う。大人たちは自分が子供時代の時の豊かさが、この子たちにはない不憫だな。という思いがあったのだと思う。だから甘く接してくれる

それに乗じて大人になり切れずに大人になってしまったのが、私たちの年代であろう――と

 

気が付いた時は先輩はみんな大人。何をしても先輩には追い付かないし、甘いままに背丈は伸び、いっちょまいに社会人になっていく。しかし先輩たちのような颯爽とした生き方はできない。大人の女たちを一歩引いた感覚で眺めていた世代が、私達だ

 

そういう意味でも与えられた着物の着方を踏襲している

若い時に少し跳ね上がった着方をしても見たが、美しさとはややオールドということもわかった

今いろんな着物の着方があふれている一方、着方を型にはめて、やかましく言う人も多いらしい。そういう人を「着物警察」というのだと若い知人が教えてくれた

 

ドンナ着方ををしようが人それぞれだが、その人の品位が落ちる着方は残念と感じる。それとやはり町は美しい方がいい。卒業の若き人々の着物姿を眺めていていろんな思いが込み上げてきた

コメント
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