「帯花」
聞いたことがないかもしれない
アートフラワーデザイナーの嶋田恵子さんが創作した新しい花の姿「帯花」
近年「帯」捨てられていたり、投げ売りされていたり、そういう現状の中で嶋田恵子さんは、「ここまで手が込んでいて美しい帯が可哀そう、何とかしなければ」と心いためていた
この帯の命を輝かせるにはどうしたらいいかと、用済みになっている帯を手にして考えた結果
アートフラワーの花瓶にしようと思いついた。美術品の帯を濡らすわけにはいかず、アートフラワーと組めば双方が輝く。そして出来上がったのが「帯花」
その出来上がりの優雅さにほれ込んだ築地の丸山海苔の社長さんが、早速「帯花」のコーナーを作りそこに華々しく設置されている
帯もうれしそうだし花も生き生きしている
アートフラワーというのは生花ではないので、生花の持つエネルギーはない、しかし恵子さんのいけるアートフラワーは生きている花と同じに見えてしまうことが多く、恵子さんの作った花を差し上げると毎日水を注いでしまう人が多い。挙句の果てに5年も10年も処分をしていなくて、久しぶりにうかがうと、まだ恵子さんの創作花が飾られていて、苦笑する。そのためまた新しい花を贈るので、古い方は始末してくださいね、と言って新しい花を送ると、古いのも一緒に飾っている。
事程左様に彼女の花には人を元気にするエネルギーがあるようだ
それを聞くと
「飾ってくださる方が幸せになるようにという祈りを込めて作っているからかなあ」と笑う
その言葉を聞いてチャ子ちゃん先生は送る相手の情報をできるだけ詳しく恵子さんに伝える。そうするとますますその花のエネルギーが高まっているのを感じる
すごい人だと思う
「皆さんが処分してくれないので、ビジネス的にはよくないけどね」って
「そうよね」
この度は「帯花」という新しい創作花が考案され、帯をどうしようかと思っている方がたの救い主っともなっている
今日の「YouTube」は恵子さんの仕事場に行き、帯花つくりを拝見する、ぜひいらしてくださいね