日本人の思考って他の国の人と違う
どこが違うのかということを人の会話をよく聞いているとわかってくる
昨日は超贅沢な世界にいた知人が、ある時
「これでは本当の人生をを歩んでいることにならない、いただいた命の無駄遣いをしている、申し訳ない」
とにわかに発奮して、贅沢な世界を捨て、身障者介護の資格を取り、お金がなくても清く明るく生きている人たちと交わり始めた
「世間知らずだったと思う」
体に不備があっても一日を大事に生きて、なおかつその時間を支えてくれる人に感謝の気持ちをしっかりと心からえられ伝えられる人々がいることに驚いたという
見えない目を手や風のおと、言葉のニュアンスで、色や形を想像し、それを言葉にすると、まさしくその通りなので驚くとも
何でも手に入り、思うままの生活が出来ていても、そこには
「人よりいい生活をしているという傲慢さしかなかった感じがする」
あえて言えば貧乏人を軽蔑していたとも
「友達が出来たのよ」
「おおぜいいたでしょう?おともだち」
「いいえ知人だわね、友達ではない」
友達はお互いを認め合って、支え合い、思い合うもの、そこにお互いの認識が重なって喜び合うもの、それが友達だと位置付けていた
「今日もあなたに会えてよかったわ」
「今日もあなたが元気そうで嬉しいわ」
「少ないけど分け合っていただきましょう?」
こんな言葉自分がいた世界では聞いたことがないと言って笑っている
綺麗にゴージャスに着飾っていたけどどこか冷たい風が吹いていたようにも思う。自分がいかに幸せかを吹聴していただけかもしれないと
そういえば日本人の幸せ感は超富豪と超貧乏の人以外は、毎日幸せを感じているという統計がある。日本人は喜び方が上手な民族だと、ドイツの学者がつぶやいているのを聞いたことがある