「お金なんか要らない!」
とチャ子ちゃん先生は思う癖がある
しかしこの世はお金なくしては一日も暮らせない
その現状にありながらお金儲けがまるっきりできない
つまり原価計算ができない
よくも36期も株式会社を続けてこられたものだ。一重にスタッフのおかげであった。と今更感謝しているが
さて
「ただほど怖いものはない」
という言葉もある
現実に着物の着付けをただで教えます。その裏に高い着物を買わせる商法(問屋などで売れ残りの見切り品)がはやり、それが蔓延して着物業界は自ら沈没していった
真面目な呉服屋は苦しかった
義を持つ問屋も苦しかった
何より職人の手仕事が見放されていった
この三つはすべての業界に通じたこと、そして今がある
誰かが
「お金はエネルギー」
と言い始めた
エネルギーの交換があって初めて循環経済が成り立つ
生産、分配、消費のエネルギーの循環、これがうまく回ればみんなが潤うし、成長もできる
ただとか無料で何かを配るのは、相手とのエネルギーの交換を拒否するもので、双方の進化も妨げていく
与えたほうと受け取った側の上下関係が出来てくる
双方が対等にならない限り、そこに平等という平和は生まれない
無料という誘惑に私達は自由や自立を失っているのかもしれない
また「もの」に対しての「禮」も失っているのかもしれない
「お金で何でも買える」
「お金でどんな人も動かせる」
「お金を持っていると尊敬される」
「お金の力で権力が買える」
この束縛から離れたとき
お金が本来の輝きを持つのだろう
しかしもう間もなくお金のいらない世界が来る
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