チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 258

2019年11月13日 09時26分35秒 | 日記
本日から急激に気温が下がるようだ
昨日〔12日)は全国の神社が一斉に午後三時に大祓を行った
14日の大嘗祭に向けて国民の幸せと儀式が滞り無く行われることを願ってのこと
その大祓のせいか空気が一新された感じがする
昨日はパワフルな満月でもあった
 
そのパワーあふれる夜長年の友人川邉サチコの出版記念パーテイでもあった
一斉を風靡したモデルさんやフアッション関係の方々のお集まりで大盛況。その中で元モデルさんがご自分で刺繍をしたという帯を締めていらして感動した
ライトを浴びた人たちはやはりどことなく華やかで垢抜けている
そういう中で着物を着たご婦人も何人かいたけど、世界に君臨した洋服界の人々の何気ない洋服のスタイルにオサレ気味
華やぎというのは、華やいだ場所に身をおいた経験が絶対必要。そして自分自身の姿に自身を持つことだとなのだとつくづく想う夜であった
 
着物は華やかだからとそれだけに任せていてもうちからの華やぎは出てこない
自ら笑顔で挨拶しまくりというのもいい
 
会場が内幸町だったので家を出るときから今夜は帝国ホテルでストルガノフを食するぞと固く心に決めて会場に入り、水も飲まずもちろん立食の料理にも手を付けず早めに失礼して姪の娘と帝国ホテルに入った。意気揚々と「ストルガノフイッチョウ」と勇躍注文、「いまメニューにございません」ときた「ありゃー」どうして作らないのか美味しかったのにとつべこべつべこべ、姪娘は「ひさこおばちゃんもう諦めて別のを注文ね」と諭す
こういう時サチコさんだったら「でよう」と言って出てしまうが、着物を着たチャコちゃん先生は少し気取りあってそれができない。仕方がないので似たようなハンバーグを注文。これがなかなか逸品だった
 
着物を着ているとナプキンをたくさん持ってくる。汚されたらかなわないという思いが相手側にあるようだ
こういう時日本手拭が一番いい。しかも長いので襟元から当てても膝までガードしてくれる、いざというときにはお買い物したものを入れる袋にも変身ういやつ。
 
 
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