中途半端なブス子ちゃんより妖怪のようなブス子ちゃんのほうが美しいと感じてしまう
いろんなお顔が一気に見られるようになったスマホ
本当に美しい根っからの美人。生まれたときからきれい、という人のほうがネットでは存在感が薄く、メイク上手が目をみはるように美しいと思ったりする
テレビに出る女優さんたちもほとんど顔が一緒
男の子はみんなかわいこちゃん
美醜なんて言葉は何処に使うのだろうと思う
いま大嘗祭の本づくりで毎日一行でも文字を書いているのだが、古事記をよく読みこなさないと書けないので岩波文庫の手垢の滲んだ古事記をめくっている
その時「醜女」という文字にぶっつかり、この時代の醜女というのは妖怪のような顔が崩れた女を指すのだろうか、そうしたら怖いなあと肩をすくめて読んでいるが、ちょっと休憩してテレビやFBなどを開けると今は醜女はいないのだなと感じる
その代わり思いっきりブス子ちゃんがいてそれはそれで個性がありその人らしいメイクで可愛くなっている
整形をしたり、いまは肝細胞とかの注射をすると一気に小顔になり可愛く若返るそうだ
素の元の顔はもうわからない
顔は内面を表すと言うけど顔から判断するのは難しい世の中になっている
曲がったきゅうりより真っすぐ伸びたきゅうりを好めばやはり農薬や化学肥料が必要になる
ブス子ちゃんたちのメイクや整形も野菜の農薬や化学肥料と同じで、一生それを続けることが必要となる
素のままが美しいと思える世界がやってくるのだろうか
赤穂のアンジュさんの素のままの笑顔が清らかで美しく惚れ惚れした
お化粧をしている自分がチト恥ずかしかったな
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